皆さ~ん、おはようございま~す!^^
今日も私の所は爽やかに晴れ渡っていますね。気持ちの良い朝になりました。
しかし話題は限りなく黒に近い灰色だろうか? ★暗いお話で済みません!
さて..今日の話題はタイトルにあるように今騒がれている『オリンパスの不適切な行為』についてです^^ 734億円で会社を買収したが、その後の決算で556億円の損失を計上している。不適切な行為の中には『税金逃れ』も入っているのではないかと心配になります。
お手盛りの調査をしたからなのだろうか、その後の社内調査では『不適切な行為』は無かったと結論を出している。その『不適切な行為』を指摘したのがウッドフォード元社長である。彼はこの問題を指摘後に解任されている。日本人なら『目をつぶる』行為も、外国人の経営者なら疑問を口に出すだろう。
どんなことが行われたのか徹底的に調査して、今後の役に立てて貰いたいものです。
まずはNHKニュースの概要を見て頂きましょう。素人が考えても『何か変!』だと感じる筈ですね。その後の『お手盛り調査』には、蒼蒼たる肩書のメンバーが顔を揃えているが、出した結論は『問題無し』なのに驚きます。今になって『出すべき資料』が出ていなかった為の結論だと言っているが...
私の解説より遥かにニュースの方が分かりやすいですね^^ 少し長いですが読んで下さい。そして読者自分が感じる疑問を確かめてみてくれませんか?
(引用始まり)
光学機器メーカー、オリンパスが行った巨額の企業買収を巡る問題で、先月解任されたオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長は、ロンドンでNHKの取材に応じました。ウッドフォード元社長は、一連の巨額の買収について「理解に苦しむ」と改めて疑問を呈しました。
イギリス人のウッドフォード元社長(51)はことし4月、オリンパスのヨーロッパ事業を統括する子会社の社長から抜てきされ社長に就任しました。しかし先月、「経営の進め方が独断的だ」などとして、就任から僅か半年で解任されました。ウッドフォード元社長は、社長に就任後、オリンパスが過去に行った4件の企業買収に疑問を持ち、独自にイギリスの監査法人に調査を依頼していました。その調査の中間報告では、オリンパスが3年前にイギリスの医療機器メーカーを2200億円で買収した際、買収を仲介した会社に報酬などとして660億円を支払ったことについて、「相場より高すぎる」として「不適切な行為が行われた可能性がある」とされていました。ウッドフォード元社長が解任されたのは、社内でその問題を指摘してすぐのことでした。ウッドフォード元社長は、ロンドンでNHKの取材に応じ、この問題について「これは、M&A史上最高額の報酬で、オリンパスは、何のために、誰のために、その報酬を支払ったのか説明ができていない。それなのにオリンパスは『適切だった』と繰り返すだけで、それが疑わしい」と述べました。さらにオリンパスが3年前までに行った、東京にある医療廃棄物処理装置の製造会社など3つの会社の買収についても疑問を呈しました。オリンパスは、これらの会社を合わせて734億円で買収しましたが、その後、平成21年3月期の決算で556億円の損失を計上しました。ウッドフォード元社長は「美容クリームの会社、電子レンジ調理容器製造会社、資源リサイクルの会社、この3社だ。なぜオリンパスにほとんど利益を生まない会社の買収のために巨額の支払いをしたのか、という疑問が湧く。あの金額で買収するのは理にかなっているのか、何が起きたのか理解に苦しむ」と訴えました。これに対して、オリンパスは「一連の買収は適切に行われ、不正があったという事実はない」としています。
(引用終わり) (11月4日 NHKニュースweb)
労働者には日本的労使関係を解消して、アメリカ経営のドライな労使関係を築こうとしているが、経営に関しては相変わらず『日本的経営』なのだろうか? 『俺の会社だ!』的経営者が居れば、何に使われたか分からないお金が出て来る。ワンマン経営なら尚更、注意する取り巻きはいないだろう。
それが不自然な会計処理が行われていても、『調査委員会』が設けられたとしても、問題が炙り出されることが無い理由なのです。学生時代に『コーポレートガバナンス』という話を聞いた記憶があります。企業は誰の物か? 企業の不祥事を防ぐには、どうしたらいいのか? 現代社会には最も必要な概念ではないだろうか?
