Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

効率

2012-05-12 13:17:08 | daily life
最近は色々なことをやろうとして、
勉強時間がなかなか取れず、
フラストレーションが溜まるという、
悪循環が続いている。

どうすれば解決出来るだろうか。
効率の悪い自分がちょっと考えてみた。
1、自分にとって大切なことを見つける
2、やらないことを決める
3、やることにヒエラルキーをつける
4、1日、1週間の生活リズムを決める
  (特に睡眠時間&勉強はフレキシブルに)
5、実行してみる
6、少しずつ調整しながらベストを見つける

+α)余裕ができたらもっと新しい可能性を探してみる

本当に効率の悪さは一生の敵になりそうな予感。
でも効率が悪いなりに頑張っていく予定。
もしアドバイスがあればぜひ。


流れる時間の中で。

2012-05-08 19:16:35 | daily life
あっという間に一週間が過ぎていった。
気づかないうちに春から夏へと季節が移り変わっていく。
春学期もあと一か月で終わろうとしている。
そんな流れる時間の中で無意識に毎日が過ぎていくのが悲しい。

やらなければならない課題に追われている。
友達からのやってほしいという依頼に追われている。
自分が本当に何がやりたいのか分からずに迷走している。
そんな課題や頼み事をこなしていくので毎日が過ぎていく。
家族や友達を大切にできていないような気もしないでもない。
そんな流れる時間の中で自分は何をしているのだろう。

そういえば先週シンという友達の誕生日に行ってきた。
最初は課題が溜まっていたから行くのを止めようかと思ったりも。
でも行って本当に良かった、そう思う。
久しぶりに大切な友達と素敵な時間を過ごすことができた。
自分のコンフォートゾーンを一歩越えた気がした。
そんな一瞬の時間の流れを大切にしていきたい。

この頃は友達と図書館とかで偶然会って、色々と真剣な話もした。
そして色々と鋭いアドバイスや生き方のアイデアをもらった。
ソウイチロウが僕に対していった一言はすごく当たっていた。
「ヤスは究極的には自分が大切なんだろうね。」
これからはもっと自分の周りの人たちを大切にしていきたい。
シンには人は生まれる時も死ぬ時も一人なんだということを言ったら、
「それでも生きている間は多くの素敵な人に囲まれていたいじゃないですか。」
いまやっと気づいたけど、本当にその通りだよね。
シャイには大学の素晴らしさを気づかせてもらった。
「ここは僕の大学だから、僕たちがいい大学にしてかないと。」
「僕は大学を歩いている時に友達のやぁって言葉が僕を元気にしてくれるよ。」
こんなに大学を愛している人ははじめて会ったかもしれない。
僕の孤独論理が少しずつ変わろうとしてきているのに気づく。
本当にいい仲間に出会えて、アメリカに来てよかった。
そんな一瞬の時間の流れを噛み締めていたい。

自分のビジョンが段々ぼやけてきている。
本当になにをすべきなのか、
本当に何を欲しているのか。
しっかりとした考えを身につけないと。
それが見えてきたら、大学や社会に対していいインパクトを与えたい。
まだまだ若いから宿題も、依頼も、家族も友達も全部しょっていけるように。
それと同時に結果を出す為には絞っていくのも大事だっていうのも分かる。
結局はまた自分との戦いなんだろうね。
どこまで自分を越えていけるか、どこまで可能性を信じられるか。
そんな迷走しながらの一瞬の時の流れを大切にしたい。

総領事の訪問

2012-05-03 18:53:25 | daily life
今日は在デトロイト日本国総領事館の領事の松田総領事が講演をしてくれたのと、
Act for Japanで集めた$1000を寄付したことでボランティアのもこれで一区切りとついた。
僕もアメリカの友人が募金を松田さんに手渡した後に幸運にも一言、二言話させてもらった。

松田さんは今日は主にアメリカでの日本語学習の大切さについて話して下さった。
そのプレゼンは本当に洗練されていたという印象を受けた。
話の論理性、時間のマネージメント、そしてアメリカ風のユーモアなど完成度が高かった。
内容は概要だけ述べると、主にシンシナティを含めアメリカ中西部には工場をはじめとする
日本産業がたくさんあるので、ぜひ日本語を勉強して日系企業で頑張って下さいということ、
そして日本政府からアメリカ人に対して日本で勉強する時に奨学金を提供しているので、
そういったアドバンテージを最大限に利用して下さいとのことだった。

僕は対象ではないのでその講演を別の角度から聞いていたのでそれについて書いていきたい。
オハイオには日本の花王、ブリヂストン、そしてホンダのリサーチセンターが拠点としていて、
またオハイオ川を一本隔てたところにはトヨタの工場も存在していて、
アメリカでの有数の日本企業の工業が集中しているのがこの中西部の特徴となっている。
これは地理学上、内陸部に位置し、またオハイオ川やミル川など河川が近くにあるため、
工場の発展には有利な地理となっている。
少し意外だったのが産業構造の変化によって工場の多くが発展途上国に移される傾向があるのに、
なぜまだアメリカ工場に日本企業がそこまでこだわるかだった。
また産業構造の変化で多くの街は再開発の動きから工場地帯を別の用途に変えるのが多いのに、
中西部がこの動きと逆行しれ今後どう地位を獲得しているかも解決していきたい疑問だった。

そして松田さんの話はたくさんのサクセスストーリーで溢れていた。
例えば、いま日本語を勉強すればそのような日本企業の工場で安定した職業に就ける、
また奨学金の可能性もあるなど。
でもその言葉の背景は何だろうと考えてみたりした。
なぜNY、LAなどの大都市でビジネスマンとして活躍して下さいとは言わなかったのか。
一つには本人もおっしゃっていたが地元の工場を支えてほしいというメッセージがあった。
また日本語を勉強して日本とアメリカの架け橋となることで単一民族の日本にとって、
多様性というメリットが出てくるのも一つではないだろうか。
でもUCが一流の大学なら同じことは言わなかったのではないかとも考えたりもした。


(友人のキム兄さんからもらった写真)