ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)
仲間のウグイスカグラに良く似ているが、
ミヤマウグイスカグラのほうが茎などがやや毛深い。
分かりやすい命名だ。
しかしシキミに対するミヤマシキミは紛らわしい命名だ。
シキミ(シキミ科 またはモクレン科)シキビ
京都ではシキビと呼んでいたシキミは仏事に使われる。
特に関西では、この葉の付いた枝をお葬式に立て並べるし、
墓前の花としても使うのでなじみが深い。
そんな葉に比べると花はあまり知られていないが、
モクレンにも似たところがある黄色い花がきれいだ。
ミヤマシキミ(ミカン科) 別名:タチバナモッコク
このミヤマシキミは、シキミの仲間ではなくミカン科だ。
別名のタチバナはミカンの仲間かと思うがモッコクはツバキ科で、
わけが分からなくなる。
シキミと葉の形が似ていることから、ミヤマシキミと呼ばれたらしい。
その葉は有毒だという。
ミヤマシキミは雌雄異株だそうだ。
中央上の花序と下の花序の雰囲気がちがう。
こちらが雄花だろう。蕾のときや花弁の一部がほんのり赤い。
一方、雌花は真っ白で緑の柱頭が目立つ。
ミヤマシキミの昨年の実が残っている。
シキミの実は有毒だが、こちらはどうなのだろうか。
小鳥に食べてもらう色をしている。
仏前でお馴染みのシキミ、普段葉ばかりで余りお花を見ることはありませんが、実家では墓地に植えてあるのでお墓参りで見たことがあります。
こうして良くお花を見ると綺麗ですね!
ミヤマシキミ、初めて知りました。
シキミと名乗っていても全く別のものなのですね。
しかもピンクが雄で、ほんのりグリーンが雌だなんて。
鳥もそうですけど、雄の方が華やかですよね。
人間界とは逆なので、なんかフシギです。
黄色の色合いがとても素敵な花ですね。
大好きな花の仲間に早速登録しました。
ミヤマシキミも始めて目にする花ですが、雄の花の色の分布が特徴ある花なんですね。
実も見られましたか赤い実ですが毒なのですね~
ミヤマウグイスカグラも綺麗な色のお花ですね。
ムヤマシキミの花の色が違うなどもよく観察されて見せていただき有難うございます。
ややこしい事もありますね。
こうも似た名前をつけてしまって、どういうことでしょう。
しかもミカン科とツバキ科の名前がごちゃ混ぜとは。
いいのが思い浮かばず、やけくそでごちゃ混ぜ名前を
付けたかのようですね(^^;)
ともあれ、ミヤマシキミには出会ったことがなさそうです。
最近ではセレモニー会館での葬儀が多くなり、このシキビに白い布を被せてずらーっと並んでいる風景もあまり見かけなくなりました。葬儀場内に飾る白い生け花がメインになったようです。
関東の葬儀は花輪だと聞いていたのですが、北陸の金沢でも花輪でした。最初見た時は開店祝いでもあるまいしとびっくりしました。
シキビを飾るのは京阪神地域だけなのでしょうか。
おーちゃんさすがです、よくぞ調べてくださいました。
関東では一度もお葬式を出したことが無いのです。
数回行きましたが、どんな花輪だったのか・・・
シキミを使っていたのか・・・・ぜんぜん記憶にありません!
綺麗な花が咲くのですネ・・・
みんな知らないだろうなぁ、まさに「日陰の花」ですね♪
花を見るのも始めてです。葉と花のバランス墓前の花にピッタリですね。
ミヤマシキミの♂花も、♀花も、インパクトの強い花ですね。葉がミカン科納得です。樹木の種類も奥が深いですね。HPと、樹木図鑑を見比べながら、パニック状態です。
京都でお墓参りをすると必ずシキミを供えます。花屋さんでも枝を切って束ねたものを売っていますから、木や花の状態は知らない人が多いです。
ミヤマシキミのほうは、もっと馴染みがありませんね。
人間の雄ももっとお洒落をした方が良いのでしょうか。