個人的意見を言えば、企業は株主の物であり、労働者の物であり、顧客の物であり、地域社会の物であると考えています。経営者の私物ではない。公共性を全く無視する経営者と(その腰巾着と化した)重役たちにはウンザリしますね。そして問題提起によって設けられた『調査委員会』の結論にも驚きます。
最後に昨日のNHKニュースも掲載しますので、併せてご覧下さい。
(引用始まり)
光学機器メーカーのオリンパスが企業買収を仲介した会社に660億円を支払っていた問題で、オリンパスでは2年前にも監査役から指摘を受けて調査委員会を設けたものの結局不問にしていたことが分かりました。証券取引等監視委員会は、巨額の報酬などがなぜ問題視されなかったのか当時のいきさつを調べることにしています。
オリンパスは、3年前に行ったイギリスの医療機器メーカーの買収を巡って、仲介した会社に660億円に上る巨額の報酬などを支払っていたことなどが明らかになっており、元検事や弁護士による第三者委員会が1日発足し、調査を始めています。関係者によりますと、この買収についてオリンパスではおととし5月にも監査役会から指摘を受けて、公認会計士などによる調査委員会が設けられたということです。ところが、調査期間は僅か1週間で委員会は2回開かれただけだったということで、調査結果は「不正があったとまでは認識できない」という内容でした。結局、巨額の報酬などを支払っていたことは外部に公表されず、社内でも不問にされたということで、当時の調査委員会のメンバーの1人は、NHKの取材に対し、「時間も足りなかったし会社から提供された資料も少なく、調査は十分ではなかった」と話しています。証券取引等監視委員会はこうしたいきさつに注目しており、当時なぜ巨額の報酬などが問題視されなかったのか詳しく調べることにしています。オリンパスは、一連の巨額の買収について「取り引きは適切で、不正があったという事実はない」としています。オリンパスは、3年前にイギリスの医療機器メーカーを2200億円で買収した際、買収を仲介したアメリカの会社などに報酬などとして660億円を支払っていました。
この問題について、ウッドフォード元社長がロンドンの滞在先でNHKの取材に応じ「これは、M&A史上最高額の報酬で、オリンパスは、何のために、誰のために、その報酬を支払ったのか説明ができていない。それなのにオリンパスは『適切だった、適切だった』と繰り返すだけで、それが疑わしい」と述べました。元社長は、巨額の報酬について「タックスヘイブン=租税回避地として知られるカリブ海のケイマン諸島にある実態不明の会社に支払われた」としたうえで、この問題の真相を解明するため、FBIの捜査官とすでに接触し、アメリカとイギリスの捜査当局に資料を提供するなど捜査に協力していることを明らかにしました。この問題を巡っては、2年前にもオリンパスの監査役会の依頼で弁護士らによる調査委員会が設置され「不正があったとまでは認識できない」という報告書が出されていました。これについて、ウッドフォード元社長は「世界一高い報酬を、『間違っていない』というのは信ぴょう性に欠け、この報告の価値はゼロだ。オリンパスは当時なぜこれを出したかについても答えるべきだ」と批判しました。
(引用終わり) (11月3日 NHKニュースweb)
元検事や弁護士による第三者委員会が1日に発足したというから、今度は『お手盛り』の調査はされないだろうと期待したいですね。
皆さんも企業の不正を監視して下さい。企業は誰の物かと言えば、私たちは『消費者』として、また『地域社会の住人』として企業に深く関わっているからです。
不正を許さない社会を目指しましょう!
脱税も気になります。
消費税の増税に反対しましょう!!
