終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

自分で板金加工に挑戦その1

2016年01月29日 | リフォームは自分で

生まれて初めての板金加工にチャレンジ

自分でリフォームするということは、仮設足場、電気工事(二種電気工事士資格がいる)以外すべて情報収集しながら自分で考えてやってみることだった。

シーリング(別名:コーキング)補修をやっている中で破風板や庇の木部の傷みが進んでいることに気づく。傷んだ木部を総ケレンした上に塗装しても長持ちは難しくトタンを被せたほうがよいだろうと判断した。

屋根に使う一般的な金属製役物(棟包、ケラバ水切、軒先水切、見切りなど)はホームセンターなどで売っているが、破風板などは現場に合わせて板金屋さんに手作りで加工して貰わないといけない。

破風板包みの自作板金加工
垂木で骨組みを作り天板に構造用合板を張った仮設の作業台を作る。 板金職人は折り機を使うが、手作りでトタンを折るには鋼製アングル(90度L型)を作業台に養生テープで固定し、アングル角で折り目をつける。
ホームセンターで買った1820×910厚0.25㎜のカラートタン板 作業台にトタン板を敷き、かね尺、直尺を使い展開図の寸法取りをしていく。
板金金切り鋏みで寸法線に沿って切断をする。 折線をアングルに合わせ、折線がずれないようクランプでしっかり固定し、ゴムハンマーで叩き折り目を付ける。
アングルの横面を叩き最初の折目を綺麗に付ける。 折り下げたい面をアングル角合わせ、折り順を考えて同じ要領で折って行く。
板金つかみ箸(30㎜より幅広もある)を使って折り返しをつける。 今度は反対側の折加工を同様の要領で繰り返し作っていく。
一枚の破風板包みの完成。 これが片側の破風板8mに被せる破風板包みカバーの一式ができた。

自分で板金加工に挑戦その2に続く