さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

リニア鉄道館へ(その4)

2011-07-16 22:04:02 | 乗車体験・旅行記
続き。

奥のほうにも車庫のようにして車両が置いてあるのだけれど、妻面しか見えなくて立ち入り禁止。
車内は妻面から通路越しにちょこっと見えるだけ・・・。


オヤ31。
建築限界測定車というトンネルとか構造物が車両に接触しないか測る車両です。
車両の周りの棒が何かに当たればそこは危ないわけですね。
この突き出た棒の様子が、花魁の頭の飾りのように見えるので、「オイラン車」のニックネームが。
現在の車両はレーザーで計測するようになってます。


車内はこんな風にしか見えません・・・。
もうちょっと見やすく展示してくれればいいのに。何のために作ったんだか。


0系グリーン車。
小学生のときに夏休みに東京の親戚の家にこれに乗っていきました。
8時間くらいかかってたんだよねぇ。でも窓の外眺めててぜんぜん飽きなかったなぁ。


これも車内に入って見たい車両だったのに入れないんだよね。つまんないなぁ。


キハ82系「ひだ」。
スタイルはスマートでいいんですが、いかんせんパワーがなくて、山岳区間では車に抜かれるという失態をしてしまったためキハ181系が開発されるということになったかわいそうな車両。
特急料金払って車に抜かれちゃ面目つぶれちゃうよね。
絵入りのヘッドマーク、すごく雰囲気出てて好きでした。


そのキハ181系「しなの」。デビュー当初はディーゼルでした。


381系「しなの」。この振り子車両のおかげで劇的にスピードアップできました。
が、今のように制御付でないため、不意に揺れることもあって、結果的に酔っちゃう人も続出という・・・。
まだ「くろしお」「やくも」に使われてるので乗ってみたい方はどうぞ。


ほかに新幹線シミュレータなどがありますが、抽選倍率がすごいのと、私自身が余り興味がないので、割愛。

やっぱりもうちょっと展示方法変えて、もっと車内に入れるようにしたほうがいいよね。
メンテ費用ケチっちゃだめでしょ。その点てっぱくはがんばってると思います。

ただ、もうここにしか残ってない車両もあるので、1度は行ってみることをお勧めします。

リニア鉄道館へ(その3)

2011-07-15 21:47:49 | 乗車体験・旅行記
つづき。

DYともうひとつ、ここには0系と100系の食堂車がおいてあります。



0系食堂車妻面。


「ただいま満席です」の表示が。(笑)でも誰も座ってませんよ。


冷水機。これも懐かしい。


0系食堂車通路。


食堂車入り口。当時はどこに行っても人が多い時代でしたからこんな表示も必要だったんでしょうね。


食堂車内。座ることはできません。あしからず。


後ろを向けば厨房が。


今はこんな設備、望むべくもないなぁ・・・。


続いて100系の食堂車。


ピクトグラム。


1階は厨房になってます。
でもほとんど壁に覆われて見えません。かろうじて見えるところからは当時の電子レンジが。


2階が食堂になってます。これも座れません。あしからず。


入り口の壁には列車のレリーフ?が。昔はなんだかんだいって細かいところにも凝ってたんだよねぇ。



もうちょっと続く。

リニア鉄道館へ(その2)

2011-07-14 21:23:04 | 乗車体験・旅行記
続き。


さて、お目当ては見ることができました。

ついでにほかの展示も見ていきましょう。

で、エントランス展示の奥へ進むと、車両展示スペースがあります。
ここには新幹線や東海ゆかりの車両がおいてあります。
もともとは飯田線の佐久間レールパークにあった車両がメインになってるようですが。



全景。
とてもシンプルですが、やっぱりてっぱくの方が趣向が凝らしてあっていい感じ。
なんだか単に並べただけって感じで。中途半端な感じがぬぐえません。
しかも300系なんてまだ現役で走ってるし、いまいち思い入れがないので余計です。(やっぱり500系が一番!)
まぁ、子供は新幹線大好きなので、やっぱり子供向けかな。
私は1回来ればこれでいいかな。



そんな中でも興味があったのがこれ。
元祖ドクターイエロー、923形です。
ただし、T3編成。(汗)
これ、西日本の車両だったんですが・・・。なんでこれだけ?T2編成(東海所有)を展示するのが筋でしょうが!


