金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

シニアスポーツ心得8ヶ条~その2

2022年02月28日 | うんちく・小ネタ
 大岳山に登り富士山を眺め、カップ麺、コーヒーで体を温めた後の楽しみは御岳神社の門前にある食事処でビールを飲むことです。

【イベント性をもたせる】 角田さんも「中年体育心得8ヶ条」の5番目に「イベント性をもたせる」と書いています。曰く「練習後の友人たちとの飲み会。友人たちとの揃いのグッズ作成・・・旅も宴会も、大人になったからこそ、存分に楽しめるように思います」
 コロナウイルス感染拡大防止で、仲間を募って山に行く機会も減っていますので飲み会も減っています。この日は瓶ビール1本を二人で分け、それから熱燗を1本づつ頂いて帰りました。でも気心の知れた友人と登山の後に飲むお酒は美味しかったですね。
【褒美を与える】6番目に何かたのしいことがないと苦しい体育は続けられません、と角田さんは言います。「飲み会、高カロリーなごちそう、エステ、マッサージ。この苦しみが終わればアレが待っているのアレはかなり重要だと思います
 あれっ、【イベント性をもたせる】でも【褒美を与える】でも飲み会につながりますね。まあ良いでしょう。とにかくアウトドアで運動して冷えたビールを飲むのは最高です。
【昔の自分とは競わない】「他人とは競わない」の中で、若いときは他人と比べることがひとつの苦しみの元になっていた、と角田さんは言います。そして競うべくは、闘うべくは、勝つべくは、自分自身なのだと、中年だからこそ思い至ることができました、と角田さんは結んでいます。
でも勝田さんはマラソンで自分の記録を縮めようと努力しています。自分自身と闘っているのですが、下り坂を降りているシニアにとっては昔の自分と競うことは危険なことだと思います。特に山登りの世界では。
【活動的な(年少の)友人を作る】著名な作家である角田さんには出版社の担当者W青年がいて、ランニングや登山をアレンジしてくれました。「いろんなことに詳しくて、わくわくと提案をしてくれる友人知人がいると、重い腰も少しばかり軽くなります」と角田さんは書いていますが、本当に活動的な年少の友人がいるといいですね。
私たちの山の会でも若い人を誘い込むのが大きな課題です。
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シニアスポーツ心得8ヶ条~その1

2022年02月28日 | うんちく・小ネタ
 先日15年来の山仲間のSさんと大岳山に登りながら、お互いがやっているスポーツなどについて話し合いました。
 その話をベースにシニアスポーツ心得8ヶ条をまとめてみました。なぜ8ヶ条かというと少し前に角田光代さんの「なんでわざわざ中年体育」の最後に「中年体育心得8ヶ条」が載っていたからです。
 角田さんの提案をベースに中年をシニアに置き換えながらアレンジをしてみました。
【シニアだと自覚する】角田さんは「40歳を過ぎると、人は自分の年齢がよくわからなくなる、というのが持論です。」と書いています。40歳は60歳にでも65歳にでも置き換えることができると思います。Sさんも私も登山などのスポーツを続けているので、いまでも標準タイムより少し早いペースで山を歩くことはそれほど大変なことではありません。体力は年齢に比例して落ちるわけではないと思います。一方気を付けないないといけないのはバランス感覚です。こちらは年齢相応に低下しています。私はあまり躓くことはありませんが、Sさんはランニングで躓くことがありびっくりしたといっていました。シニアだと自覚するということはバランス感覚は若い時とは違うということを自覚することなのだ、と思います。
【高い志を持たない】角田さんは「とりあえず歩かないようにしよう、くらいの、低い志の方が、長く続けることができると私は思います。」と書いています。とりあえず歩かないように、というのはフルマラソンを走る時の角田さんの心得なので、山登りの場合は「あまり頻繁に休まないで」くらいで良いと思います。この条のポイントは「長く続ける」ことです。高過ぎる目標を掲げず、できることを続けることがポイントでしょう。
【欲張らない】3ヶ条目目に角田さんは「ごうつくばらない」と書いています。漢字で書くと「業突く張る」でしょうが、平たく欲張らないにしました。
 角田さんは「痩せる、体脂肪を落とす、中性脂肪を落とす、生活習慣病を予防する・・・等々何かを得ようとすると、挫折は早まります。」と書いています。私の経験でも運動をしたからと言って目に見えて体重が減ったり、体脂肪が落ちるということはありません。運動をすると食欲が高まり、飲んだり食ったりが増えるからだと思います。夏の暑い時に山に登り、下山後温泉の体重計に乗ると体重が減っていてうれしくなることがありますが、直ぐにもとに戻ってしまいます。これは一時的に汗で水分がでただけなのですね。運動効果に期待し過ぎず、楽しいから続けるで行きましょう。
【やめたくなったら、やめる前に高価な道具をそろえる】角田さんは「ランニングならGPS付き腕時計、野球なら揃いのユニフォーム・・・等々。これ、せっかく買ったからなあが、やめるのを先延ばしにしてくれます」
これ言えますね。道具が運動習慣を押してくれるということ。ある研究によると歩数計を着けると歩数が増えるそうです。私もFitbitのスマートウオッチを着けるようになってから運動量が増えました。ただせっかく買った道具が宝の持ち腐れになっている場合もあります。私の場合、厳冬期用登山靴がそれです。これだけはせっかく買った、といって厳しい冬山にいくのはもう止めてよいと考えています。
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暖かい2月の終わり、妙正寺川に染物が翻る

