浅草界隈

スカイツリーの営業も順調なようで、
建設中から撮った役目もすでに終わり。
気ままに見たり聞いたり思ったりを綴ります。

戦争と平和

2017-02-11 12:19:49 | 日記
祝日法が改正されて、
祝日や祭日がそれまでの決まりきった日で無く、
第二月曜とかに変わりました。
春分の日や秋分の日とともに変わらないのが建国記念の日。
若い同僚に
『2月11日は、昔はなんて言ったんでしたっけ?』
と尋ねられ
『紀元節ですよ。
初代天皇が即位した日?細かいことは知らないけれど』

紀元節とか、天皇とか言う言葉がでると
どうしても戦争という言葉が頭をよぎるようです。
軍歌を歌いたがる人がいるかと思えば
『戦争はいかん!』と、口癖のようにおっしゃる方もいらっしゃいます。
『そうね、戦争は良くないですよね、
今は平和で良いですね。
こんな日がずっと続いてほしいです。』
20世紀末の頃、
『第二次世界大戦前の空気に似てきている』と
戦争体験をした方が話すのを聞いて
そうならないようにしなければね、と言ったことを思い出します。
そうならないように自分なりに努力してきたつもりですが、
最近の日本は、どんどんどんどん
恐ろしい時代になってきているのかな、と感じます。
日本というより、世界全体が
戦争をしたがる人たちで牛耳られているように感じるのは
私だけでしょうか?

そんなとき、吉永小百合さんが
「戦争反対を言えない空気」に危機感を感じていると知りました。
吉永さんも若い頃お母様に『戦争反対できなかったの?』と
質問したことがあるそうです。
私も子供の頃、同じ質問をし、
『出来なかった、言える状況ではなかった』といわれ、
私は断固反対するわよ!と言ったことを覚えています。
しかし、不穏な空気が20年も続き、
そして、あり地獄のようにもがいても、もがいても
嫌な時代に引きずり込まれそうな
今、自分は何をすべきか、
身近な人たちにこんな思いを伝えることしか出来ないのでしょうか。

『戦争は嫌だ、と。』