上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

京都弾丸ツアーに行ってみた話(京都大迷走篇)

2014年09月24日 | 旅行



皆さん、こんにちわ。
二日酔いのダメ男です。

「そうだ、京都へ行こう」byJR西日本

というワケで、22日の夜~23日で1泊2日の京都弾丸ツアーに行ってきました。
なんで行ってきたかというのは、後日に執筆予定の「伝説の最期篇」で明らかになるので、
とりあえず、今回は22日の夜の話をします。

22日は定時に仕事を済ませ、ウルトラダッシュで帰宅をして、着替え&荷積みをして
いざ東京駅へ。

21:00発の、のぞみ263号に何とか飛び乗り、いざ京都へ。
23:19着で、無事に京都へ到着。


■京都大迷走篇の始まり
京都駅前のホテルに23:30にチェックイン。
このまま風呂入って寝たら「拙者の逆刃刀が廃るでこざるよ!薫どの!」、
「夜の京都の街へ繰り出すでござるよ!薫どの!」と、ワタシの中の抜刀斎が叫ぶので、
ホテル滞在時間5分で外出。地下鉄の最終電車に乗ってみることにした。


【迷走その1】~烏山御池~
京都には仕事では10回以上来た事があるのに、観光では一度も来た事がないワタシは
京都へ向かう新幹線の中で、スマホで観光名所などをリサーチしようかと思ったが、


駅弁&発泡酒を食べた後、ファームヒーローをやっていたら、寝落ちをしていまい、
結局リサーチをすることが出来なかったのである。

とりあえず、観光名所といったらまず、「城」だろ。
ということで、行ったことが無いけど耳に覚えがある二条城に行ってみようと何故か思う。
結局、烏山御池駅でぶらり途中下車をして、地上に出てみると、、、、、。


「え。」


そこは真っ暗なオフィス街のような佇まいであった(白目)

「ここから、お城のほうに行けばきっと、ディズニーランドのシンデレラ城みたいに
 お城がライトアップされているに違いない!」


という、前向きな思考がまだこの時点ではあった。(今思えば酷い妄想であった)
しかし、城に向かって歩けど歩けど、僕のシンデレラ城は見えて来ないのである。
おかま競歩のような速さで、歩く事約15分。。。拙者の目の前に現れたのは。。。。



         ↓








「え?」

真っ暗に閉ざされた、屈強そうな城壁だったのである。
もちろん、シンデレラ城のようにライトアップも、花火もあがっていないのであった。
そして、茫然と立ち尽くす、抜刀斎(私)の後ろを駆け抜ける、オシャレな服を着たジョガーたち。
周囲を見渡しても、光っている場所は、「サークルK」と「牛丼のなか卯」のみ。

完全なる、選択ミスをしてしまったのである(白目)

「このまま、拙者の夜は終わってしまうのか?」
「いいや、このままじゃ終れない。終れないんだっ!」


という事で、とにかく城の周辺をウロウロと徘徊してみた。
いま警官に出くわしたら、完全に職質モノである。
早く隠れ家を見つけねば、というワケで5分ほど歩いたところに、
「es]という一軒のBarを見つけた。

肩から湯気のような汗が出ている拙者を見て、店員さんが「いらっしゃいませ!?」と
驚きの顔を一瞬見せたのを、拙者は忘れることは無いだろう。

とりあえず、席に座り「マスター!ギネスを1つ」と言ったら、「僕マスターじゃないです!」
と切り返されてしまった。(そんなことはどうでも良いだろうがぁっ!)