2022年02月27日 | まち歩き
一昨日から今日までの三日間西武新宿線中井駅付近で「染の小道」が開催されました。この界隈は東京の染色産業の中心地だったそうです。染の小道は往時をしのぶプロジェクトです。新聞でニュースを見たので見学に行きました。近くのとんかつ屋さん(とんかつ高橋)が日頃900円のトンカツ定食をプロジェクト開催中750円で提供していたので頂きました。
暖かい早春です。
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ロシアは戦闘に勝っても戦争では既に負けた

2022年02月27日 | ニュース
 交戦状態が続くウクライナだが、大局的にみると既に戦争ではロシアが負けたのではないか?と私は考えている。
 戦争に勝つということは、戦争目的を達成することで局地的な戦闘に勝利することではない。プーチンの戦争目的がウクライナの西側寄りのゼレンスキー政権を倒し、ロシアよりの傀儡政権を樹立し、ウクライナのNATO参加を押しとどめ、さらには東欧諸国に対するロシアの影響力を高めるというものであったとすれば、ウクライナ侵攻後速やかに政権打倒ができなかった時点で戦争目的の達成は極めて困難になったというべきだろう。これ以上の戦闘はウクライナ人の敵意を高め、ロシア国民や新ロシア的な人々には厭戦気分を高めるからだ。
 WSJ等信頼できそうな複数の海外メディアを読むと、首都キエフに侵攻しようとするロシア軍を土曜日の夜からウクライナ軍と義勇兵が押し返しているということだ。
 今後局部的な戦闘についてはどうなるかわからないが、ウクライナの抵抗がおそらくプーチンの想定より強く、早期に政権転覆を実現できなかったことに彼は臍をかんでいるだろう。何故なら今後戦闘が激化し、市民の死傷者が増えるようなことが続けば、ウクライナ人は被害を恐れて降伏するよりも徹底抗戦を選ぶと考えられるからだ。
一方西側諸国は国際銀行間の決済システムSWIFTからロシアの銀行を締め出すとかウクライナに対する武器供与を増やすなどウクライナ支援色を強めている。
 こういう解釈が正しいのかどうか不明だが、私は米国やNATO諸国にとってもウクライナの対ロシア徹底抗戦力は予想よりも強かったのではないか?と感じている。だから最初はちょっと支援に及び腰のところもあったが、形勢が好転すると支援を一層高める方向で動いているのでは・・・
 ロシアの野望の達成が困難になることが明らかになると、ロシア国内の厭戦気分も高まるだろう。
 古来「無名の師」(起こす名分のない戦争)を仕掛けるものは敗北するのが相場のようだ。
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マスクなしの運動は楽しい。快晴の大岳山登山

2022年02月27日 | 
 昨日(2月26日)奥多摩の大岳山(1,266m)に登りました。奥多摩には大岳山より高い山が沢山ありますが、日本200名山に選ばれているのは大岳山だけです。なお百名山には東京都最高峰の雲取山が選ばれています。
 なぜ大岳山の人気が高いか?というと盛り上がった頂上により遠くから識別できるからです。江戸時代江戸湾を行き来する船はこの大岳山と相模の大山の位置から自分たちの現在地を認識していたそうです。
 何回も登っている大岳山ですが、今回はJR五日市線からバスで白倉へ行き、大岳神社を経て大岳山に登るルートから登ることにしました。
 午前8時40分発の藤倉行バスに乗り、白倉で降りたのは我々だけです。9時10分過ぎに歩きだし、まず大岳神社を参詣。

1時間ほど登ると尾根越しに富士山が見えました。
山麓の大岳神社から始まるこのルートは大岳山表登山道ですが、傾斜は中々強くつづら岩につながる尾根の手前は九十九(つづら)折りです。尾根にでると雪が20cmほど積もっていました。雪は一部凍っているのでチェーンアイゼンを着けて登ります。
11時55分大岳山到着
富士山が雄大です。カップ麺を食べ暖かいコーヒーを飲み50分ほど頂上で過ごしました。
頂上からは御岳山ロープウエイに向かいます。
山頂直下は雪のついた岩場が連続し油断はできません。
14時17分御岳神社下のレストランに到着。
ビールとおでんを頂きささやかな打ち上げをしました。
登山中はマスクをせずに登りました(特に登りでは誰にも会わないので)。
キーンと冷えた冬の山の空気を吸いながら歩くのは気持ち良いですね。
はやく下界でもノーマスクの日に戻ってほしいものです。
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