年金制度の改悪に反対しましょう!!
今日も私の所は爽やかに晴れ渡っていますね。気持ちの良い朝になりました。
しかし話題は限りなく黒に近い灰色だろうか? ★暗いお話で済みません!
さて..今日の話題はタイトルにあるように今騒がれている『オリンパスの不適切な行為』についてです^^ 734億円で会社を買収したが、その後の決算で556億円の損失を計上している。不適切な行為の中には『税金逃れ』も入っているのではないかと心配になります。
お手盛りの調査をしたからなのだろうか、その後の社内調査では『不適切な行為』は無かったと結論を出している。その『不適切な行為』を指摘したのがウッドフォード元社長である。彼はこの問題を指摘後に解任されている。日本人なら『目をつぶる』行為も、外国人の経営者なら疑問を口に出すだろう。
どんなことが行われたのか徹底的に調査して、今後の役に立てて貰いたいものです。
まずはNHKニュースの概要を見て頂きましょう。素人が考えても『何か変!』だと感じる筈ですね。その後の『お手盛り調査』には、蒼蒼たる肩書のメンバーが顔を揃えているが、出した結論は『問題無し』なのに驚きます。今になって『出すべき資料』が出ていなかった為の結論だと言っているが...
私の解説より遥かにニュースの方が分かりやすいですね^^ 少し長いですが読んで下さい。そして読者自分が感じる疑問を確かめてみてくれませんか?
(引用始まり)
光学機器メーカー、オリンパスが行った巨額の企業買収を巡る問題で、先月解任されたオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長は、ロンドンでNHKの取材に応じました。ウッドフォード元社長は、一連の巨額の買収について「理解に苦しむ」と改めて疑問を呈しました。
イギリス人のウッドフォード元社長(51)はことし4月、オリンパスのヨーロッパ事業を統括する子会社の社長から抜てきされ社長に就任しました。しかし先月、「経営の進め方が独断的だ」などとして、就任から僅か半年で解任されました。ウッドフォード元社長は、社長に就任後、オリンパスが過去に行った4件の企業買収に疑問を持ち、独自にイギリスの監査法人に調査を依頼していました。その調査の中間報告では、オリンパスが3年前にイギリスの医療機器メーカーを2200億円で買収した際、買収を仲介した会社に報酬などとして660億円を支払ったことについて、「相場より高すぎる」として「不適切な行為が行われた可能性がある」とされていました。ウッドフォード元社長が解任されたのは、社内でその問題を指摘してすぐのことでした。ウッドフォード元社長は、ロンドンでNHKの取材に応じ、この問題について「これは、M&A史上最高額の報酬で、オリンパスは、何のために、誰のために、その報酬を支払ったのか説明ができていない。それなのにオリンパスは『適切だった』と繰り返すだけで、それが疑わしい」と述べました。さらにオリンパスが3年前までに行った、東京にある医療廃棄物処理装置の製造会社など3つの会社の買収についても疑問を呈しました。オリンパスは、これらの会社を合わせて734億円で買収しましたが、その後、平成21年3月期の決算で556億円の損失を計上しました。ウッドフォード元社長は「美容クリームの会社、電子レンジ調理容器製造会社、資源リサイクルの会社、この3社だ。なぜオリンパスにほとんど利益を生まない会社の買収のために巨額の支払いをしたのか、という疑問が湧く。あの金額で買収するのは理にかなっているのか、何が起きたのか理解に苦しむ」と訴えました。これに対して、オリンパスは「一連の買収は適切に行われ、不正があったという事実はない」としています。
(引用終わり) (11月4日 NHKニュースweb)
労働者には日本的労使関係を解消して、アメリカ経営のドライな労使関係を築こうとしているが、経営に関しては相変わらず『日本的経営』なのだろうか? 『俺の会社だ!』的経営者が居れば、何に使われたか分からないお金が出て来る。ワンマン経営なら尚更、注意する取り巻きはいないだろう。
それが不自然な会計処理が行われていても、『調査委員会』が設けられたとしても、問題が炙り出されることが無い理由なのです。学生時代に『コーポレートガバナンス』という話を聞いた記憶があります。企業は誰の物か? 企業の不祥事を防ぐには、どうしたらいいのか? 現代社会には最も必要な概念ではないだろうか?