ガソリン登場でござる。
とりあえず、汗だくだったので、ゴクゴク飲んでいたら、店員(田中君)が、
拙者に話しかけてきた。

田中「今日は、お仕事帰りですか?汗凄いですけど?」
拙者「拙者は東京から、二条城を目指して来たでござるよ。」
田中「え?この時間に二条城来たって、さすがに入れませんよ~」
拙者「いや、シンデレラ城みたいにライトアップされてるのかなと思って」
田中「そんなワケないじゃないですか~!冗談は辞めてくださいよ~!(ニヤニヤ)」
拙者「・・・・クワッ!・・・・・」
田中「うっ!この殺気、この人はマジだったんだ!こっ殺される!!」


拙者は気迫だけで、田中に勝利した。圧勝である。
しばし、店内に緊張が走る。

「京都の夜の繁華街って何処でござるか?」

この問いに、田中はこう答えた。

「やっぱ鴨川近辺っしょ!」

俺は、追加で頼んだジントニックを一気に飲み干しbarを出た。
そして、タクシーを捕まえ、鴨川近辺へ向かうことにした。
タクシーの運転手さんに「鴨川近辺で遊ぶならどこ行けばいいですか?」と尋ねると、
「やっぱ祇園っしょ!」と即答で返ってきた。

「では、祇園で一番アゲアゲな場所で下してくだされ」

走る事約15分。ついに祇園へ到着でござる。



【迷走その2】~祇 園~




まがまがしく光るネオン街がそこには広がっていた。
黒服のニーちゃんとキャバ嬢が道端に沢山立っていて、キャバクラ、スナック、ガールズバーが
大量に店を構えていた。とりあえず、入る店を物色すべく路地を徘徊してみると、、、
拙者はこんな看板を見つけてしまう。。。



「ニューハーフ フェニックス 動物園」
なんだか凄まじいオーラ出まくりの店名である。
拙者の逆刃刀を振るべき場所はここだな。と確信。
とりあえず、行ってみることにした。


<結論>
そこは、凄い世界であった。まさに文明開化でござった。
3人のニューハーフのおっさん達に、酒を飲まされながら、

説教をされ⇒ちょっと褒められて⇒また罵倒される。

この無限ループである。
あまりにも色んな事を言われたので、よく覚えていないが、
記憶に残っているエピソードと言えば、、、、

「足がなんか臭そう」
「SEXがしつこそう」
「精子が苦そう」
「DJ下手そう」
「爪が男のくせにキレイでムカつく」
「眉毛が太すぎてキモイ」



くらいである(白目)

この抜刀斎が、フルボッコで惨敗ござった。
「やはり逆刃刀では限界があったようでござるよ。薫どの」


ただ、一人のオネエ(おっさん)に、
「癌から生き延びて、こんな時間にオカマバーにくるなんて、あんたライブ感があるわね」
と言われて、ちょっと嬉しかった。(ただの女装のおっさんに言われただけなんだけどね。)
※ちなみに、この店はホントに色んな意味で動物園だったので、撮った写真はUPしません!

なんだかんだで夜中の3時過ぎに店を出て、ホテルへ帰宅。
迷走の夜が幕を閉じるのであった。



                     ⇒次回「伝説の最期篇」を待て!

園子温監督の映画がヤバイ話

2014年09月15日 | 映画


久々の3連休、皆さんはいかがお過ごしですか?
この前の話しなんだけど、久々に映画を観てきました。

園子温監督の「TOKYO TRIVE」というコミック原作の実写化。
その昔、男性ファッション誌で「BOON」という雑誌(今は廃刊)を買ってる時に連載を
していたストリートカルチャーとファッションと音楽を題材をしたカッコいい漫画で、
当時からカルト的な人気があり、僕も愛読者の一人でした。(原作者:井上三太)

そんな、昔の漫画がまさか実写化されるとは思っておらず、しかも監督が園子温、
キャストも凄い濃いメンツで、主要キャスト全員がラップをするという前代未聞の
映画ということで、観に行ってきました。


■『TOKYO TRIBE』予告編


もうね、良くも悪くも「スゲェーーー!」の一言の映画でした(笑)
バトルラップミュージカルっていう世界初の映画になってました。もう園子温ワールド大爆裂!
現役のラッパーも多数出演してるんだけど、鈴木亮平、佐藤隆太、染谷将太とかの有名俳優陣も、
皆ラップに挑戦してて、それがまた妙にカッコいい!(特に染谷将太のラップは特筆してクール!)

とにかくパワーと勢いの熱量が凄い!!
言葉にしづらいのですが、なんかこの映画を観るとエネルギーを分けてもらえる気分になります。
観終わった後になんか元気になる映画です。これぞエンターテインメント!

