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遠藤周作は没後20年なのにみんな沈黙ですか。

2016年03月03日 01時38分47秒 | 文学
遠藤周作は没後20年だというのにあまり注目されていない気がする。
司馬遼太郎の没後20年とかぶっているからだろうか。NHKは司馬遼太郎の特別番組をしていたというのに。
残念なことだ。
マーティン・スコセッシの映画『沈黙』が公開されるまで、出版業界はみんなで沈黙を守っているだけなのだろうか(であればいいけど)。おバカさんだな。
僕はたまたまいま注目しているので、どんどん文庫が復刊したらいいと思っている。気になりながらも手に入りにくいもので『スキャンダル』がある。

遠藤周作のことから、若松英輔に少し注目している。
姜尚中のラジオだかポッドキャストだかの番組に彼が出演し、夏目漱石の『こころ』について語っていて興味を惹かれた。『こころ』について何か書いているらしい。ますます興味を惹かれる。
調べてみるとおそらく岩波書店の雑誌「思想」に連載中の「霊性論」のことのようで、この連載が単行本になり、さらにそれが岩波現代文庫、またはちくま文庫、または講談社学術文庫に入るころにはたぶん興味を持っていたことを忘れきってしまっているだろうから、メモとして記述しておく。
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