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真央 ガッツポーズ! 涙の200点アップ  ~全日本選手権女子シングルフリー

2006-12-30 12:34:18 | 女子フィギュア
 世界選手権(来年3月東京)の代表選考会を兼ねた全日本選手権。
女子の代表枠は3つ。グランプリFinalで2位に入った真央はすでに内定。
実質、残り2つの椅子を巡り、安藤、村主、中野、恩田が火花を散らす。

選考会で思い出されるのが 昨年のこの大会
トリノ五輪の代表選考を兼ねたこの大会は、日本国中の人が注目した。
男子の表彰式後の1位と2位の入替え、女子の安藤美姫へのバッシング…

今年の最終グループのメンバーは、去年の荒川静香に代わり浅田舞が残っただけで他は変わらず。
世界最強と言われる、日本女子フィギュア陣が久しぶりに一堂に会し、熱き戦いを繰り広げた。

私も、昨日のTVは結果も事前に解らずにドキドキもんで観てしまいました。

 2006全日本フィギュアスケート選手権オフィシャルサイト(フジTV)




最終順位
                    SP   FS    合計 
1 浅田 真央  (16才)  71.14  140.62  211.76
2 安藤 美姫  (19才)  69.50  116.15  185.65
3 中野 友加里(21才)  63.34  116.38  179.72
-------------------------------------------↑世界選手権出場
4 村主 章枝  (25才)  58.56  114.00  172.56
5 恩田 美栄  (24才)  58.62 104.68  163.30

どういう訳か結果は、歳の若い方から3人。
25才の村主がベテランなのだから、フィギュアも寿命が短い。

◆恩田美栄
 中盤でのジャンプで3回転(トリプルルッツ)の予定が抜けてしまい、1回転となる痛恨のミス。
 最後までトレードマークの『ガッツポーズ』は見られずじまい。

◆中野友加里
 最初のトリプルアクセルを転倒したが、最後まで諦めずに笑顔で滑りきった
 シンデレラ中野。念願の世界選手権での活躍を期待したい。

◆浅田真央
 トリプルアクセルを完璧に決めたら、真央に敵はいませんね。
 最初のジャンプでは私も思わず「行けっ!」と叫んでいた。
 3連続コンビネーションジャンプが成功した時はガッツポーズも。

  涙で前が見えません。

◆村主章枝
 逆転を狙うパントマイム村主。
 SPではジャンプの失敗で5位に甘んずる。
 本大会では、過去5回の優勝を誇る昨年のデフェンディングチャンピオン。
 しかし、トリプルフィリップが回転不足。2連続のコンビネーションジャンプでは
 着氷時に止まってしまうという信じられないミス。
 村主よ、もう限界なのか。。

◆安藤美姫
 
前に滑った4人の滑りを見て、安藤の2位以内を確信した方も多いと思う。
しかし、最後の得点発表時には祈るような気持ちで見ていた。
トリプルフィリップで転倒、その後のスピンで安藤の顔が苦痛にゆがむ。
右肩を抑えてうずくまり、止まってしまった。ここでやめれば世界選手権出場はない。
しかし、何とかこらえて演技を続け2位に踏みとどまった。

 「世界選手権では4回転を絶対に入れるように練習したい」

トリノで4回転サルコー跳ぶと言って跳ばず国民の信頼を裏切ったミキティ。
今度こそ信頼を回復するチャンス。 負けるな、ミキティ!


今大会で 武田奈也(18才)の笑顔弾ける滑りが印象深い。

今年の全日本ジュニア選手権を制し、昨年の世界ジュニア選手権でも4位入賞を果たしている。
早稲田大学スポーツ科学部(トップアスリート)にも合格しました。
卓球の福原愛ちゃんと同じところですね。(ハンカチ王子は知らないけど)

跳べないジャンプ 失速、女子フィギュア ~グランプリFinal 第2日FS

2006-12-18 07:46:48 | 女子フィギュア
 前日のSPの滑りを観て、真央の2連覇を確信したのは私だけであったであろうか。
日本選手以外で優勝の可能性があったのは、韓国のキム・ヨナだけ。
真央、ミキティ、キム・ヨナが3人とも「ノーミスやる」なら、おそらくSPの順位のままの結果であったであろう。
村主だって、上位4人がミスれば充分に表彰台の可能性はあった。

