リーダーは人間を観る力をつけよ、と私は盛んに言っております。
人間を観る力というのは、人間を見極める能力のことですが、人間を分析する能力ともいえますね。
そういう類のことをやったらいいじゃないの、と私はお勧めしていますが、なかなかとっつきにくいかもしれませんね。
まず、その重要性が分からない人が大勢いるでしょう。
たしかに、小売り店の店長さんだったら、うまいチラシの書き方を習った方が、売り . . . 本文を読む
戦略眼をもつためには、複数の要因を関連づける訓練が何より必要です。
昨日、北朝鮮が核実験を行いました。これから東アジア情勢はどうなるのか。この問題は戦略眼を訓練するよいテーマになりそうですので、外交問題には素人の私ですが、素人なりに考えてみましょう。
まず、サブシステムをどうとらえるか。
主要なサブシステムは、いうまでもなく、日本、韓国、アメリカ、中国、ロシア、それに北朝鮮です。
このなか . . . 本文を読む
私は1980年代ころから、従来の戦略論にあきたらない想いをずっともってまいりました。いまでもそうです。
理由はいくつかあるのですが、たとえば製品開発とかR&Dに役に立つのか、ということがありましたね。
ポートフォリオ戦略とは、簡単にいえば「選択と集中」が骨子になるわけです。そうなると、まだ未開の開発途上の製品はどう評価するんだ、と疑問に思ったのです。どういう基準で資源を投入すればいいんだ、と疑 . . . 本文を読む
はじめにお知らせです。L研クラブの会員あてに、昨晩身心学のメルマガを配信いたしました。迷惑メールに入っていることが最近ありますので、ご注意ください。これからは脚が疲れる季節なので、その対策です。
それから、はんなり社長さんからアドバイスいただいたビデオ電話ですが、skypeにしてみようかと考えています。たいした出費ではありませんからやってみようかと。それにしてもテレビ電話が国際間でも無料だという . . . 本文を読む
リーダーの機能にはいろいろありますが、私は大ざっぱに三つに分類しています。
一番目は目標設定機能。これには戦略策定とその遂行も含みます。
二番目は、業務の円滑な運営管理。現場の日常作業を円滑に行うことですが、これには責任と権限の設定といった仕組みづくりも含みます。いわゆるマネジメントというのは、この部分がいちばん多いのではないでしょうか。
三番目は、ケアリング。最近ではコーチングなどと呼ぶ人 . . . 本文を読む
最近は、パソコン通信でテレビ電話のようなことができるんだそうですね。
そういうものを使って、相談事業をしている人がいるそうです。
私も個人指導でそういうものを使えばいいのかもしれません。なんといっても、即時で顔を見ながらできるのは大きいでしょう。
ただ、はじめての人に行うのは難しいだろうなと思いますね。
だいたい私のところにくる相談というのは、たとえばこれから投資をするのに定期預金がいいか . . . 本文を読む
今日はリーダーとサブリーダーの関係について、人間行動学の観点から考えてみましょう。
民主党の代表に鳩山さんが就任しました。この人は上下型的な傾向が強いと思います。ですから、政治家的なえげつないことはあまりできない人でしょう。
上下型というのは、見通しがよくききます。理念をたてるのは得意です。ただ、現実処理能力、実務能力というのはあまり得意ではありません。
ですから、実務処理能力の高い人を部下 . . . 本文を読む
昨晩は高校時代のクラブ仲間8名と久しぶりに銀座で食事会をしました。
なつかしい昔話や、「あの人どうしてる?」といった話がでました。現在の話では、健康のことがいちばん大きな話題でしたね。
もちろん、未来の話も。年金だけでは生活はたいへんそうだ、というようなこともきかれました。
ある人は、「いまの時代、子供に相談されても、どんな会社に入ったらいいかアドバイスできない」と言っていましたね。
この . . . 本文を読む
ためしに「リーダー育成」でヤフーを検索してみたところ、リーダーセミナーや研修を行っている企業がずいぶん広告を出していますね。
こんなに多くの会社がやっていると、とても私なんかでは太刀打ちできないような気になりますね。
イヤ、待て。それだけ市場が大きいのだともいえますね。
そのなかでは、自分の特徴を出していくしかないわけです。これはあらゆる組織の基本原理でしょう。
私のリーダー研究所は、「人 . . . 本文を読む
私はいまリーダー育成法について、いろいろな角度から提案しようと考えております。
これまでは、個人(たとえば部下)に対する指導力(相手をどう動かすかということでもありますが)をどうやってつけるかという観点から、リーダー感覚養成コースなどの個人指導コースを設けてまいりました。
実は組織に対する見方というか、組織をいかに動かすか、その方法もすでに過去において拙著では提示しておりまして、それについても . . . 本文を読む