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すき間学習の薦め

2013-07-04 10:40:59 | 中学受験

いろいろやることがたくさんあり、結果的に睡眠時間を削って学習に充ててしまう。という話をよく耳にします。またハード路線の塾ですと「四当五落」などと懐かしい言葉を引っ張り出して、親子をアジテイトしている講演をかつて聞いたことがあります。さらにその講演ではお風呂は毎日入らなくていいなどとのたまっていました。驚きです。

 中学入試では高校・大学入試と違い、問われている力が知識中心ではなく思考力中心です。右脳の働きをよくするためには睡眠不足は禁物です。ましてや育ちざかりのまだ体力がついていない11、12歳が目の周りにクマを作ってまで学習するなんて不健康極まりないことです。

 

 ではどのようにして限られた時間の中で量も質も問われる中学受験の学習を進めていけばよいのでしょうか? 当たり前の結論ですが、起きている時間を有効活用するしかありません。その一つとして「すき間学習」をお奨めします。特に知識を身に着ける学習としては最適です。

 その名の通りちょっとした時間を利用して学習するのですが、そのためにはそれように準備が必要で、教室では単語カードの活用を日ごろから紹介しています。暗記不十分な国語の知識(漢字、ことわざ、慣用句など)や理科社会の知識を日頃より単語カードに記録しておきます。その単語カードを普段常に持ち歩きちょっとした空き時間に見るようにするのです。ちりも積もれば山となる。特にこれから到来する夏休みは格好の季節です。そのためにも今のうちから単語カードに記録を残しておきましょう。 

 少し形態が違いますが、毎日お布団に入る前の何分かを利用してお母様と社会科の一問一答の問題を出し合い、苦手な社会を克服した例もあります。これもすき間学習の1つです。

 

あと3週間で夏休みです。いろいろ計画をたてて準備しておきましょう。

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