官僚人事を掌握『国家公務員法改正』反対です！
法制局長官発言封じる『国会法改正』反対です！
自民・公明政権時代の膿みを出し切ろう！！
皆さーん、こんにちは～！^^
『公務員改革：新旧大臣が火花 衆院内閣委で審議入り』などという見出しが
マスコミを賑わしている。“公務員改革”などと言うだけで、何か新しく良い
ことが起きる予感をさせる。（改革→改善のイメージを作る）ところが記事の
中身を見てみれば、鳩山首相の言った『修正協議には応じない』と言った言葉
を野党が大騒ぎして『火花』『対決』『修正』『訂正』したなどといった話題
が記事の中心になっている。この記事の論点は”そこなんですか”と聞きたい。
今国会で審議入りしている『国家公務員法等改正案』の中心は、一つだと私は
思っています。勿論、中身はいろいろあります。国民の多くの関心事である..
『官僚の天下り禁止！』だろう。それ以外にも『公務員を減らせ！』『給料を
減らせ！』等々..そんなことに多く関心が集中しているだろう！！ しかし..
今回の『国家公務員法等改正案』の真の狙いは『幹部官僚＝エリート官僚』の
人事権だと私は思っています。
（引用始まり）
仙谷由人国家戦略担当相は９日午後の衆院内閣委員会で、民主党が衆院選マニ
フェスト（政権公約）で掲げた「国家公務員の総人件費２割削減」について、
「オープンな団体交渉を通じて、組合の方々にもご理解をいただいて協議を
成立させるという方法しか、うまく総人件費が減ってくるということは起こり
得ない」と述べ、組合側の理解を得ることが不可欠との認識を示した。
仙谷氏は、人事の停滞を防ぐため、天下りあっせんを伴わない早期退職勧奨や
希望退職制度の導入の必要性を改めて指摘。総人件費削減と同様にマニフェス
トに盛り込んだ「定年まで働ける環境づくり」との関係について、「全く矛盾
しない。本人が応じなければいいことだし、強制するものではない」と強調し
た。いずれも公明党の高木美智代氏への答弁。
また、自民党の甘利明前行政改革担当相は国家公務員法改正案に関し、幹部
公務員の人事を一元管理するために新設する「内閣人事局」に人事院や総務省
の機能を移管しないのは不十分と追及。これに対し、仙谷氏は「権限を法律上
書き込んだだけで（改革が）できるのか」と反論した。
（引用終わり） （４月９日 時事通信）
断片的な表現で分かりずらいですが、赤字のところが重要だと私は思います。
この中で『幹部公務員とは、次官級、局長級、部長級の三つの幹部職クラス』
を差します。(野党案は課長級まで含める) 政府案はこれまで人事院が行って
きた国家公務員の幹部人事を内閣が一元的に管理し、降任・降格人事を容易にし
ようとしています。
どのように『降任・降格人事を容易にするのか』と言うと（どのように政府に
都合良く評価するのかと言うと）..これまで次官級、局長級、部長級の三つの
幹部クラスごとに決められていた『標準業務遂行能力』を改定案では、一つに
まとめられています。 そしてどのような『標準業務遂行能力』を基準とする
のかを明らかにしていないです。
言い換えれば、政府の言いなりにならない幹部官僚には『降任人事』をして、
言いなりになる幹部官僚には『昇任人事』をすることが、政治家の“胸三寸”
で出来るとも言えるのでは、ないだろうか？？
（あなたの周りにもありませんか？ 客観評価の基準がなく..上司の受けが
いい“ヒラメ社員”ばかりが登用されるなんてことが..あれと同じですね）
前から言っていますが、国会法改正で官僚の発言を封じ込め、公務員法改正
で“ヒラメ官僚”を作り出そうとする仕組みです。その先に待っている物は、
『政治主導』の“(国民が)暮らし易い社会”だと本当に思いますか？？
公務員が何故、厳格に身分保障されているか、覚えているだろうか？？
国家公務員は『国民全体の奉仕者』として、政治的圧力や干渉を受けない為
身分保障されているのです。今回の改正案では(その時の)政権が幹部官僚の
人事権を握れる。民主党になったら民主党寄りの行政をし、自民・公明政権
になったら自民・公明政権寄りの行政を行わせるということと同じです。
これで本当に国民が望む“天下り”に象徴される『政官業の癒着』を無くす
ことが出来ると思いますか？ この国家公務員法改正案が成立して喜ぶのは
政治家だけです。政治家に幹部官僚の人事権を渡しては、絶対に駄目です。
あなたは人事権を握られても『持論』を展開出来ますか？？
『降格人事』を恐れずに『正しいと思う主張』が出来ますか？？
お天気が悪くなって来ましたね。 桜はまだ残っているのかな？^^
今日も元気で ファイト！！
法制局長官発言封じる『国会法改正』反対です！
自民・公明政権時代の膿みを出し切ろう！！
皆さーん、こんにちは～！^^
『公務員改革：新旧大臣が火花 衆院内閣委で審議入り』などという見出しが
マスコミを賑わしている。“公務員改革”などと言うだけで、何か新しく良い
ことが起きる予感をさせる。（改革→改善のイメージを作る）ところが記事の
中身を見てみれば、鳩山首相の言った『修正協議には応じない』と言った言葉
を野党が大騒ぎして『火花』『対決』『修正』『訂正』したなどといった話題
が記事の中心になっている。この記事の論点は”そこなんですか”と聞きたい。
今国会で審議入りしている『国家公務員法等改正案』の中心は、一つだと私は
思っています。勿論、中身はいろいろあります。国民の多くの関心事である..
