栄光ゼミナールでは毎年夏休みに小学生は5年生６年生対象に泊り込みの合宿型授業「栄光の森」を行っています。私も今の教室に来る前は毎年6年生の合宿で指導していました。
普通の感覚ですと、泊まり込みしかも１日中の勉強は集中力が持続しないのでは？ と思いがちです。が、しかしこれが違うんです。実際に指導していて驚きました。同じクラスの友達と同じ部屋で寝起きを共にする、という普段と違う環境にいるからだと思いますが、4泊5日最後まで疲れる様子も無く集中してしかも楽しく学習し、遅くまで自習や質問で起きています。さらに早朝の高原散策にまで呼び起こされます。実際その場に居合わせないとわからない感覚です。
その合宿を通して生徒のみなさんに養われるものは多くあると思いますが、私の体験では以下の３つが大きなものとして上げられます。
①自信
これだけ多くの時間学習できたという達成感とともに、自分自身に対して大きな自信をつけることができます。
②向上心
同じくらいの学力を有する良きライバルと切磋琢磨しながら学習するので、無理の無いその日の目標が設定できて、意識を高めることができます。
③学力
集中した授業と徹底的に質問できる環境にあるため、普段気になっていた苦手な分野を克服する良い機会となり実行できます。
以上です。家でも合宿と同じくらい学習できそうなものですが、なかなかそういう訳にはいかないのが現状です。宿泊が気になる人は通学型の特訓授業もあります。いずれにしても受験生には、この夏一まわりも二まわりもビッグになって欲しい。
