終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

自分で屋根塗装編その3

2016年02月20日 | リフォームは自分で
アマチュアにとって傾斜した高所での屋根塗装は最大の難行といえる。それがやっと終わったので肩の力を抜きたいところだが、事務所玄関ポーチのトタン屋根の塗装が残っていたのだった。これをやればもうすこしで外壁塗りに移れるのだ。


トタン屋根に上がってみれば、旧塗装膜は剥げ落ち、笠木のトタンには錆が出ていた。


三種類のデイスク羽を使ってみたが、右端のBSサビトルネードサンダーが一番効果的で、布やすり♯80~♯100を補助研磨材として使いながらサウンディングすると綺麗な金属面を出すことができた。


根気強く研磨した甲斐があって、楕円状の頑固な錆を取ることができた。


この後は1液型エポキシ錆び止め塗料(サビカット:ロックペイント社製)を上から塗った。


ユメロックルーフ2液型シリコンウレタン塗料を2回塗りして完成だ。


瓦棒葺きトタン屋根も同様に処理して完成だ。


雨樋受けの上にある軒先は軒先唐草との間に屋根の下地合板が4センチほど出ている。この部分が長年の事、雨樋から跳ね返る雨水によって劣化し合板の接着層表面が剥がれ下に垂れていた。そこでカッターで分離してしまった部分を切り離した。


雨樋から跳ね返る雨水と屋根下地合板を遮断する金物が必要だ。既存の金物製品に何か無いか探した結果、外壁の出隅に使う役物(出隅L43)が目に留まった。


これを逆に使えば入隅として使え、ただ単に雨水を跳ね返せればいいのだ。


軒先唐草との間に露出した合板部に出隅L43を逆に取り付けて雨水対策完了だ。


これに錆び止め塗料を塗って上塗りすれば完ぺきな仕上がりになる。