まだ劇場公開中なので、お時間ある方は是非観てみてください!
きっと皆さんも元気がもらえます。


それにしても、園子温監督って凄いなぁと思います。
この監督は今までも、色んなジャンルの映画を撮ってるのですが、過去の作品の中で
僕のお勧め作品をご紹介↓

■『冷たい熱帯魚』

実際にあった、愛犬家殺人事件とモチーフにしたホラー映画。
リアルに怖すぎてマジでびびる。でも、何故か観てしまうという禁断の扉的なカルト作品。
でんでんの狂気に染まった演技がマジで怖すぎ!


■『ヒミズ』

親に見捨てられた少年がどん底まで落ちるんだけど、這い上がっていくっていう、
コミック原作の青春映画。全体的にダークなんだけど、ラストに絶望から希望へ
這い上がっていく主人公の生き様にグッとくる。あとヒロインの二階堂ふみがカワイイ。


■『ちゃんと伝える』

父親が癌で倒れ、余命を過ごそうと誓う息子が、実は父親よりも自分のほうが重い末期癌だと告知され、
父親よりも先に死ぬまでに、自分が父に伝えられる事はなんなのか?
生きる事の意味と、親と子の関係を綴るヒューマンドラマ。超泣けます。


映画館では洋画ばかり観ているワタシですが、たまには邦画もいいなと思いました。
連休最終日!今日も生きている事に感謝しつつ、ホリデーを楽しみましょう!


どうやら色々と仕事に支障が出ちゃいそうな話

2014年09月09日 | 後遺症


最近涼しくなったせいもあるのか、リビングのソファで寝落ちする確率が
アゲアゲになってきてしまいました(白目)

昨晩もソファでへんな姿勢でテレビを見ていたら、そのまま寝落ちをしていまい、、、
気がついたら夜中の2時になってて寒くて目が覚めました。

そして今朝ベッドから起きたら、右側の背中に激痛が。。。
どうやら昨晩のJOJOみたいな姿勢で寝落ちしたのが原因で背中を
痛めてしまったようです。。。ガチで背中が痛いっす!(涙)

おかげで今日は背中に湿布を3枚貼っているので、周囲から湿布臭いと
言われております。。。。


話変わって、7月~2ヶ月間に渡り、リハビリ復職制度なるものを使って、
勤務時間を少しづつ増やす勤務をこなして、通常勤務に戻るというプロセスを経て、
昨日やっと正式に休職が解かれ、復職辞令をもらうことが出来ました。

ただ仕事としては営業事務的なポジションで、元の営業部署には戻れましたが、
管理職からも外れ、外回りも当分は近場のみ、その他諸々の制限付きという囲われ犬状態です。

特に問題なのが、先日東大に行った時にも主治医にも言われたのですが、
僕の右耳は中耳炎がまだ残っているので、まだしばらくは飛行機に乗っては駄目らしいのです。

ダメよ~ダメダメ!(by東京エレキテル連合)

この言葉が僕の脳裏をよぎったのである。
気圧の関係で、航空性中耳炎という病気があり、鼓膜と耳管が弱っている僕の右耳ちゃんは、
いま飛行機に乗ると、耳の鼓膜が破ける(通称:鼓膜破りの刑)の可能性が高いとのこと。

またもや、癌の後遺症によって私のQOLは低下してしまったようです(号泣)
癌という病気は本当に色々な後遺症がつきまとうので厄介ですな。フハハハハ!

ちなみに僕のいる部署は、海外の仕入先や、国内でも西日本に多くの得意先があるので、
正直なところ、飛行機による出張が多い部署であり、=「飛行機に乗れない」という事は
営業マンとしては「死活問題」と言えるわけです。フハハハハ!

また個人的にも、飛行機に今後も乗れないとなるという事は、自分の今後の人生において
移動できる行動範囲が非常に限定されてしまうワケですよ奥さん!

