~短い一日、空にっき~

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2008年08月16日 10時09分26秒 | 航空記事
G8議長サミットで政府専用機使用 議長の国内移動では初

9月1、2の両日、広島市で開かれるG8(主要8カ国)下院議長会議の際、河野洋平衆院議長ら各国議長の国内輸送の手段として政府専用機を使用することが14日、分かった。天皇、皇后両陛下や首相の海外訪問で主として利用される政府専用機を議長が国内移動で使用するのは初めて。原油高による燃費高騰のあおりで、政府専用機を運用する航空自衛隊が燃料節減を進める中、行政経費のかさむ今回の使用には疑問の声も上がっている。

 G8下院議長会議は、毎年行われるサミット(主要国首脳会議)関連行事の一つ。9月1日に東京で河野議長主催昼食会、天皇陛下拝謁を行った後、河野氏ら各国議長を乗せて政府専用機で広島へ移動し、会議終了後の3日に再び議長らを乗せて帰京する。

 政府専用機は、空自が運航する客席約150席のボーイング社製ジャンボ(747)機で計2機。利用の際には通常、危機管理上の理由で乗務員だけを乗せたもう一機を同時運航する。また、同一経路を飛行する事前確認訓練を一機が実施する。

 空自によると、東京-広島間の往復の燃費は約465万円かかるため、事前確認の465万円に、会議当日に2機がそれぞれ1往復した場合の経費を単純に合計すれば、計1395万円かかる計算だ。

 一方、民間航空会社によると、110人が搭乗できる民間機を3日間チャーターした場合の費用は最大でも約1000万円。隊員の人件費や空港使用経費などを含めると民間機に比べかなり割高になる。

 衆院事務局は民間チャーター機や定期便の使用も検討したが、あえて政府専用機を使用する理由について「河野議長の決定による」(国際会議課)としか説明していない。

 議長による政府専用機の使用は、国賓などの輸送を定めた自衛隊法上問題はなく、防衛相の許可があれば使用できる。ただ、国内輸送に政府専用機が使われたのは過去9回だけで、両陛下、首相の利用に限られてきた。

 今回、政府専用機の運航費用はすべて空自予算で賄われるため、各国議長の搭乗代も空自持ちだ。空自は平成20年度予算に438億円の燃料費を計上しているが、燃費高騰の影響で、基地と訓練空域間の飛行速度を抑えるなどの節約に取り組んでいる。政府関係者の一人は「空自が訓練時間の短縮に悩まされている実態を河野議長は知らないようだ」と語っている。

帰国ラッシュ 海外満喫、5万7千人笑顔で成田に

お盆休みを海外で過ごした旅行客の帰国ラッシュが17日、成田国際空港でピークを迎えた。到着ロビーは朝から大きなお土産袋を提げた家族連れやサーフボードを抱えた若者らでごった返した。

 成田空港会社によると、予約を基にしたこの日の帰国者数は約5万7000人。

 家族3人で約1週間のハワイ旅行から帰国した宇都宮市の会社員、田村宏さん(41)は「息子の楽しそうな顔が見られて良かった。明日から仕事なので、早く寝て時差ぼけを直さないと」と、日焼けした顔で帰路についた。


全日空機からオイル漏れ、宮崎空港滑走路を一時閉鎖

16日午前10時45分ごろ、宮崎市の宮崎空港で、大阪・伊丹発の全日空503便(エアバス320型)からオイルが漏れているのが見つかった。

 国土交通省宮崎空港事務所が滑走路を約1時間45分間閉鎖し、オイルを除去した。

 このため3便が欠航。羽田発宮崎行き全日空機など9便が最大2時間5分遅れて、航空各社などによると、Uターン客ら計約3000人に影響が出た。

 同事務所によると、オイルは約10平方メートルの範囲で漏れていた。

関空で車輪トラブル、滑走路一時閉鎖

16日午後4時15分ごろ、ソウル発のアシアナ航空114便(エアバスA330-300型機、乗客275人、乗員14人)が関西空港第1滑走路に着陸直前、前輪の操舵が効かないとの表示が計器に表示された。着陸後、舵が切れなかったため、滑走路上で停止。牽引(けんいん)車で駐機場に移動させた。
 このトラブルで第1滑走路は同4時42分から閉鎖。滑走路点検の後、約30分後に再開させた。関西国際空港会社によると、滑走路閉鎖で出発便2便に4分と6分の遅れが出た。
 同航空で原因を調べている。

アメリカン航空・BAなど航空3社、欧米当局に反トラスト法免除申請へ=FT

英フィナンシャル・タイムズ電子版によると、米AMR<AMR.N>傘下のアメリカン航空、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)<BAY.L>、スペインのイベリア航空<IBLA.MC>の3社は14日、大西洋横断便での合弁事業立ち上げのため、反トラスト法の適用免除を欧米管理当局に申請する。
 申請が認められれば、3社は大西洋横断便における利益や収入を共有し、運航能力の調整やネットワーク、運賃や販売といった面で提携するという。
 ロイターは前週、BAがアメリカン航空との提携について、米当局に反トラスト法の適用免除申請が可能と指摘したと報じた。
 同3社の提携に対しては、競争原理を損なうとして、同業他社から強い反発が寄せられている。アメリカン航空とBAは、過去にも2度、反トラスト法の免除申請を行ったが、失敗している。
 同3社は、米当局に対して、米国と欧州連合(EU)との間で結ばれた「オープンスカイ協定」により、「競争環境は変化した」と主張すると見られている。
 3月から発効している同協定により、欧米のどの都市からも離発着便の就航が可能となった。
 イベリア航空との合併交渉を進めているBAは4月に、アメリカン航空と提携について交渉していることを明らかにした。

