BLACK LAGOON 第１５話・「Swan Song at Dawn」を見て寸評

　さて…何故今回取り上げたか。それは…セミロリっ子の片割れ・グレーテル（仮名）の最期があまりにも悲しく、そして美しかったからなんですねぇ…

　ロックがとてつもない嫌悪感を示したグレーテルの『お礼』…考えられるセンはというと…『人体改造』あたりかな。チョン切られてたり植え付けられてたりも考えたが、あそこまで嫌悪をむき出しにしないだろ。

　無邪気にロックの膝の上に乗る姿と、BARを振り回す姿…どちらが本当かと問われれば異論はあるかも知れないが、無邪気な方が可愛いに決まっている。やはり…大人の事情に弄ばれたとしか…こんな殺人鬼になってしまったのも、こんな境遇に産まれたのも全ては大人のせいだ。

　　ルーマニアの『産めよ増やせよ』計画は、あのチャウシェスク大統領の時代の奴かな？彼の射殺された後の映像を見たときはショッキングだった…死んだ魚のような（実際死んでるが）目をして横たわる姿、それがあまりにも呆気なさ過ぎて。

　グレーテルの最期を目の当たりにしたロックが意外にも騒がなかったところを見ると、ホテル・モスクワの手の者がいつ来てもおかしくないとは思ってたのかな…
　バラライカの冷徹かつ隙のない処方は流石。あわよくばラグーン紹介の面々も潰してしまおうとするのは…これも暗闇に生きる人間のなせる業か。

　しかし最期のグレーテルは可愛かった。そりゃ児童ポル…ゲフンゲフン最期に見た空が綺麗だったのはせめてもの救いかもね。トコトン救いようのない救いだけどな。


こんなに、
こんなに、
こーんなに可愛くてしかも中身が金朋さんなんて夢のようだわ！

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　お話：★★★★特殊EDには参った。
　作画：★★★★・この作品って鬼だよな…地味だけど。