YAMAHAはMIDIマスターキーボードの「KX」シリーズを過去リリースしていたのですが、仕様/外観の古さなのか90年代にディスコンにしていました。
トップエンドではピアノタッチの88鍵モデルKX88,76鍵のKX76,そしてショルダータイプ44鍵のKX1(これのみ80年代中盤でディスコン)、そしてルックスが目立ち今でも愛用者がいる37鍵のKX5があった訳です。
一方、DTMでは「HELLO!MUSIC!」シリーズ展開と同時期にCBXシリーズを展開していました。
こちらはCBX-K1,CBX-K2,CBX-K3という非常にDTM寄りの37/49鍵モデルを販売していました。
このシリーズもCBX-K2を最後に久しく新製品のリリースがありませんでした。
そうこうしているうちにMIDIコントローラはPC環境の変化に伴いMIDI端子だけではなくUSB端子でのダイレクト接続に対応したり、はたまたオーディオインターフェースを内蔵したりと他社では進化を遂げてきていました。
そういった変化の中、かなりヤマハのMIDIコントローラは近年苦戦をしていたというかハナから勝負を捨てていた感もありましたね。正直どれもデザイン等古くさかったですしね。
その流れを遂に翻す期が熟した模様です。
なんせマスターキーボードの名シリーズ「KX」の名称を引き継いだ訳ですから、相当自信があるのでしょう。
付属ソフトも「CUBASE AI4」をバンドルする等、他社を徹底的に追撃する意思が見て取れます。
コントローラにも関わらず、アルペジエイターを搭載する等かなりアグレッシブな製品の様です。
製品のデザインとアルペジエイターに始まる機能でつい買ってしまいそうです。
多分ベッドサイドミュージックな制作をやりそうなのでKX25なのかなとは思いますが。
前に買ったK-25は会社ででも使うかな・・・。