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ヴォルテール『カンディード』

2024年05月11日 13時38分33秒 | 文学
ヴォルテール『カンディード』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
なにかきっかけがあったはずだけれど、どうしてこの本を読もうと思ったのか忘れてしまった。
話は滅茶苦茶に進み、最後はみんなが再会するという、こういう話によくある展開だった。
「世界はすべてが最善である」という最善説は、ひとびとがこんなに不幸な目に遭うのに正しいのか、というのが基本的なテーマで、話は滅茶苦茶なのだが言いたいことはそれだけなのでわかりやすい。
「リスボン大震災に寄せる詩」も同じような内容だった。

おもしろくないこともなかったが、また読もうとまでは思わない。
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