“エサと水飲み場の他には何も入っていないところで育てたネズミと、クルマもトンネルもあるような環境で育てたネズミを比べると「遊びの多い環境で育てたほうが、海馬が大きい」” (「海馬 脳は疲れない」 池谷裕二・糸井重里 著 より)
この本によると、ロンドンでタクシー運転手の脳を調べたら「海馬」の発達が認められたそうです。遊びの多い環境というよりは、適度な刺激がある毎日ということでしょうか?それとも複雑に入り組んだ都会の道を記憶するための適応?
私の場合は宮崎市という地方都市が相手なので ロンドンほどの刺激に囲まれているわけではありません。おおよその地理は頭に入っていますが「町名」とか「学校名」など未だに整理できておらず困ってます。全車にカーナビを装備している会社でよかった? ・・・こういう便利なツールがあるから本気になって覚えようとしないのかも。
ベテランドライバーの中には「その病院なら国道220号線で北上して右手にドラッグストア・モリ、左手にスーパー・タイヨウがある信号の先すぐ左手にある」なんてスラスラと出てくる人も。根本的な脳の使い方が違うんだと思います。
「海馬、タクシードライバー」というキーワードでネット検索したら、資格学習を支援する株式会社メディア・ファイブという会社が発信している「ヴェロッキオの学習のヒント」を見つけました。受験に成功するための脳の活用法などが解説されています。
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