Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

こころが落ち着くとき

2012-07-29 18:26:46 | daily life
ずっと悩んでいたことに対して少しだけ光が見ててきたような感じがした。
昨日はそんな日だった気がする、まだ確かじゃないけど。。。

タイでは色々なスケジュールに追われ、週末には多くの観光をこなした。
傍目からだとかなり充実しているように見えているかもしれない。
確かに充実していた、
でもそれはスケジュールやイベントに着いて回るだけだった。
自分の意志が全く伴ってない、
次第に本当に自分がやりたいことが見えなくなっていた。
確かに海外に来たら観光だ、僕もそう感じる。
でも周りの人が進めるいい場所と、自分が感じるいい場所が一緒であるとは限らない。
同じように周りの人が感じる楽しいと、自分が感じる楽しいが一緒であるとは限らない。
そんな中、充実はしていたけどどこか自分ではない人を演じているかのようだった。

昨日はそれを少しだけ変えることができた。
友達が映画に行く中で、ちょっとやりたいことがあるからといって、別のことをさせてもらった。
僕の場合、ちょっとした自分探しでバンコクの巨大なデパートの中で色んな人をただ眺めていた。
みんなお洒落な服を着て、カップルと一緒にいるのに楽しそうでない人が多かった。
何でだろう?僕には分からなかったけど、
もしかしたら世の中のトレンドに流されて自分を見失っているのではないだろうか。
いい服を買う、いい家具を買う、子供の教育をよくする。
その世の中の”いい”が、それぞれの”いい”と同じとは限らない。
それって本当に一人一人の人に合っているのだろうか。
そんなことをずっと考えて歩いていた。
また、洋書の置いてある本屋で久しぶりに自分の好きな建築の本を久しぶりに読んでみた。
次第にワクワクしてきた、もしかして僕の感じる幸せって他の人とは違うのかもしれない。
高価なブランドを買うのも素敵だけど、自分のやりたいことをやっているそう言う時が一番好きだ。
僕にとっては特に何か目標があって、苦しいけどそこにたどり着く過程にワクワクする。
今の現状積み上げだと、迷路に迷い込んだようで、自分を見失ったようで、全く面白くない。
他の人にとっては全く別のことが楽しかったり、ワクワクしたりするのだろう。
それならそれでいいじゃん、そう思わずにはいられない。
メディアやトレンドに流されるより、自分が好きなことを好きなだけ。
僕はもっと自分の人生を生きようと感じた。





何だろう、この感じは。

2012-07-27 13:52:55 | daily life
タイに来てからもう一か月半か。
長かったのだろうか、短かったのだろうか。
ただはっきり言えることは自分の考え方や行動が少なからず、
タイという環境の中で、
そして友達とのつながりの中で次第に変わってきているということ。
その変化がいい変化なのかどうかは正直、まだ分からない。
はっきりしているのは以前にもましてダイレクトに物事を言うようになり、
もっと色んな人との交流の中で自分の考えがよりフレキシブルになったということ。
前より自分を作らなくなったということも、
そして本音で話すようになったのも変化のうちかな。
でもだんだん自分がなくなってしまうような、
人の中に溶けてしまうような、
そんな一種の”恐れ”というものも正直ある。
僕って一体なんなんだろう、そんなことをよく考える。
まるでモラトリアムの時でもあるかのように。
でもあの時と同じ、全然答えが出てこない。
今はただ毎日を過ごしている、全く全力で過ごせてはいない。
どこかに3分の余力と、4分の甘えで毎日を過ごしている。
時間は限りなく有限だ。
この今という一瞬を本気で生きなかったら、
二度とこの貴重な友達や環境は戻ってこない。
自分にそう言い聞かせる、でももう一人の自分が適当に全てをこなそうとしている。
自分を騙しだまし適当に過ごしていても、きっと日本でなら生きてはいれるだろう。
でもそんなんで自分はこの人生を満足できるのだろうか、
でもそんな自分じゃない誰か他人でも送れる人生を送って満足なのだろうか。
しかも世界には多くの困っている人が助けを求めているんじゃないだろうかな。
せっかく一回きりの人生だったら自分が満足いくように、
そしてそれが社会にポジティブなインパクトとになるように、
僕はそうやって生きていきたい。
きっと誰にでも一つの輝く宝石の原石があるはずだ。
それを磨いていけば、きっといつか宝石の輝きになるはずだ。
こんな僕にもその原石あることを信じたい。
今ここに書いてあることはただの僕の迷走だ。
全く何の答えにもなっていない。
今はただ多くの新しいものに触れて自分がどんどん変化していく過程でしかない。
まだその変化のスピードを自分自信がまだコントロール出来ていない。
アメリカに戻ったとき、
もう一度自分に立ち返ってみて、
また整理してみて新しい自分でいきたい。
そしてその変化が進歩であってほしい。
そのまっさらになった自分からどんな新しい景色が見えるのか楽しみでならない。




