~短い一日、空にっき~

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2007年12月09日 21時10分16秒 | 航空記事
NHKチャーターのヘリ墜落、機長が死亡・整備長は重傷

9日午前10時50分ごろ、静岡市葵区諏訪の静岡ヘリポートから南西約500メートルの遊水池に、オールニッポンヘリコプター(東京都江東区)所属のヘリコプターが墜落した。

 機長の小宮義明さん(57)(神奈川県相模原市東淵野辺)が死亡、整備長の亀山幸代さん(33)(同県茅ヶ崎市南湖)が重傷を負った。

 静岡中央署が事故原因を調べている。国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は調査官3人を派遣し、10日朝から事故原因を調査する。

 同社などによると、墜落したのはユーロコプター社製のEC135T2型機。同社はNHKの取材用ヘリを運航しており、墜落したヘリは普段、NHK新潟放送局の取材にあたっていた。この日は大阪で年1回の耐空検査を受けるため、午前10時に東京ヘリポートを出発。途中、静岡へリポートで給油することになっていた。

<ヘリ墜落>2人乗り、静岡市の池に 機長死亡、整備長重傷

9日午前10時53分ごろ、静岡市葵区流通センターの西約110メートルの遊水池に、オールニッポンヘリコプター(東京都江東区)所属のNHK取材用ヘリが墜落した。乗員2人のうち、機長の神奈川県相模原市東淵野辺4、小宮義明さん(57)が全身を強く打つなどして死亡した。整備士の同県茅ケ崎市南湖3、亀山幸代さん(33)は重傷。

 静岡県警静岡中央署などによると、ヘリはドイツ・ユーロコプター社製のEC135T2型。同日午前10時ごろ、伊丹空港に向けて東京ヘリポート(東京都江東区)を離陸し、給油のため、静岡ヘリポートに午前10時45分に着陸する予定だった。

 事故の約10分前に、亀山整備士から会社に「(機体の方向を制御する)ラダーペダルの調子が悪いので、着陸が乱れるかもしれない」と携帯電話で連絡があったという。その後、同ヘリポートの南西約540メートルの地点で墜落した。

 NHKによると、同機は新潟放送局で取材用に使っているヘリで、この日は年1回の点検のために移動中だったという。

 目撃者の話などによると、ヘリはキーンという異音をさせながら上空50メートルくらいから機体が数回転し、墜落したという。

 国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は同日、調査官3人を現地に派遣。10日朝から詳しい事故原因を調べる。

「離陸前点検、異常なし」ヘリ墜落で運航会社が会見

静岡市のヘリコプター墜落事故で、ヘリを運行するオールニッポンヘリコプターの日高誠一郎社長らが9日、東京都江東区の本社で記者会見し、東京ヘリポート離陸前の点検では異常がなかったことを明らかにした。

 同社によると、同機は同日午前9時58分に東京ヘリポートを離陸、静岡で給油した後、定期的な耐空検査を受けるため大阪に向かうことになっていた。

 ヘリは墜落直前、機体後部の羽根の角度をコントロールするラダーの調子が悪いことを静岡ヘリポートに連絡していたが、離陸直前に行った点検ではラダーも含めて異常はなかったという。

 会見に同席した安藤三夫乗員部部長は、「たとえラダーに不具合が起きても着陸は可能で、そうした訓練も積んでいる。なぜ『旋回きりもみ状態』になったのかわからない」と話した。

 死亡した操縦士の小宮義明さん(57)は飛行時間5737時間の経験があり、操縦士として20年以上にわたりニュース報道に携わってきた超ベテラン操縦士だった。日高社長は「日ごろから安全運行に努めてきたが、このような事故を起こし申し訳ない」と謝罪した。


機内に異臭で引き返す=米子発の全日空機

7日午前9時半ごろ、鳥取県の米子空港を出発した羽田行き全日空814便エアバスA320-200型機の客室内に霧のようなものが漂い、異臭が発生した。このため同機は米子空港へ引き返し、同9時37分、緊急着陸した。乗客乗員151人にけがはなかった。
 国土交通省や同社によると、同機は同9時22分、米子空港を離陸。約3分後に霧のようなものと異臭が発生した。火災の発生はなく、着陸時までには異常はなくなった。 

<羽田空港>工事車両がANA機目前を横切る 業者を処分

羽田空港で今年10月、誘導路の舗装をするために移動中の工事車両が、地上走行していたソウル発羽田行き全日空(ANA)1294便の目前を横切るトラブルがあった。工事を発注した国土交通省関東地方整備局は6日、安全管理を怠ったとして工事を請け負った東亜道路工業(東京都港区)を08年1月5日まで1カ月間の指名停止とした。工事車両が航空機を止めたことで指名停止処分を受けるのは異例。

 関東地方整備局などによると、トラブルは10月16日午後10時20分ごろ発生した。ANA機が駐機場に向けて誘導路を走行中、工事車両4~5台が誘導路の横断レーンを横切ったため、17分間足止めされたという。工事車両側の確認ミスとみられる。

日本の空の自由化、EUが要請

日本とEU(欧州連合)両政府がビジネス環境の改善について議論する日・EU規制改革対話で、双方が要請する規制改革の提案書概要が4日、明らかになった。EUは18日に都内で開く東京会合で、日本がEU諸国と2国間で結んでいる航空協定の改正を要請してくる見通しだ。日本との間で航空自由化(オープンスカイ)協定を締結し、航空市場の完全自由化をめざす狙いだ。
 オープンスカイ協定が結べれば、路線や料金の自由化で航空会社間の競争が促進され、運賃引き下げが期待できる。ただ、外交筋は「2国間協定の改正にはEUとの意見調整がさらに必要」としており、オープンスカイ協定の議論も含めまだ時間がかかりそうだ。
 このほか、EU側は、民営化された日本郵政グループのゆうちょ銀行とかんぽ生命保険について、早期の株式公開を要求。国際郵便事業では、日本郵政が通関手続きの優遇措置を受けていることを指摘し、同じ競争条件への制度変更を求める考えだ。
 一方、日本側は環境規制の一部緩和やIT(情報技術)製品で多機能型の最新機器に関して、関税の引き下げなどを求める方針。東京会合はEU側の提案を中心に議論され、日本側提案は来年3月のブリュッセル会合で議論される。

ANAとJR東日本が営業分野で提携、鉄道と航空機の乗り換え円滑化

全日本空輸(ANA)<9202.T>と東日本旅客鉄道(JR東日本)<9020.T>は6日、営業面で包括提携すると正式発表した。JR東日本のICカード乗車券「スイカ」とANAの電子航空券の機能を備える提携カードを発行するなどして、鉄道と航空機の乗り継ぎをスムーズにして消費者の利便性を高めることなどが狙い。
 具体的には、ANAが提供するポイントサービス「マイル」からJR東日本の同「Suica(スイカ)ポイント」への交換や、両社の提携カード「ANA Suica カード」(仮称)の発行、両社のインターネットサイトにおける連携、両社旅行会員向けの商品販売での提携などとしている。
 JR東日本は、日本航空(JAL)<9205.T>とも同様の取り組みを進めているが、JALの西松遙社長は同日の定例会見席上で「(JR東日本との)協力関係で不足しているところがあるかもしれない」と語り、協力強化に向けた見直しを進めたい意向を示した。



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