金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

確定申告e-tax、2時間で片付けました。

2017年01月29日 | うんちく・小ネタ

今年の確定申告は2年ぶりにe-taxを利用。昨年はマイナンバーカードへの切り替え時期で電子認証が使えなかった(私の手続き漏れなのですが)からです。

今年はマイナンバー制度の関係で、企業年金等の源泉徴収票の送付が例年より遅れていると思いましたが、先週末には必要なデータが揃ったので、集中して取り組むことにしました。

1年に1どしかやらない作業は何かと手間取ります。まず税務署が定めた納税用の利用者識別番号と暗証番号、個人認証用の個人番号と暗証番号を

手元に用意しておく必要があります。また配偶者控除を利用する場合は、配偶者の個人番号を入力する必要がありますので、それも用意しておきます。

なお2,3年前に一時的な不具合を起こしたカードリーダー(シャープRW-5100)も今年は順調でした。

入力作業で時間がかかったのは、医療費控除に係る個別医療費の入力でした。昨年は破損に伴うインプラント再埋め込みで費用がかかったので、医療費控除を受けることができるので細かいものまで申告。細かいものまで入れると夫婦で結構医療費を支払っているなぁ、と改めて感じました。中には歯の定期検診など予防的なものもあるのですが、生活習慣病的なものを含め医療費は増加傾向ですね。

ところで北欧等ではマイナンバーを活用した記入済申告制度という確定申告制度が普及しているそうです。

これは税務署がマイナンバーに基づき、個人の収入から医療費などの費用控除まで一括して計算し、納税額(または還付額)を計算し、申告書を個人宛に送ってくる制度です。納税する個人は修正箇所がなければそのまま申告し、修正箇所がある場合は修正して申告するというものです。

確定申告の度に便利な制度だなぁ、と思います。

日本でも頑張って導入してほしいですね。導入を巡って議論が噴出したマイナンバー制度ですが、マイナンバーを活用して、多くの国民の負担を減らすとともに、課税の公平性を進めるのは記入済申告制度でしょうね。

マイナンバー制度が実施された以上、記入済申告制度に反対する勢力は徹底的に叩いていきたいと思いました。

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