日記帳

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よくしゃべる姑

2009-02-21 | 日々つれづれ
今日は、実家・義実家両母を伴い、4人で水天宮へ安産祈願へ。

帰りに以前テニスメンバーの誕生会で使った日本橋のイタリアンでランチ。
あのときは、抜群に美味しくて博識なオーナーの話もおもしろかったんだけど、ランチは「・・・」という感じ。

いや、美味しかったには美味しかったんだけどね。
店員(多分バイト)の態度は悪いし、頼んだものも何となくイメージとずれていたので・・・。
何か普通の店だった・・・。

それにしても、参拝とランチで約3時間ほどだったけど、とにかく母がよくしゃべった。

いやー、よくそんなにしゃべることがあるなってぐらいよくしゃべる。
私相手には・・・というか家ではそんなに話すほうじゃないんだけど。
男ばかりであまりおしゃべりに関心を示さない家なので、話したいことがたまっているらしい。
母の母・・・つまり私にとっては母方の祖母も相手の話をほとんど聴かないマシンガントークだけど、母も年取ったらああなるんだろうな・・・。

今は一応相手の話も聴くけど、基本的には自分の話が中心。
質問とかほとんど出てこない。(笑)

まあ、これだけよく話してくれるから義実家及び妻との関係が潤滑というのもあるんだろうけど。
妻はそんなに自分から話すほうではないけど、聞き上手なので需要と供給が一致していてちょうど良いのかも?
嫁・姑関係っていうのは、うまくいってくれないと夫としては非常に苦しい立場に陥るので、今のところは良好で助かっとります。

(写真:両母&妻)

Book Review No.261「宿命」

2009-02-21 | 読書
東野圭吾 著(文春文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆
知識度:☆☆☆
娯楽度:☆☆☆
難易度:☆☆☆

終盤から物語が急展開し、予想もつかないクライマックス・・・というのが東野ミステリーのパターンという気がするが、この「宿命」もその例に漏れず・・・という感じ。
一応分類的には「ミステリー」なんだろうが、犯人が誰かとかトリックがどうだとかは、枝葉に過ぎないのかもしれない。
とにかく作中の登場人物に感情移入しやすく、一気に読めた。

読み終わった後に「ああ、こういう意味でこの題名だったのか・・・。」というのは「秘密」でも思ったが、今回もまさにそのとおりだった。
一時期連続で読み過ぎてちょっと食傷気味だったが、やはり東野さんは上手い。


受精卵取り違い事件・・・悲劇は一組の夫婦だけではない

2009-02-21 | 思うこと
昨日明らかになった香川県の受精卵取り違え事件。
本当にひどい事件だと思う。
・・・15年も一人でやってきたって、その危機管理はいったいどうなっているのか?

やっとの思いで子供を授かったのに中絶せざるを得なかった御夫婦の気持ちはいかばかりかと思うが、このニュースを耳にしたとき-昨日の段階ではほとんど報じられていなかったのが-取り違えられた側のもう一組の御夫婦がいるのではないかということ。

それについても、今日になってようやく情報が報じられてきた。

相手女性には中絶後に説明

もちろん最も心身ともに傷付いたのは中絶した女性だろうが、せっかく受精までたどりついた「我が子」を取り違えられて他人の身体に入れられ中絶させられてしまったこちら御夫婦も精神的な意味での被害は同レベルだと思う。

我が家もなかなか子供に恵まれず、「いったい不妊治療ってどんなことをするんだ?」と思って色々調べたこともあったので、私にもある程度の知識があるが、
体外受精というのは、現代の不妊治療における最高レベルの治療であり、最後の砦である。

子供ができなくていきなり体外受精に臨む夫婦などいない。

そこに到るまでには、まず不妊外来の門を叩くところから始まって、各種検査やらタイミング指導やらと散々試した上で、それでもダメなら人工授精、それでもダメで最後の手段で・・・というのが一般的だと思う。

おそらく夫婦の間に数々の葛藤があり精神的、肉体的及び金銭的な犠牲を払ってやってくるんだろう。

そういう重みをこの医師は理解しているのだろうか?