【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回
6日目(前半)
イラン滞在6日目は、イランの首都であるテヘランの観光とテヘランバザールで
買い付けが目的です。テヘランバザールのアンティーク絨毯ショップに行くので、
掘り出し物の名品に出会えるか期待しています。
まずは、ガラス博物館(アブギネ博物館)に行きます。
古いものでは3000年~4000年前のガラス工芸品や土器が展示されています。
時が経過した美しさ
ユニークなカタチが目を引きます
こちらは「ラスター彩(ラスターサイ)」
今から1000年くらい前に作られていたイスラム陶器で、のちにモンゴル人の侵略により
衰退した「幻の陶器」と言われています。日本で復興されている方がいます。
ガラス博物館でイラン工芸の歴史を振り返ったあとは、本日のメインである「テヘランバザール」へ。
さすが首都のバザールだけあって、活気に満ちています。
道行く人もなんだか楽しそう
バザールの中へ突入です。
この人の波!すごい人の数です!!ごった返すとはまさにこのことですね。
バザールの中は、やはりイスファハン・バザールと同じで商品の分類ごとに軒を連ねます。
衣料品のゾーン、工芸品のゾーン、台所用品のゾーン、、、などなど。
もちろん目的は、絨毯のゾーンです!人と人の間をすり抜けて目的地へと急ぎます。
つぎつぎとペルシャ絨毯が運ばれていきます。
眼光鋭い絨毯商がお客を探し、呼び込んできます。
100店以上の絨毯商が思い思いの絨毯を店頭に並べています。
イランの絨毯商はプライドが高く、商売上手です。
礼儀とリスペクトを持って接するのを心掛けています。
バザールの中を歩くこと20分。いよいよ目的のアンティーク絨毯ショップへ到着。
店内地下の絨毯売場へ行くと、そこには大量の古き良き絨毯の山!
イラン国内各地の個性あふれる絨毯やオールドキリム。
この大量に積まれた絨毯の中から、一期一会のステキな絨毯に巡り合えるでしょうか。
つづく
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