故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.246 「思い出の新潟市内観光」のお話。

2014年09月03日 | 日記

先日、私は黒龍江大学日本語教師であった大島先生と2人で、教え子で新潟大学留学生の葛乃禎さんを新潟市内の観光案内に連れ出した。留学中の葛さんは昨年末、自転車転倒事故で足首を骨折し救急車で「新潟中央病院」に運ばれ緊急手術を受ける大ケガをされた。

 

退院後、ケガも順調に回復し、先日足首の骨を固定していた「ボルト」を摘出する手術が行われた。現在は《松葉杖》なしで歩けるようになった。葛さんは間もなく1年間の留学生活を終え、帰国後は黒龍江大学の4年生に進むことになっている。私達は新潟の生活の最後の思い出づくりとして新潟市内の観光案内を計画した。

 

行き先は葛さんが行ったことのない場所を中心に選定した。この日案内したコースは「天寿園」⇒「新潟市花育・食育センター」⇒「新潟県庁」⇒「白山公園」⇒「護国神社」である。今日は「天寿園」のお話。ここは《日本庭園》と《中国庭園》の2つの立派な公園が同時に楽しめる場所となっている。

 

特に《中国庭園》は中国から直接資材を運び込み、中国・北京市林園局が設計・施工した日本初の本格的な「池泉回遊式・中国山水庭園」である。この日は「日中交流のあゆみ」展が開催されており、葛さんも新潟県と黒龍江省との歴史などを会場でゆっくりと学習することができたようだ。

 

 教え子で新潟大学の留学生の葛乃禎さん。(於 : 天寿園)