日々諸々

西日庵雑記・洗足ベース通信

第87回 STWワイン会

2023-08-14 13:44:59 | 日々程々
NV JOSEPH PERRIER CUVEE ROYALE BRUT NATURE CHAMPAGNE
22 シャトー酒折 デラウエア にごりスパークリング
95 CLARK-CLAUDON VINEYARDS C.S. NAPA VALLEY
89 PAHLMEYER CALDWELL VYD. ESTATE BOTTLED NAPA VALLEY

 84回のときに格の差を意識して(生産者の皆さん、申し訳ありません)ロゼのクレマンドボルドーを先、シャンパーニュを後にしたんですが、ロゼと白の味わいの違いはともかく、クレマンは最初に飲むにはワイン会のスタートという感動に欠け、後に飲んだシャンパーニュは酸の強い無味乾燥なワインに感じられました。

 順序を間違えたとの反省から、今回は酒折のペットナットは後にしました。デラウエアのスパークリングはシャンパーニュより酸が強烈で、先だったら、爽やかだが単に酸っぱいだけのワインという印象しかなかったと思います。シャンパーニュで下地を作ったので、酸が強いといいながら飲めたんだと思います。実際、シャンパーニュに戻ると酵母臭が目立ちすぎるとの声もあり、この順は正解だった思います。

 ワインを飲むときの留意点は温度ですが、数種類飲むならば順番はもっと大切です。温度はいかようにも調整できるけれど、順番は間違えると取り返しがつきません。味の差はもとより、抜栓後の時間とかもね。

 ところでワインと料理との相性にうるさい方もワインとワインの相性についてはあまり論及しません。間に料理を食べたり水を飲んだりすれば、リセットされるからでしょうか。異なったワインでも1種類ずつ飲み切って次にいくのならばいいのでしょうが、飲み比べられるときは慎重にしないとね。

 デラウエアはフォクシーフレイバーの勉強のつもりで出したのですが、このワインからはあまり感じられませんでした。


パルメイヤーの赤は2016年9月に93、2017年7月に93、2019年11月に96、2022年11月に94と96を出しました。
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