しかし、日本女子フィギュア陣にとって、思ってもみなかった大変厳しい結果が待っていた。




 グランプリFinal最終順位
                    SP  FS   合計 
1 金 妍兒   (KOR) 65.06 119.14 184.20 
2 浅田 真央 (JPN) 69.34 103.18 172.52 
3 サラ・マイヤー    (SWI) 59.46 110.82 170.28 
4 村主 章枝 (JPN) 55.14 103.64 158.78 
5 安藤 美姫 (JPN) 67.52  89.80 157.32 
6 ユリア・セベスチャン(HUN) 49.40  93.29 142.69 



 ◆村主章枝
  全体的に元気がない滑り。
  昨日のSPに続く2度のジャンプでの大失敗で雪辱ならず。

 ◆金妍兒
  う~ん。隙なしキム・ヨナ!
  ダブルアクセルの着氷時、バランスを崩すも、ほぼノーミスの演技。

 ◆安藤美姫
  ファーストジャンプで抜けてしまう失敗の後は、
  4つのジャンプ全て1回転となってしまい、もうボロボロ。
  観ている方でも大変辛いものがありました。
  跳べないジャンプ。 タイミング?それともメンタル?
   「自分の力が出せず悔しい。体に力が入らず体調が悪い」
  
 ◆浅田真央
  ファーストジャンプのステップを入れたトリプルアクセルで尻もち。
  続くコンビネーションも失敗。トリプルルッツも転倒とこんな真央を初めて見た。
  レベル4を狙う、ステップを入れたトリプルアクセルは公式戦では決まった事がないという。
  前向きに踏み切るトリプルアクセルは真央の専売特許。
  それをより難易度を高めた事前のステップは、トリノ五輪の時
  「4回転サルコー」にこだわったミキティを彷彿させる。


すごく期待していただけに非常に残念です。
まさか、3人ともフリーで失敗してしまうとは思ってもいなかった。
跳べないジャンプには、それぞれ理由があるだろう。
でも、私は失敗しても果敢にチャレンジしてほしい。コケたっていいではないか。

この失敗を糧に、次の世界選手権での活躍を期待したいと思います。

 ※演技のFinshの時、選手の指先ばかり狙うテレ朝のカメラマンには辟易しました。

V2に向け 真央 万全! ~グランプリFinal 第1日SP

2006-12-17 12:42:14 | 女子フィギュア
グランプリシリーズ6大会の内、出場2試合の順位点により勝ち抜いた6人の精鋭。
日本3人と 韓国、スイス、ハンガリーが各1人と日本の上位独占を予感させる。
 「Finalでメダルを獲り、日本の最上位の者は世界選手権代表に内定する」
と日本スケート連盟がニンジンをぶら下げて言明しているので選手も俄然力が入る。

演技時間が短いSPは、1つのミスが命取りとなってしまう。
勝負はもちろん2日目のフリー演技だが、
各選手の仕上がり具合を見る上でもSPは注目して観戦した。




 グランプリFinalショートプログラム順位
                    SP
1 浅田 真央 (JPN) 69.34     
2 安藤 美姫 (JPN) 67.52     
3 金 妍兒   (KOR) 65.06     
4 サラ・マイアー    (SWI)59.46     
5 村主 章枝 (JPN) 55.14     
6 ユリア・セベスチャン(HUN)49.40



 2度目のグランプリFinal優勝を狙うベテラン村主。
しかし、最後のジャンプでダブルアクセルの予定が抜けてしまう大失敗。
競技開始15分前に会場にバスが到着するというアクシデントも当然影響したことだろう。
何とも悔いの残るSPとなってしまったが、フリーの演技での挽回を期待したい。






 真央のライバル韓国の金は16才とは思えぬ圧倒的な表現力と完成度。
真央を倒せるのは現時点では金しかいない。(もちろんノーミス同士で)
イナバウアーからのダブルアクセルなどの高度なテクニックで観衆を魅了する。
しかし、トリプルアクセルの着地でちょっと詰まってしまい、3位に甘んじる。
腰痛の影響があるというが。





