新新☆もこほじゃほろみ日記

煩悩と私事のサイト

ピアノの発表会

2007-01-28 | 芸術
のち 今夜は雪?の予報も!

 愚息のピアノ発表会とやらで、池袋は自由学園明日(みょうにち)館講堂に行ってきた。自由学園の説明は省くが、山本直純氏はここの出身だったと思う。キャンパスは現在は東京都東久留米市にあるが、昔はここにあった。現在残っている明日館は名建築家フランク・ロイド・ライトの設計で大正10年に建てられた。重要文化財に指定されている美しい建築である。現在は結婚式などにもよく使われているようで、本日も数組の結婚式が行われた模様。(参考 http://www.jiyu.jp/

 今日会場となった講堂はその向かいにある、ロイドの設計ではないがやはり重要文化財のレトロな(昔はモダニズム)建物。古い建物好きな私としては嬉しい限りである?内装もなかなかレトロ。音響もまあまあ。上野の奏楽堂レベル?ただしピアノはヤ○ハのC5くらいのグランド。スタインウエイじゃないのね(笑)。

 出演者の多いのにはまいった。40人もいるんだもん(笑)。お子様方の決して上手いとはいえないピアノを4時間近くも聴かされるのはかなり苦痛である(苦笑)。そのお子様の中に愚息も入っているわけだが(爆)。

 とはいえ中には何人かは上手い子もいたけどね。そういう子は高校生かあるいは音大生か。女の子はドレス着て舞台に立つともう歳がわからなくなるね~。中学生以上の子はそうですね。大人顔負けの肩を出したドレスなぞを着た子が、ベートーヴェンのソナタを派手に弾き間違えたりつっかえて弾きなおしたり。うう~む(汗)。これが小学生以下になると、必ずいるのが途中で止まってしまって続きを思い出せない子。今回もいましたねえ~。カワイソ!

 で、愚息はどうだったかって?ううむ、愚息の弾いたのはヘンデルの『シャコンヌ』ト長調という曲。主題と21のヴァリエーションから成る長い変奏曲である。あえて短く感想を言えば、愚息はヘンデル向きではないね(笑)。2ヶ所のミスタッチを除けばまあまあ正確に弾いてはいたが、ヘンデル特有の高雅な趣を出すのは難しいですな。

 いささか疲労して帰宅後、近所の某ファミレスでお疲れ会?をやったのだった。