【福島県知事選】井戸川克隆氏の出馬について。- 2014.09.20
■井戸川氏が出馬表明。
福島県知事選、前双葉町長が立候補を表明 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
任期満了に伴う福島県知事選(10月26日投開票)に、前福島県双葉町長の井戸川克隆氏(68)が16日、立候補を表明した。
■その井戸川氏のfacebook
井戸川 克隆(facebook)
■井戸川氏の出馬に対するぼくのツイート。
福島県知事選。前回の2010年の結果が佐藤氏60万、共産7万。今回は後継候補に民・自が相乗り、共産候補、その他の争い。おそらく前回の共産約7万票を井戸川氏やその他の候補で食い合う・・・という結果でしょうね。井戸川さんは立候補するより、講演活動などに力入れたほうがよかったと思う。
ぼくは何も選挙に出るだけが能じゃないと思うわけ。供託金没収されるほどの票しか集められないなら、出馬しないほうがマシだと思うし、その結果によって陳腐化してしまうとさえ思う。地道な発言や講演活動に精を出して、次に向けて地力を付けていくほうが良い。どうも刹那的に動く人が多いような気が。
■井戸川氏のfacebookを読んでさらにガッカリ・・・。
井戸川克隆さんのfacebookを読みました。「金は後からついてくる」とか、ものすごいテキトーという感じ。県民を被ばくから救いたいという気持ちはわかるものの、今いる県民は別に「救ってほしい」とまで思ってないわけで(そういう人はとっくに逃げてる)。思いだけ先行して空回りという感じ。
福島の被ばくの問題は難しい。今いる福島県民だって「政府にダマされている」事は薄々は知りつつも、住まざるを得ない複雑な心境なわけで、そこに配慮しつつ適切なアドバイスや政策を提言する事が知事になろうかという人の役目ではと。そういう複雑な心境を理解しつつ運動を進めることも大切だと思う。
ホントに選挙で意味のある結果を出したいのであれば、まず有権者が望んでいることを聴くこと。徹底したリサーチをしてこそ、対立候補のカウンターにもなり得る。運動って、選挙だけでなく、困ってる人の話を聴き、相談に乗ることだって重要ですよ。
井戸川克隆さんといえば、福島原発事故で被害を受けた前双葉町長であり、「美味しんぼ」の鼻血問題でも話題になった人でもあり、その井戸川さんが出馬するとの事でどんなものかと思いました。
今回の福島県知事選は、民・自相乗りで最初から勝負は決まっているといい訳で、問題は負けるにしてもどこまで福島の問題を相手候補にぶつけられるかだと思います。
・・・が、井戸川氏のfacebookのを見てガッカリしてしまいました。
あまり計画性がないと思われる出馬表明で、主張の中身も知事にふさわしいものなのか、相手候補に投げかけられるカウンターとしての問題提起ができるのかといえば、それも疑問がつくようなもの。
これではハナから勝負を放棄してるようなものにぼくは思いました。
きちんとした選挙戦、問題提起をにするためには、福島県民の声に耳を傾け、徹底的にリサーチしたうえで、被ばくの問題をどうするかなどが必要だと思うのですが、そういう形跡もないように思いましたね。
自分の思いだけが先行して空回りしてしまっているような感じでしょうか。
この井戸川氏に組織的な支援や、小泉・細川のバックアップがあるというならまだしも、それもなさそうですので選挙もかなり厳しいものになると思います。
前回の共産党が獲得した7万票にどこまで食い込めるか?
おそらく1万票も取れたらいいところではないでしょうか。
供託金没収の可能性も現状では高いと思います。
そんな選挙戦にするくらいなら、もっと福島県民の声に耳を傾け、よき相談者となり、徐々に勢力を拡大していくほうが運動としてよかったのではないかと思います。
■井戸川氏だけでなく他の人にも言いたい。
井戸川氏だけの批判ではなく、井戸川氏を無責任に持ち上げる人たちにも言っておきたいですね。
こうやって持ち上げて出馬して惨敗する・・・という結果が脱原発、脱被ばくという運動にとって良い結果をもたらすのでしょうか?
井戸川氏が惨敗して喜ぶのは誰なのでしょう?
そういうところも考えたうえで支援するなりしてほしいかなぁと思いましたね。
(twicas)粗大ゴミを捨ててスッキリ!- 2014.09.19
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(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2014年9月11日(木)
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