ボーイングが設計変更=ボルト部分、脱落しにくく-那覇の中華航空機事故で

那覇空港で昨年8月、中華航空のボーイング737-800型機が炎上した事故を受け、米ボーイング社は15日までに、事故機と同系列機の可動翼駆動部に使用しているボルト部分の設計変更を行った。事故後新たに製作した機体から改良品を使用。既存機については改修手順などを詰め、保有する航空会社にボルト部分の交換を指示する。
 中華航空機事故では、「スラット」と呼ばれる主翼前縁部にある可動翼を動かすアームの穴に差し込まれたボルト部分が脱落し、隣接する燃料タンクの壁を突き破ったため、燃料が漏れて出火したとみられている。
 事故機のボルト部分は、ワッシャー(座金)など3つの部品が欠落。末端にナットは取り付けられていたが、ナットの外径はアームの穴より小さく、座金がなければ脱落する可能性が高い構造になっていた。
 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、ボルト部分の座金などの欠落について、ボ社の製造段階と中華航空の整備時のどちらに原因があるかに注目し、調査を進めている。ただ、ナットがアームの穴より大きければ、座金がなくてもボルト部分は脱落しなかったとみられている。このため、ボ社はナットの外径を大きくし、脱落防止用のピンを取り付ける設計変更を実施。ボルト部分が規定以外の方法で取り付けられても脱落しにくい構造にするよう準備を進めていた。 

韓国の大韓航空、第2四半期は原油高で5年ぶり営業赤字

韓国の大韓航空<003490.KS>が14日発表した第2・四半期(4─6月)決算は、5年ぶりに営業赤字に転落した。原油価格の上昇と需要減が響いた。
 アナリストは、同社の下期の見通しについて、最近の原油・燃料価格の下落の恩恵を受けると予想されるが、ウォン安と世界経済の低迷が引き続き圧迫要因になる、とみている。
 第2・四半期決算の営業損失は、1164億ウォン(1億1200万ドル)。ロイターがまとめた8人のアナリストの予想平均1667億ウォンよりも少なかった。
 営業赤字へとなったのは、重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行でアジアの航空会社が打撃を受けた2003年第2・四半期以来。
 前年同期は754億ウォンの営業黒字、前四半期は196億ウォンの営業黒字だった。
 ジェット燃料価格 は、年初から7月末までに40%上昇した。

世界の航空会社ランキング、シンガポール航空が2年連続で総合トップ

英国に本拠をおくコンサルタント会社スカイトラックスの年間調査で、シンガポール航空が2年連続して利用者から最も好評を得た航空会社に選ばれた。
 調査は1500万人以上の航空機利用者を対象に、サービス、機内娯楽、空港ラウンジなどについてアンケート形式で実施された。
 シンガポール航空は、エアバスA380型機を世界で初めて運航しており、ビジネスクラスについても最高の評価を獲得した。
 総合評価の第2位はキャセイ・パシフィックで、以下、オーストラリアのカンタス航空、タイ国際航空、韓国のアシアナ航空となった。アシアナ航空は昨年の12位から大きく飛躍した。

<日航機墜落>事故から23年…遺族ら慰霊の登山

520人が犠牲になった85年の日本航空ジャンボ機墜落事故から23年を迎えた12日、事故現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」には早朝から遺族らが慰霊登山に訪れた。墓標に花を供え、安全への祈りをささげた。

今年4月、尾根に続く村道が土砂崩れで通行止めとなり、一時は慰霊登山の実施が危ぶまれた。土砂崩れ現場を仮歩道で迂回(うかい)し、前後をバスで乗り継ぐことで、登山にこぎ着けた。

 事故で娘2人を亡くした堺市の山岡清子さん(61)は「少し雨が降っていたので心配したが登山できてほっとした」。2人が好きだった果物などを携え、晴れ上がった尾根に向かった。

 日航によると、今年の慰霊登山者は正午現在で64家族223人。

 ふもとの「慰霊の園」では同日夕、追悼慰霊式が営まれる。群馬県知事として初めて大澤正明知事が参列し、事故が起きた午後6時56分に合わせ、520本のろうそくに灯をともし、冥福を祈る。

<全日空機>エンジン異常で福島に緊急着陸 仙台行き

10日午後3時15分ごろ、中部国際空港発仙台空港行き全日空1807便(フォッカー50型機)が福島、栃木の県境上空で、左右1基ずつあるエンジンのうち左翼側エンジンの油圧低下を示すランプが点灯したため左エンジンを停止した。同機は右側のプロペラだけで飛行し、約35分後に福島空港に緊急着陸した。乗客乗員57人にけがはなかった。

 全日空によると、片側だけでも飛行に支障はないという。同機は10日午後1時55分に中部国際空港を離陸した。乗客はバスやタクシーなどで仙台市に向かった。

宮崎空港 落雷で滑走路に穴…一時閉鎖に

8日午後0時半ごろ宮崎市の宮崎空港に落雷、滑走路中央付近に二つの穴が開いたため空港は約1時間半閉鎖され15便が欠航した。日本航空の大阪発宮崎行きなど3便が鹿児島空港に着陸した。

 穴は直径約60~70センチで深さは約12センチと6センチ。滑走路は応急処置をし、同夜以降、本格的な補修工事をする。

 宮崎地方気象台によると、落雷当時、宮崎市内には大雨、雷注意報が発令されていた。



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