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桐野夏生『ローズガーデン』

2017年09月02日 10時29分40秒 | 文学
桐野夏生『ローズガーデン』(講談社文庫)を読んだ。村野ミロシリーズの短編集。
最初の短編以外はおもしろく読めた。
村野ミロの元夫を語り手とする「ローズガーデン」はちょっと退屈した。ミロの父はほんとうは実の父なのだろうか養父なのだろうか。ほんとうはどちらかわからないような書き方になっているので混乱する。
他のものはいつもの感じでおもしろかった。このシリーズは同性愛者が出るのと、オカルトっぽい話がちょっと出るのが特徴だと思う。
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