『官僚の天下り禁止！』だろう。それ以外にも『公務員を減らせ！』『給料を
減らせ！』等々..そんなことに多く関心が集中しているだろう！！ しかし..
今回の『国家公務員法等改正案』の真の狙いは『幹部官僚＝エリート官僚』の
人事権だと私は思っています。
（引用始まり）
仙谷由人国家戦略担当相は９日午後の衆院内閣委員会で、民主党が衆院選マニ
フェスト（政権公約）で掲げた「国家公務員の総人件費２割削減」について、
「オープンな団体交渉を通じて、組合の方々にもご理解をいただいて協議を
成立させるという方法しか、うまく総人件費が減ってくるということは起こり
得ない」と述べ、組合側の理解を得ることが不可欠との認識を示した。
仙谷氏は、人事の停滞を防ぐため、天下りあっせんを伴わない早期退職勧奨や
希望退職制度の導入の必要性を改めて指摘。総人件費削減と同様にマニフェス
トに盛り込んだ「定年まで働ける環境づくり」との関係について、「全く矛盾
しない。本人が応じなければいいことだし、強制するものではない」と強調し
た。いずれも公明党の高木美智代氏への答弁。
また、自民党の甘利明前行政改革担当相は国家公務員法改正案に関し、幹部
公務員の人事を一元管理するために新設する「内閣人事局」に人事院や総務省
の機能を移管しないのは不十分と追及。これに対し、仙谷氏は「権限を法律上
書き込んだだけで（改革が）できるのか」と反論した。
（引用終わり） （４月９日 時事通信）
断片的な表現で分かりずらいですが、赤字のところが重要だと私は思います。
この中で『幹部公務員とは、次官級、局長級、部長級の三つの幹部職クラス』
を差します。(野党案は課長級まで含める) 政府案はこれまで人事院が行って
きた国家公務員の幹部人事を内閣が一元的に管理し、降任・降格人事を容易にし
ようとしています。
どのように『降任・降格人事を容易にするのか』と言うと（どのように政府に
都合良く評価するのかと言うと）..これまで次官級、局長級、部長級の三つの
幹部クラスごとに決められていた『標準業務遂行能力』を改定案では、一つに
まとめられています。 そしてどのような『標準業務遂行能力』を基準とする
のかを明らかにしていないです。
言い換えれば、政府の言いなりにならない幹部官僚には『降任人事』をして、
言いなりになる幹部官僚には『昇任人事』をすることが、政治家の“胸三寸”
で出来るとも言えるのでは、ないだろうか？？
（あなたの周りにもありませんか？ 客観評価の基準がなく..上司の受けが
いい“ヒラメ社員”ばかりが登用されるなんてことが..あれと同じですね）
前から言っていますが、国会法改正で官僚の発言を封じ込め、公務員法改正
で“ヒラメ官僚”を作り出そうとする仕組みです。その先に待っている物は、
『政治主導』の“(国民が)暮らし易い社会”だと本当に思いますか？？
公務員が何故、厳格に身分保障されているか、覚えているだろうか？？
国家公務員は『国民全体の奉仕者』として、政治的圧力や干渉を受けない為
身分保障されているのです。今回の改正案では(その時の)政権が幹部官僚の
人事権を握れる。民主党になったら民主党寄りの行政をし、自民・公明政権
になったら自民・公明政権寄りの行政を行わせるということと同じです。
これで本当に国民が望む“天下り”に象徴される『政官業の癒着』を無くす
ことが出来ると思いますか？ この国家公務員法改正案が成立して喜ぶのは
政治家だけです。政治家に幹部官僚の人事権を渡しては、絶対に駄目です。
あなたは人事権を握られても『持論』を展開出来ますか？？
『降格人事』を恐れずに『正しいと思う主張』が出来ますか？？
お天気が悪くなって来ましたね。 桜はまだ残っているのかな？^^
今日も元気で ファイト！！
