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「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回

2016年08月21日 | 番外編

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回

 

6日目(前半)

 

イラン滞在6日目は、イランの首都であるテヘランの観光とテヘランバザールで

買い付けが目的です。テヘランバザールのアンティーク絨毯ショップに行くので、

掘り出し物の名品に出会えるか期待しています。

 

まずは、ガラス博物館(アブギネ博物館)に行きます。

古いものでは3000年~4000年前のガラス工芸品や土器が展示されています。

 

時が経過した美しさ

ユニークなカタチが目を引きます

こちらは「ラスター彩(ラスターサイ)」

今から1000年くらい前に作られていたイスラム陶器で、のちにモンゴル人の侵略により

衰退した「幻の陶器」と言われています。日本で復興されている方がいます。

 

ガラス博物館でイラン工芸の歴史を振り返ったあとは、本日のメインである「テヘランバザール」へ。

さすが首都のバザールだけあって、活気に満ちています。

道行く人もなんだか楽しそう

 

バザールの中へ突入です。

この人の波!すごい人の数です!!ごった返すとはまさにこのことですね。

 

バザールの中は、やはりイスファハン・バザールと同じで商品の分類ごとに軒を連ねます。

衣料品のゾーン、工芸品のゾーン、台所用品のゾーン、、、などなど。

もちろん目的は、絨毯のゾーンです!人と人の間をすり抜けて目的地へと急ぎます。

 

つぎつぎとペルシャ絨毯が運ばれていきます。

眼光鋭い絨毯商がお客を探し、呼び込んできます。

100店以上の絨毯商が思い思いの絨毯を店頭に並べています。

イランの絨毯商はプライドが高く、商売上手です。

礼儀とリスペクトを持って接するのを心掛けています。

 

バザールの中を歩くこと20分。いよいよ目的のアンティーク絨毯ショップへ到着。

店内地下の絨毯売場へ行くと、そこには大量の古き良き絨毯の山!

イラン国内各地の個性あふれる絨毯やオールドキリム。

この大量に積まれた絨毯の中から、一期一会のステキな絨毯に巡り合えるでしょうか。

        つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

 

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