柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

士業、葬儀社、保険業、介護業がシニアと繋がるには

2020年05月04日 | 終活セミナー
お客様に高齢者が多い企業やお店ってありますよね。
例えば
葬儀社 介護事業者 保険代理店
弁護士 司法書士 行政書士 税理士
眼鏡、補聴器関係 理美容 マッサージ
衣料関係 サプリ関係・・・

このようなところは
高齢者との繋がりを保つのに苦慮しています。
衰える現象には触れない方が無難と考える向きがあります。
高齢者が利用できる商品が自社にあっても
こちらからアプローチすることはあまりしていません。

高齢者側からいうと
子供に頼らず自分の最期までを上手に生きぬき
後始末をつけるための情報が
身近にはあるようでないのです。
更に
年齢を重ねると文章を読み、理解する力が衰えてきます。
自分もそうです。
わかりやすく解説してくれたら学ぶ意識は高いのです。

私は高齢者向けの良質な発信をすることで
顧客の意識を育て環境を整える責務がシニア企業にはあると思っています。
しかし、専門以外の情報を定期的に発信するのは大変な労力。
そこで「ソナエル」は自社の情報誌として配布できるように作られています。


葬儀社の場合
自社会員や遺族へのアプローチはなかなか大変なこと。
葬儀はめったにない事なので接触が少ないほど忘れられてしまいます。
定期的に送られる情報誌は葬儀一辺倒なら、見る価値は薄れますが
日常生活に役立つ情報なら読む気が増します。
その中に自社のイベントや最近の葬儀事情をチラシにして挟み込むと
嫌味のない告知になります。
「ソナエル」は年間に6回配布されるので
会員が多く配布に手間や費用が大変と思ったら
配布する地域と時期を分けてもいいのではないでしょうか。

保険代理店なら
保険の更新時にお持ちするのもいいし
掲載されている記事合わせて自社商品を紹介するチラシを挟み込むと
新しい保険の利用法を発見してくれる機会になります。
介護や相続のために役立つ保険などはきっと興味を引きます。

弁護士 司法書士 行政書士 税理士は
高齢者自身が何をしてくれるところなのか?を知りません。
ソナエルはに遺言書や相続時の記事が多く載ります。
そこに絡めた自社の事例などを紹介しても
高齢者にはいい気づきになります。

私の行きつけの美容院や歯医者さんは
週刊誌や新聞だけでなく、読み物として置いてくれています。
お客様から「これいいわね」とよく言われるそうで自由の持ち帰れるようにしています。
中に定休日や、新しい技法、商品を紹介するチラシを入れてもいいですよね。

介護施設では入所者やご家族に延命措置や遺言書や相続
また身寄りがなければ後見なども整えてもらうことも大事です。
こういうことで困ったら、まずは相談してください
メッセージをつけておくのはどうでしょうか。

残念ながら「ソナエル」はお客様が直接求めるのは困難ですが
作成会社には「どうしたら手に入るか」という問い合わせがよくあるそうです。
その時には、お住まいの近くにある配布元の会社にお繋ぎしているそうです。

今回私はエンディングノートの広告を「ソナエル」に載せました。
手にする方が各地のシニアの方なので、思いもよらぬ地域から申し込みをいただき
この情報誌の効果を感じています。

だからこそ色々な会社やお店の方に
この情報誌の活用を知っていただきたいと感じています



お問合せ先
https://www.lifeandmagazine.jp/sonael






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