八重山教科書問題:文科大臣発言について。- 2011.10.26
>八重山地区の中学公民教科書採択問題を受け、「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」や「沖縄戦の史実歪曲(わいきょく)を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会」など地元と本土の市民団体が17日、都内で緊急連帯集会を開いた。住民の会メンバーらは18日、文部科学省へ育鵬社版を不採択とした9月8日の3市町の全教育委員協議の有効性を訴える予定。
■推進派のいい加減な事・・・。
>八重山地区の教科書問題で、中学公民で「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版を選定した同採択地区協議会会長の玉津博克石垣市教育長が委員に対し 「教科書を見なくても見たと言えばいい」と発言していたことが6日、沖縄タイムス社が入手した同会会議録で明らかになった。各社教科書を比較検討するはず の協議会で、内容についての審議はほとんどなかった。協議会のずさんな運営が明らかになったことで、石垣市、与那国町の両教育委員会による育鵬社版採択の 正当性が問われる。
■上記記事の音声が収録されたVTR。とてもわかりやすく面白いです。
Qリポート 八重山の教科書採択協議会 議論尽くさず(琉球朝日放送)
>未だ解決の糸口さえ見えない教科書問題ですが、今回、QABでは会議録と音声データを入手し、協議会での内容が見えてきました。
「つくる会」系の教科書の内容もいい加減なら、その推進派もいい加減すぎますね。
この玉津教育長自身も本当に「つくる会」系の教科書を読んでるのかどうか・・・。
■そして、ぼくのツイート。
poponpgunyan 原発問題と八重山教科書問題。一見、関係なさそうで関係あるのが「歴史をなかった」事にされる事。沖縄の集団自決の強制がなかった事にされるように、将来 は福島原発事故も「大したことなかった」事にされてしまう可能性大と。その布石は政府の「100ミリシーベルト安全」によく現れている。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2011年10月18日(火)