 連覇を狙う大本命の真央。
余裕のあるジャンプ、ステップ、スピン、スパイラルと完璧な滑り。
「ノーミスの演技できたので」と真央自身も納得顔。
SPは楽々トップ通過で明日のフリーに期待が掛かる。

  「やっぱり真央は天才」




 そして最後に登場したのはグランプリシリーズ首位の安藤美姫。
3回のジャンプも綺麗に決めてくれました。ステップの振り付けも良かったし、スパイラルも見事だったと思います。
高度なテクニックでは、若干真央に軍配が上がるが大人の演技で真央に迫る。
真央に僅差の2位と絶好の位置につけました。
明日のフリーでも是非とも「ミキテイsmile」を!




実は夕べ、この記事をアップしようと思いましたが”うっかり”寝てしまいこの時間に。
そして先ほど 「見ちゃーいけない」 フリーの結果を見てしまいました。。。
出来ることなら日本と時差のない地域で開催してほしい。もちろんLIVEで。

でも、今夜のTV (録画) も結果を全く知らない振りをして観ることといたします。

 頑張れ、ニッポン!!           ←ち、力が入らん。。


う~ん。面白い! マロスケさんのグランプリシリーズ総括

2006-12-07 20:06:14 | 女子フィギュア
 先日、マロスケさんから私に直メールが届いた。
埋もれてしまうにはもったいないと思ったのでここに紹介させていただく。
(xlsファイルでいただきました)

先のNHK杯でグランプリファイナル6名の出場権が確定したが、マロスケさんが各大会における演技の得点を比較していた。
ファイナルへの得点方法については、順位点で決めているので大会毎のレベルを知る上でも興味深い。
(1位-15点,2位-13点,3位-11点,4位-9点,5位-7点,6位-5点)
『絶対評価』 というか、あまり各大会で格差がない基準となる判定が前提であるが。
大会毎の個人獲得ポイント
                       米     加     中      仏     露     日   合計  得点順位
--------------------------------------------------------------------------------------
 1 安藤 美姫 (JPN) 192.59                   174.44                 367.03     2
 2 ユリア・セベスチャン (HUN)                 153.80           146.75         300.55    10
 3 浅田 真央  (JPN) 171.23                                   199.52 370.75     1
 4 金 妍兒    (KOR)        168.48           184.54                 353.02    3
 5 村主 章枝  (JPN)         168.76                           179.31 348.07    4 
 6 サラ・マイアー     (SWI) 169.01                           159.17         328.18    6 
 7 ジョアニー・ロシェット(CAN)         173.86           151.52                 325.38    7
 8 キミー・マイズナー  (USA) 177.78                                   158.03 335.81     5
 9 中野 友加里(JPN)         151.27                           160.93 312.20    8
10 エミリー・ヒューズ  (USA) 147.34          151.12                          298.46    11
--------------------------------------------------------------------------------------
上位6人の合計          996.24│987.29│861.76│1070.66│872.08│924.87

ここで注目したいのは、
  • 中国大会とロシア大会のレベルが異常に低かった事
  • ユリア・セベスチャンの獲得ポイントが10位にもかかわらず、順位ポイントでは2位の事
  • キミー・マイズナーが獲得ポイントが5位にもかかわらず、順位ポイントでは8位の事
 もし、シンデレラ中野が 中国大会とロシア大会 にエントリーしていたら。。。


マロスケさん、こんなもんでいかがでしょう。笑

グランプリFinalは、いよいよ来週の土日です。
絶対に表彰台独占ですよね。

 頑張れ、ミキティ・マオ・スグリ !!!

