しとしと、むくむく、がさがさ。

今日も..."しとしと"、雨が降る中の散策になりました。
午前も午後も同じ断崖沿いの森を歩きましたが、
少しの時間の差でも風景が変わっていくさまが面白かったです。
霧雨が降って、それが白い霧になって、小雨にかわっては森を艶やかに。

やはり雨の日にはキノコが元気そうに見えますね。
最近の知床五湖でもさりげなくお客様の人気になっていた"むくむく"。
成長すると白いアフロヘアーのようになる、ハナビラタケ。
国立公園内は良くないですが、知る人ぞ知る絶品キノコさんです。
この森でも見つけることができました。(・・・場所は内緒です。)



こんな雨降る草原も、レインウェアと長靴で歩きぬきます。
黄色くハンゴンソウやキオンが咲く霧の緑、幻想的でした！



そして、午後は断崖にヒグマも目撃。遠くで"がさがさ"出没。
僕だったら足がすくんでしまいそうな岩場を下りてきました。
そんな場所に何があるのかと思いますが、地面を掘って食事を始めました。
おそらくアリの巣があって、そのアリを目当てにやって来たのでしょう。

…どうも最初は僕らに気がついていなかったようで、
食事の合間の...ふとした瞬間にコチラを見て、
明らかに「はっ！人間がいる～！」という表情でした。
10秒ほどヒグマと僕が見つめ合って、
アチラは「ま、いいや。」と...食事をまた始めました。

それなら僕らは、ゆっくりと退散しましょう。

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