そういう意味も踏まえると、この会社で今後営業職としてのポジションで
い続けるられるのか?という不安が頭をよぎってしまいました。


■負の思考発動!
1)航空性中耳炎を克服しないと、営業職として仕事を続けるのは厳しいのかもしれん。
        ↓
2)つーか、そのうちリストラ対象になっちゃうのかも?
        ↓
3)なんとかこの病気を防ぐ事が出来ねぇと、マヂでやべえじゃんかよ!(大量の脇汗)


という、【負の思考ジェットストリームアタック】が僕の頭の中でぐわんぐわんしてきて、
思わず口から泡吐きそうになってきたので、ここはグーグル様の力をお借りして、
インターネッツの世界を旅して色々と調べてみることにしました。




んで色々調べた上で、たどり着いたのが↑の航空用耳栓(サイレンシアフライトエアー)です。
アマゾンでどうやら入手可能なようだ。CAさんも御用達という商品らしいです。
果たしてどれだけ効果があるのか?よく分からないのですが、まずは個人旅行をする事に
なったら使ってみようということで、とりあえず1個クリックをしてオーダーしてみました。

この耳栓一つで、僕の今後の世界が広がるのであれば、僕にとっては安い投資であります。
効果が出てくれれば良いのですが。。。運命や如何に!!!

それにしても、癌との闘いは医療費との戦いだなと、最近日々痛感してしまいます。
いまや僕の1ヶ月に使う生活費の中の大部分が今となっては医療費となってしまい、
自分はいったい何の為に働いてるのか? 最近はわけわからんちんになってきました。


それでも、無常にも日々は過ぎて行くワケですよ。
最近、なんの為に生きてるのか?意味が分からなくなる時があります。
人生の楽しみとお金の投資先を見直さないと、すべてがグレーになりそうで怖い。

でも、死んだら終わりだもんね~。
だから、なんだかんだ言っても生きて前進するしかないのか。



                               とにかく、生きねば!!


ウーロンハイが相変わらず飲みづらい話

2014年09月04日 | 後遺症


今日は、2ヶ月ぶりの東大病院での定期健診でした。
14:30に予約したのに診て貰ったのは結局16:20頃(白目)

予約の意味あるんかーい!?

と、男塾の富樫ばりに絶叫しそうになりました。


で、そんだけ待たされて、肝心の診察はたったの5分で終了。
特に異常無しでした。

主治医に、最近胃の調子が悪かったので、先週に会社の保険組合の診療所で
胃カメラ検査して問題ありませんでした。と一応報告したら、、、、

「あっそ。」

の一言で一蹴されました。
相変らずこの主治医とはうまく付き合っていけそうにありません(号泣)


で話変わって、先週末に近所にある美味い串カツ屋に退院後に初めて
飲みに行きました。

ここの串カツは本当に美味いので、調子こいてバクバク食べていたのですが、
3杯目に注文したウーロンハイを飲んだら、口の中がカピカピになって
食べ物も飲み込みにくくなってしまい急遽、黒霧島の水割りに変更して
なんとか、その場を乗り切りました。ハァハァ、ゼェゼェ。。。


嗚呼、大好きなウーロンハイが飲めない(白目)

原因はお茶に含まれてるタンニンという成分でした。
緑茶や紅茶ウーロン茶は、渋み成分のタンニンが多いので、唾液があまり出ない
僕の口の中は、タンニンが付着してカピカピになってしまうそうです。
(情報提供:薬剤師の弱虫さんより)


僕のお酒のヘビーローテーションといえば、、、
【ビール ⇒ ホッピー ⇒ 焼酎水割り ⇒ ウーロンハイ】
がド定番コースでした。



つまり、僕の中でウーロンハイとはAKBで例えるなら大島優子だったワケです。
絶対的エースの優子がいないAKBなんてAKBじゃない!と思うワタシにとって、
ウーロンハイが飲めないという事実は、引退した優子と同じ位の衝撃なワケなのです!!!

たかが ウーハイ されど ウーハイなのです!!!


   
ええっと、完全に話が脱線してしまいましたが、要するに早くウーハイが飲める体に戻りてぇなと
思いを馳せる40代のおっさんが、「串カツ屋の中心でウーハイ飲みたいと叫ぶ」夜の話でした。 以上。