運転席のドア。T3の文字が。


車籍は当然博多総合車両所(西日本の車両基地)。


運転席。反射がひどくて(PLフィルター持ってきてなかった)トリミングしました。


運転席の後ろは計測機器室になってます。


車内に入れます。これはいい。
画面では検測の様子が流れてます。


パンタグラフや架線を点検する観測ドームモニターカメラが付いてますね。


右側のちょこっと飛び出た部分が観測ドームです。



通路にはコネクタ類がずらり。
こんなところでも特殊車両の雰囲気が伝わってきますね。


                                    続く。



リニア鉄道館へ(その1)

2011-07-13 20:29:06 | 乗車体験・旅行記
さて、6月は結局どこへもいけず・・・。


7月になっても仕事と家の往復でしかないわけで、イライラを通り越して無気力状態に。


そんな中、仲間内のブログを見てたら、名古屋のリニア鉄道館に行った記事が出てて。


「300X運転席特別公開中、7月15日まで」


なにぃ!!!しまったぁ!!!



こんなイベントがあったとは・・・。


何とかまだ2日ある!ということで、大急ぎで名古屋へ行ってきました。


300XとはJR東海が試験用に作った新幹線で、443km/hの記録も作った車両です。
この実験データなどから後に700系、N700系が開発されることとなりました。

で、東海版てっぱくともいうべき「リニア鉄道館」に先頭車が展示されているのですが、普段は車内には入れないそうで、私が食いついたというわけですね。(^^;



さて、着いてみると平日なのに子供連れが結構います。てっぱく共々子供のいい遊び場所なんでしょう。大人はそれなりの入場料がいるけどね。




エントランス。

最初にJR東海が誇る3車両が。
東海らしく新幹線など、高速車両メインの展示館なので、やはり東海の宣伝色が強い施設ではありますね。
後ろの画面にあわせてスポットライトやヘッドライトが点灯するので、お目当ての状態になるまで待つ必要がありますが・・・。



さてお目当ての300Xです。
2種類ある先頭車のうちこちらは浜松の工場にあった「ラウンドウェッジ」タイプのもの。


側面のロゴ。6号車か。


443km/h記録達成のロゴ。


さて中へ入ってみましょう。


入り口。天井が低いです。
あれ?車内は1号車になってる・・・。(^^;
一応禁煙車です。(笑)


運転席。
実験車両なので、なんとなく仮設っぽいシンプルなものですね。車体の空力とか、別のところにお金をかけるべし!ってことなんでしょうね。


コンソール。


メーター部。
500km/hまで目盛りはふってありました。
ATC信号は450km/hまであったみたいですね。
こんなイベントでもない限り、見ることはできない部分ですよね。


車内。計測機器などはなくなって、模型や写真が展示してありました。
1度でいいから生で、見てみたかった・・・。
みんなどうやって情報を入手してたんだろ?


窓。カーテンは普通の横に引っ張るタイプでした。


模型。3両に減車されてる・・・。


反対側。こちらは「ダブルカプス」タイプの先頭車。
東海は結果的にこちらの形を採用したということですね。
これが後に700系、N700系へつながっていくわけです。


空気バネ用の空気圧縮機のようです。
車体傾斜機構とかついてたのかな?


通路口。
日立製だったのですね。ここでも天井の低さがわかります。

ここから外へ出ます。


妻面にあった車籍表示。
東京第二運転所所属だったのか。まぁ、第一、第二とも場所は大井町ですけどね。


リニアモーターカーMLX01です。
山梨の実験線を走ってました。
実は私、試験走行に乗ったことあるんです。懐かしかったなぁ。


これが浮上走行のキモ、磁石部分です。
普段は絶対に見えない部分ですので、とても興味深かったです。


蒸気機関車C62の17号機。
旅客用としては日本では最大級じゃなかったかな。
当時の特急列車など看板列車を牽引した名車ですね。
今はもう営業運転できるものは残っていないですが、復活したらものすごいフィーバーになっちゃうんだろうなぁ・・・。
迫力はC11やC57の比ではないでしょうからね。


ついでなので、ほかの展示も見に行きましょう。

                                                  つづく