佐藤直曉の「リーダーの人間行動学」 blog

リーダー育成のための人間行動と人間心理の解説、組織行動に関するトピック

ポメラを使い投稿

2010-07-25 10:09:34 | リーダーの人間行動学
今日はPOMERAを使って書いています。これは、昔でいうワープロ機械です。

ただし、キーボードが折りたためるので、大きさは単行本を分厚くしたくらい。通信機能はありません。

本体の重量は370グラム。カバーや予備電池を含めると585グラムくらです。

なぜこれを使うかというと、iPhoneで読ませることができるので、両方をもっていけば、730グラムでなんとかPCなみのことが出先でできるというわけ。場所をとらないという点では、ノートPCにまさる。値段もやすい。

どうして今日こんなことをするかといいますと、27日から3日間、箱根のセミナーに出るからです。なお、この間の投稿はいつもの午前中ではなく、夜になるかもしれません。

そのときのために今日は家で予行演習。

さて、今日の日経新聞には、日本サッカー協会会長の犬塚氏の退任記事が出ていました。

選手育成に尽力された方だそうですが、特にJリーグを欧州に合わせて秋に始まり春に閉幕する「秋春制」の提案は物議をかもしましたそうです。ちなみに、いまは野球と同じように春から始まり、12月にメインシーズンは終わるのではなかったかな。詳しくは知りませんので間違っているかもしれませんが。

私もブログで取り上げたことがありますが、これはまったくの正論なのです。

日本のサッカーを強くするには秋春制は極めて重要です。ヨーロッパで活躍する選手が増えないと、日本サッカーが強くならないのは自明。

日本選手が欧州チームで活躍するためにも、リーグ開催の時期が同じでないとやりにくい。むこうの選手や監督を日本に招致する上でもやありやすいのは同じこと。

日経新聞の記事でも、この案は妥当だといっております。

しかし、この案は、Jリーグの参加球団から反対をくらい頓挫しました。

ことの進め方に強引なところがあって反発を食らったようです。特に雪の多い北国の球団にとっては死活問題ですからね。

寒冷地のスタジアムに整備費を出すなど、いろいろな援助を準備してからやればよかったようです。

結局は。ことを急ぎすぎたというか、手順前後なのでした。

ちなみに、手順前後とは囲碁の用語です。A、Bと打つのと、B、Aと打つのでは、同じ形でも、手順を逆にすると、相手の対応が変わり、まったくちがう局面になってしまうことがああります。

世の中の多くのことがこういう形で頓挫します。消費税の問題でもそうでしょう。

そういうことが面倒で、自分の意見をぶちあげる。自分の意見は正しいと思う。ワンマン経営者にはよくあるパターン。

小企業ならそれも通りますが、大組織になあるとなかなか人は動いてくれません。

物事の順序はよくよく考えないといけないということです。このあたりは、拙著「伝動戦略」がとてもよく書いてありますから参考になります。ただし、ほとんど在庫切れです。ほしい方は私のサイトで著者保有在庫を販売していますからお使いください。

携帯メールで直接iPhoneから投稿しましたが、こっちの方が楽でした。すみんません、同じ内容で。

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