Workshop in MSU

2012-07-21 08:02:33 | daily life
今回のWorkshopのテーマ「Alien Gangster MSU」。
3日間のWorkshopで課題は地元のreedを使ったデザインを作ること。
その様子の一部をここに紹介したい。

































Chanachai KulchittipaakとTang Mayのfacebookの写真を一部使っている。
二人とも素敵な写真を本当にありがとう。








夏合宿inタイ

2012-07-18 07:31:10 | daily life
インターンの前半のプロジェクトが終わった。
僕たちはPurdue Universityの建築やインテリアを専攻している学生たち10人と合流した。
彼らも夏休みを利用してタイに来て、バンコクで1週間、そしてMahasarakhamで一週間ほど滞在し、
タイの先生や学生とテーマを決めて、短期のworkshopをしている。
偶然僕たちと偶然滞在の日程が重なったため、
一緒にMahasarakhamから車で2時間ぐらいの田園風景が素敵なところで2泊3日の夏合宿を行った。
そう言ってもずっとスポーツと観光を繰り返してただけだけど。

はじめに恐竜博物館、そして仏教寺院、午後はタイのイサン(北東)地域伝統の踊りを見ながら食事、
ときどき地元の方々やMahasarakham大学(MSU)の院生とお酒を飲み交わした。
翌日は朝から昼までサッカー、バスケをやり、近くの農園を見学し、そしてバレーをみんなでやって幕を閉じた。
最終日はお寺でお坊さんにご飯を提供し、そして近くのSecondary School(中学と高校が一緒になった学校)で
英語の授業に参加し生徒と楽しい時間を過ごさせてもらった。

今回の夏合宿は本当にいい思い出を作ることができた。
それというものMSUの先生や学生、地域の方々(踊りを踊ったりしてくれた人たちや、ホストファミリー)など
本当に多くの人たちの思いやりと優しさによって実現することができた。
またそして道ばたや校庭で出会った子供たちの素敵な笑顔や、中学生や高校生が一生懸命英語を勉強している姿など、
とても素敵な多くの光景がとても印象に残こった。
また同時にその近くでは無作為な開発が行われ、美しい自然が失われていくのを目の当たりにした。
タイは間違いなくこれからどんどん加速的に発展していくだろう。
でもその開発が地域の人たちや資源をしっかり考慮にいれた発展であってほしい。
これからもずっとタイの方々の素敵な笑顔がずっと続くような。











Project_fin...

2012-07-17 01:01:56 | study abroad
夏のインターンの主要な課題であったプロジェクトが幕を閉じた。
1か月間のタイの北東に位置するMahasarakham地域の敷地の分析と、
新たな都市計画と建築の提案を最後のプレゼンテーションで学生の前で行った。

もとはもっと実践的なプロジェクトだったけど、タイ特有の予定がどんどん変化したあげく、
プラクティカルからアカデミックなインターンとなった。
それにも関わらず一か月間で本当に都市的に重要な分析方法を学び、多くの異なったアイデアに触れ、
いくつかのソフトウェアにも慣れてき始めていろいろと収穫のあった時間だった。
またタイの先生や学生と一緒に過ごした時間は本当にかけがえのないものとなった。

ただ最後の発表は不本意な結果になってしまった。
コピー機などの故障などの災難に見舞われたこともあるが、発表時間にポスターが間に合わなかったのだ。
なので生徒から先に発表してもらい、最後に完成したものを発表することとなった。
日本にいたら全く考えられないことだけに、個人的には本当に悔しくてならない。
原因はチームメートとのコミュニケーション不足と、自分の主張を通さなかったことだと思う。
今回はAcademic Excerciseだったからまだ良かったけど、実践の場では許されない過ちだ。

チームワークをするとどうしてもお互いの意見がぶつかる時があり一方の主張が通ったり、
お互いの妥協点を見つけたりするだろう。
そんな時にしっかりとした自分の考えが持てるように多くの現象に対して自分の考えを持ち、
そして譲れない局面は絶対に自分がコントロール出来るようにしないといけない。
もしそれが難しい時でもどうにかして自分が正しいと思える方へ何とか状況を持ってこよう。
今回の失敗の屈辱が次の成功に繋がるようにしっかりと活かしていかないと。