目次 〈1章-はじまりは、こんなもん〉の最初から
〈2章-D線の切れる音〉の最初から
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藤本正輝はすでに教室にいた。
他に数人の男子もいて、ワシら『階段遠回り組』と合わせると、
1年5組の男子ほぼ全員が揃っているようだ。
でも、おかしい。
ワシとネンは藤本を避けるために、
駅から学校まで小走りでやってきたのだ。
絶対にワシ達のほうが早く学校に入っているはずなのだ。
考えられることは一つ。
藤本はあの女子の海を泳ぎきったのだ。恐るべし藤本。
(あれ?でも様子が変だぞ)
藤本の様子がおかしい。窓から空なんか見てる。
頬杖なんかついて鼻唄でもうたっているみたいだ。
なんか、らしくないぞ藤本正輝。
しかし、油断はならん。
ワシらと出身中学の違う奴は脳天気な顔をしているが、
ここはライオンの檻なのだ。
ワシは餌にはなりたくない、
もしなるとしても出来るだけ最後の方がいい。
周りをよく見ると、ワシと同じ中学出身がもう1人いた。
顔しか知らない奴(石田)だったが、
そいつもかなり緊張した顔をしていた。
きっと、ワシも同じ顔をしているんだろう。
藤本がワシら『階段遠回り組』を見た。
見るな!
そして、立ち上がり、こちらに近づいてくるじゃないか。
来るな!
ワシは頭から血がサーと引いていくのがわかった。
擬音が聞こえてくるほどだ。
ワシは何も知らない他の中学出身の奴の影に隠れようと、
後ずさりしようとしたが、足が震えてきた。
石田の足はまるで貧乏ゆすりだ。
こっちに来るな!
ワシの肉は固いのじゃ!
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ランキング上がってくると、なんか励みになりますね。
でも、自分でも思わないほどの進展の遅さに驚きます。
はやく、チハルに楽器の練習させたい!リアルでも、もちろん練習不足だ。
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「階段遠回り組」とは>>>>>
福塩線 備後弁の応酬で賑やか。いや、やかましいかったんでは
マンドリン 組に入るのはもうじきかな?
コメントありがとうございます
コメントの書き方、教えてもらいました。
文章、書くの結構たいへんです。
はやくも挫折しそうですが、がんばりますので
応援、宜しくお願いします
どんだけ良かったかと思うなでしこでありまする
借方 貸方 貸借対照表?損益????
なんなんこれ?
マンドリンばかりでなく商業の話もよろしゅう
商業高校の話ですか。あまり考えてませんでした。
出来るだけ、ご期待にそえるよう、頑張ります。
また、感想などお願いします。