熱き女の戦い 残り2枠を賭けて! ~グランプリ最終戦2006NHK杯

2006-12-03 12:41:31 | 女子フィギュア
2006NHK杯国際フィギュアスケート競技大会
TV朝日 - フィギュアスケートグランプリファイナル世界一決定戦2006

グランプリFinalへの残り2枠の出場権を賭け、日本の3選手が激突した。
Final進出には優勝が絶対条件の真央は相当なプレッシャー。
村主と中野は2位以内に入れば出場権獲得となる。
実力では、他の2人より抜きん出ている真央。
アメリカ大会の時に失敗しているトリプルアクセルを「絶対跳んでみせる」と攻めの姿勢を崩さない。

 昨年のグランプリFinal覇者、16歳の浅田真央がついに勝負に出た。


  ◆村主 章枝 「銀盤のプリマドンナ」
  ◆中野友加里 「シンデレラストーリー」
  ◆浅田 真央 「ミラクルマオ」(第2章)

--------------------------------------------
  ◆安藤 美姫 「ミキティスマイル again」 ←Final出場権獲得済


  第1戦アメリカ大会結果: 安藤美姫優勝!浅田真央3位

  第2戦カナダ大会結果: 村主章枝2位

  第3戦中国大会結果: 中野友加里2位、浅田舞6位

  第4戦フランス大会結果: 安藤美姫2位(ファイナル出場決定)

  第5戦ロシア大会結果: 恩田美栄3位、澤田亜紀5位



NHK杯結果
        SP  FS   合計 
1 浅田 真央  69.50 130.02 199.52 
2 村主 章枝  61.92 117.39 179.31 
3 中野 友加里 56.86 104.07 160.93 



日本の1番手は6番Start 舞台女優の村主章枝。
憂いを持った表情と振り付けで観衆を魅了する。
途中、トリプルサルコーの予定が抜けてしまった失敗があったが、他の演技は万全。
演技終了後、本人にとって手応え充分であったのだろう達成感に満ち溢れていました。
「スグリワールド」全開といったところ。


続いて8番Start 昨年のNHK杯を制しているシンデレラ中野。
「私の持ち味はスピンです」と絶対的な自信を持つ。
確かにドーナツスピンなどは、観る者を圧倒する。
しかし、惜しむらくはジャンプの失敗が2度あった事。
ファーストジャンプで抜けてしまう大失敗で審査員の印象も悪くしたと思う。
スピンもいいけど、ジャンプもね!


そして、10番Start で登場したミラクルマオ。
国民に約束したファーストジャンプでトリプルアクセルを・・跳んだ!
着氷で少しバランスを崩したものの真央スマイル全開!
その後の演技も、難易度の高いコンビネーションジャンプやビールマンなど楽々とこなす真央。
真央のジャンプで他の選手と違うところは、前を向いて踏み切ってジャンプするところである。
これは後ろ向きで踏み切るのとは違い恐怖心がもの凄いだろう。
今大会で前の2選手の滑りを見てから演技できたため真央にとっては有利な展開だった。
おそらくは、トリプルアクセルにチャレンジしなくても優勝できたと思う。
でも、あえて挑戦する真央は大好きですね。



グランプリ最終結果
                        米 加 中 仏 露 日 合計 
---------------------------------------------------------
 1 安藤 美姫   (JPN)   15       13           28 
 2 ユリア・セベスチャン    (HUN)       15   13     28 
 3 浅田 真央     (JPN)   11                  15   26 
 4 金 妍兒(キム・ヨナ)(KOR)       11      15           26 
 5 村主 章枝     (JPN)       13              13   26 
 6 サラ・マイアー        (SWI)    9              15       24 
--------------------------------------------------↑Final進出
 7 ジョアニー・ロシェット   (CAN)       15       9           24 
 8 キミー・マイズナー     (USA)   13          11           24 
 9 中野 友加里   (JPN)           13          11   24 
10 エミリー・ヒューズ     (USA)    7      11               18 




・スケートアメリカ
・スケートカナダ
・中国杯
・フランス杯
・ロシア杯
・NHK杯

  一人だけ他とトーンが合わないと思うのは私だけなのかな。


フィギュアスケート・グランプリファイナル・世界一決定戦2006
(14-17日・サンクトペテルブルク=ロシア)
 
 12月16日(土)よる 7時00分~ 8時54分
 12月17日(日)夕方 6時54分~ 8時54分

 頑張れ、ニッポン!

