Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

跳べた高さ

2013-05-26 23:07:39 | daily life
今日のNYCはここに来てから初めて晴れたので、久しぶりに外に出た。

たまたま立ち寄った中国の方が経営する本屋で日本のファッション雑誌が目に留った。
いつもならスルーするするはずなのになぜか足を止めて、少しだけ物思いにふけった。
高校や、大学の最初のころはよくこういう雑誌を買っていたのに今は全然買ってないな、
そんなどうでもよいことを考えていた。次第に年をとるにつれて興味の対象というか、
自分が重要だと思っていることがシフトしているのか絞られてきたなと感じた。

そしてFlushingもあるていど見終えたので天気もいいし、マンハッタンまでいくことにした。
マンハッタンまではだいたい電車で40分といったところで、バスの中で論語を読んでいた。
シンシナティでは電車というものがなかったから電車の中で勉強したり、読書することはなかった。
本を読んでていて、ふと気づいたのが高校の大学入試の準備期間も自宅から予備校のある横浜までの
電車の中を単語帳を読んでいたなとふと気がついた。
そっか6、7年前は英語を勉強してて、今は人のあり方についての勉強をしている。
その英単語を勉強していた頃に比べると自分の英語も少しは上達したんだなと改めて、自分の成長を見てとれた。
何も一日や一週間でできるものじゃなくて、数年かけてようやく少し上達するんだとも。
今は英語も上達させたいけど、それよりも1人の人間としてどれだけしっかりと生きているかに興味がある。
また今から数年したあとにまた振り返ってみて自分の人間としての成長を見れたらいいと思う。

あと自分の成長した分を理解すると同時に、自分の成長できなかった分もわかり悔しくなった。
この25年間はずっと親をはじめとする多くの人に支えられて生きてきたのもあり、
1人で自立して生計を立てていくことができてない。
周りの友達がどんどん自立していくという現実もあり、人間的にもまだまだだと改めて認識した。