森の詞

元ゲームシナリオライター篠森京夜の小説、企画書、制作日記、コラム等

2003年3月20日 絶句

2008年03月20日 | あるシナリオライターの日常

 午前1時、就寝。
 午前8時、起床。朝風呂。
 海藤からメール。アメリカのイラク攻撃について。相変わらずの独自の論理展開。
 自身の意見を添えて返信。おそらく特番が組まれるだろうから、FAX等で投書してみてはどうかと勧める。

 出勤途中、宮部みゆき『模倣犯/下』を読む。
 午前10時30分、出社。
 午前11時、宮部みゆき『模倣犯/下』読了。
 この作品を、どう2時間に濃縮するのか。レンタルが楽しみだ。

 かつて依頼された新作に対するコメントをゲーム雑誌で確認。
 ──絶句。私はこんなことを書いてはいない。
 先輩を問い詰めると、僕が書き直しといたから、とこともなさげに言う。ならば何故、私の名前を使うのか。これは私の言葉ではない。私は断じてこのような文章を書きはしない!
 言葉を扱うプロたるものが、何故こんなにも無神経でいられるのだ!? 三点リーダ(…)を二つ単位で用いることを、自分の文章じゃない気がするから、と理由づけ拒んだのは貴様であろうが!

 昼休み中、コミックバンチを立ち読み。
 かねてから愛読している『報復のムフロン』がいよいよ大詰め。リアルタイムでテロを扱う作品だけに、衝撃も共感もかなりのもの。意図しているのかいないのか、ここに至る経緯に『模倣犯/下』の最終局面と共通する部分が多く含まれている。勿論、作品としてはまったくの別物であるが、だからこそ興味深い。

 恵&ルーシーシナリオ。9KB。計60KB。

 退勤途中、『報復のムフロン』一巻~三巻購入。
 午後8時25分、帰宅。

 師にメール。