ミキティスマイル again! 完全復活か ~スケートアメリカ2006

2006-10-29 20:54:18 | 女子フィギュア
安藤美姫公式ホームページ ← 集中するため一時中断中です

4回転サルコーで一躍「ミキティ」の名を世界に知らしめたが、その必殺技が両刃の剣となってしまい、トリノ五輪では惨敗を喫した。身も心もボロボロになり、傷心の帰国となってしまった安藤。
トリノ五輪選考会から序々に始まり、五輪本番終了後までも続いた 安藤バッシング。
トリノ五輪後、中京高校を“ひとり卒業式”した安藤は、トヨタ自動車に入社し、社会人学生として中京大学に進学している。


世界GPシリーズ スケートアメリカ2006
(時事通信) 10月29日(日) 17時11分


 優勝 安藤美姫(トヨタ自動車)  192・59点
 2位 キミー・マイズナー(米国)  177・78点
 3位 浅田真央(中京大中京高)  171・23点
-------------------------------------------------
 6位 浅田舞(愛知・東海学園高)


昨日までのショートプログラム(SP)終了時点では、昨季のGPファイナル覇者の真央ちゃん(16)に次いで2位に着けたミキティ。
最終日のフリープログラムはまさに、ミキティ、真央の一騎打ちの様相。
そういえば、真央ちゃん、ミキティの後輩になったのですね → 中京大中京高

まず、ミラクルマオ。
トリプルアクセルが1回転半となる大失敗でのオープニング。
その失敗がトラウマとなり、次のジャンプにも回転不足、演技不完了など普段の真央からは信じられないミスを連発。
最近、日本女子フィギュア界では「ノーミスやる」という変な日本語が蔓延しているが、今日の真央ちゃんは、それには程遠い演技になってしまいました。

続いてスマイルミキティ。
ミキティはトリノ五輪時より明らかに体重が落ちジャンプも高さも増した。
下半身が締まり、滑りに安定感が出てきたと思う。
トリノ五輪時のゴタゴタ以来、今回のGPでも4回転サルコーは封印したまま。
しかし、3回転などはほぼノーミスの快心の演技で見事逆転初優勝をものにした。
番組の最後に松岡修造さんが言っていましたよ。

 「安藤さん、トリノ五輪でスケート辞めなくて本当に良かったー!!!」

次の戦いでは、二人のノーミスによる勝負を是非見てみたいと切に願います。

トリノへの道 ~女子フィギュア

2005-12-29 14:43:19 | 女子フィギュア
五輪代表選考といえば思い出されるのが女子マラソン。

古くはバルセロナの有森vs松野、アトランタの有森vs鈴木、シドニーの弘山vs山口、そしてアテネの高橋尚子vs土佐と毎度ゴタゴタが繰り返されている。女子マラソンは選考基準が不透明で陸連の裁量一つで決められ、いつも世間から批判を浴びた。

12月25日に行われた女子フィギュア全日本選手権もなぜかすっきりしない感じが残った。
前日に行なわれた男子の選考会で表彰式後に優勝と準優勝が入れ替わるという前代未聞の大失態があったせいかもしれない。

■荒川 静香
  女王と呼ばれ貫禄十分。大人の演技で2大会ぶりの代表を目指す。

■浅田 真央
  15歳の年令制限で五輪出場が叶わなかったが実力№1。

■恩田 美栄
  2大会連続の五輪出場を目指す。アツイ滑りでガッツポーズ連発。

■村主 章枝
  24歳女子最年長。舞台女優といわれる表現力豊かな演技が魅力。

■中野友加里
  今期のNHK杯を制し、赤丸急上昇。今後の期待度№1。

■安藤 美姫
  今や国民的アイドルとなったミキティこと安藤美姫。やや人気先行で、最近は精彩に欠ける。


今大会の結果は、

村主 章枝
②浅田 真央
荒川 静香
-------------------
④恩田 美栄
⑤中野友加里
安藤 美姫

※赤色太字はトリノ五輪代表

村主、荒川の代表選出は文句なしだと思う。

問題は、安藤美姫が代表に選ばれるかどうかに注目が集まった。
去年と今年の獲得ポイントでは安藤美姫がTOPである。
ましてや国民的なアイドルだ。

しかし、安藤が最近伸び悩みであること、中野の成長が著しいことを考えると選考委員は大いに迷ったことであろう。


結果は順当なところに落ち着いた。

これで、中野が選ばれて安藤が落選すれば、それはそれで批判されただろう。

安藤が選ばれて国民の大半は安心したと思う。