・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・というものを、とっくのとうにどこかへおいてきてしまったはっぴーです。
ど~こにいったんだろうねえ。そうそう、一時期、どんなに感動するといわれている映画でも、涙一粒こぼさないようなときがあって、私って『枯れオンナ!?』と真剣に悩みましたが、最近では、すぐ泣く・・・・。
おお、私もまだ純粋で、ピュアな心があったのね!!(ニヤリ)>いえ、人はそれを、『加齢により涙もろくなった』という。
あ、私のような『枯れオンナ』の話ではなくて・・・。
子供たちを相手にしていると、時に『本当に子供って、純粋なんだな。』と気づかされることがあります。
それは先週の金曜日、小学校1~3年生の初心者クラスで。
宿題を集めて、さ、始めましょうか!というところで、ある男の子(Aくん)が、
『あ~。ぼく、もう、生きているのがいやだ~。』
と言うんです。よく、中学生は『げ~、死ぬ~。』と自らの追い詰められた状態を表現する手段として、または宿題を大量に出された苦しみを表現する手段として、乱用していますが、小学校低学年の子が、『生と死』を口にすることはめったにありません。
はぴこ『え?どうしたの?』と聞いてみると・・・・・・・
Aくん曰く、『人は死んでしまうものだから、明日から生きていくことができるか、明日死んでしまうのではないかと思うと、怖くなる。』だそうです。
ひとりがなにか言葉を発すると、ぱ~っと広がってしまうのが小さい子の特徴です。
するとあちこちで、怖いよね~、やだよね~。とはじまってしまいました。
なので、お話を。
はぴこ『みんなはさあ、神様って信じる?』
みんな『信じる~!』『え~いないよ~。』
はぴこ『はっぴーはさ、信じてるんだよね。でね、必ずみんなには、みんなの毎日をみていてくれている神様がいて、毎日いろんなことを楽しんでるかな?がんばってるかな?って観察してるんだよね。』
『それで、神様ってね、「お、今日一日、楽しめたね、頑張れたね!」って見届けると、今度は明日という時間を用意して待っててくれてるんだよ。で、必ず、明日という時間をくれるんだ。今月は11月でしょ?みんなが、11月を楽しんで、頑張ったら、必ず12月の時間がくるんだよ。7さいの時間を楽しんだら、次は8さいの時間がやってくるんだよ。』
Aくん『じゃあ、毎日頑張ったら、死なない?』
はぴこ『頑張ったら・・・というか、なんでもね、好きなことも、ちょっと苦手だなと思うことも、楽しんでみるんだよね。そうすると、「死んじゃうかもしれない」なんて思う気持ちが消えて行っちゃうかもよ!!』
Aくん『そっか~、じゃ、僕は音読がちょっと苦手だけど、がんばるぞ!』
そんな会話がありました。すると今度は、Bちゃんが、
Bちゃん『はっぴー、わたしはおばけがこわい。おばけって、いるんでしょ?』
はぴこ『わかんない。みたことないもん。でもね、なんではっぴーはお化けにあったことないか、知ってる?』
Bちゃん『わかんない。』
はぴこ『それはね、これは、はっぴーの考えだけど、お化けは明るいところが嫌いなんだよ。だから、笑って、いつもニコニコしてなよ。そしたらおばけが、「あ~この子は明るくてやだよ~。」と逃げていくからね。』
というような会話もしました。
聞くと、みんな最近偶然見たテレビから出た気持ちのようです。
確かに、事件や事故の描写など、ドラマは怖い部分があります。お化けや霊といった特集の番組は私でさえも怖いくらいです。>怖くて観ません。
感受性の強い子供たちは、大人以上に映像の影響を受けるのでしょう。長く記憶の中にとどまるのでしょう。
私たち大人は、普段の生活の中でも気を付けなければならないなと思います。
ある程度ね、大人になったらまたいいのでしょうけど。>ちなみに私はこんな性格なので、中3男子(息子)の前でオープンに保健体育講座を展開しています(笑)。「かーちゃん。もうそれはいいからやめてくれ。」と再三言われています・・・・。ごめん、こんな親で。
あ、脱線しましたが、子供たちは本当に純粋です。
大切にしたいですね、こういう部分。けっこう、大きくなるまで持ち続けているものですよ、子供って。