個人的意見を言えば、企業は株主の物であり、労働者の物であり、顧客の物であり、地域社会の物であると考えています。経営者の私物ではない。公共性を全く無視する経営者と(その腰巾着と化した)重役たちにはウンザリしますね。そして問題提起によって設けられた『調査委員会』の結論にも驚きます。
最後に昨日のNHKニュースも掲載しますので、併せてご覧下さい。
(引用始まり)
光学機器メーカーのオリンパスが企業買収を仲介した会社に660億円を支払っていた問題で、オリンパスでは2年前にも監査役から指摘を受けて調査委員会を設けたものの結局不問にしていたことが分かりました。証券取引等監視委員会は、巨額の報酬などがなぜ問題視されなかったのか当時のいきさつを調べることにしています。
オリンパスは、3年前に行ったイギリスの医療機器メーカーの買収を巡って、仲介した会社に660億円に上る巨額の報酬などを支払っていたことなどが明らかになっており、元検事や弁護士による第三者委員会が1日発足し、調査を始めています。関係者によりますと、この買収についてオリンパスではおととし5月にも監査役会から指摘を受けて、公認会計士などによる調査委員会が設けられたということです。ところが、調査期間は僅か1週間で委員会は2回開かれただけだったということで、調査結果は「不正があったとまでは認識できない」という内容でした。結局、巨額の報酬などを支払っていたことは外部に公表されず、社内でも不問にされたということで、当時の調査委員会のメンバーの1人は、NHKの取材に対し、「時間も足りなかったし会社から提供された資料も少なく、調査は十分ではなかった」と話しています。証券取引等監視委員会はこうしたいきさつに注目しており、当時なぜ巨額の報酬などが問題視されなかったのか詳しく調べることにしています。オリンパスは、一連の巨額の買収について「取り引きは適切で、不正があったという事実はない」としています。オリンパスは、3年前にイギリスの医療機器メーカーを2200億円で買収した際、買収を仲介したアメリカの会社などに報酬などとして660億円を支払っていました。
この問題について、ウッドフォード元社長がロンドンの滞在先でNHKの取材に応じ「これは、M&A史上最高額の報酬で、オリンパスは、何のために、誰のために、その報酬を支払ったのか説明ができていない。それなのにオリンパスは『適切だった、適切だった』と繰り返すだけで、それが疑わしい」と述べました。元社長は、巨額の報酬について「タックスヘイブン=租税回避地として知られるカリブ海のケイマン諸島にある実態不明の会社に支払われた」としたうえで、この問題の真相を解明するため、FBIの捜査官とすでに接触し、アメリカとイギリスの捜査当局に資料を提供するなど捜査に協力していることを明らかにしました。この問題を巡っては、2年前にもオリンパスの監査役会の依頼で弁護士らによる調査委員会が設置され「不正があったとまでは認識できない」という報告書が出されていました。これについて、ウッドフォード元社長は「世界一高い報酬を、『間違っていない』というのは信ぴょう性に欠け、この報告の価値はゼロだ。オリンパスは当時なぜこれを出したかについても答えるべきだ」と批判しました。
(引用終わり) (11月3日 NHKニュースweb)
元検事や弁護士による第三者委員会が1日に発足したというから、今度は『お手盛り』の調査はされないだろうと期待したいですね。
皆さんも企業の不正を監視して下さい。企業は誰の物かと言えば、私たちは『消費者』として、また『地域社会の住人』として企業に深く関わっているからです。
不正を許さない社会を目指しましょう!
脱税も気になります。
消費税の増税に反対しましょう!!
年金制度の改悪に反対しましょう!!