三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

父とのお風呂

2015年01月07日 | 生活・教育
 昨夜、父と何年振りだろうか近場の温泉施設へ行ってきました。
 介護認定を受けてからは、父と共同浴場へ行った記憶がない。

 朝起きて父に「今から仕事してくるけど、夜に温泉施設へ行かない?」と誘ってみた。いつもこの時の返事は「家で入った方がまし」と言うもので、今までこれで話は終わってしまい、いつも妻と二人か一人で行っていた。
 昨日の朝の会話も同じような返事だった。
 しかし、妻から「ジーちゃんは、服の脱着が遅いので、あなたに迷惑をかけるのがいやなのよ」と聞いていた。
 そこで、父のいつもの返事の後に「お父さん。服はゆっくり着替えたら良いよ。体も今日は息子が洗うのでゆっくり湯船につかれば・・・」と誘ってみた。
 すると父から「じゃー、言ってみようか」と意外な答えが返ってきた。

 夜、父と妻で温泉施設へ出かけた。
 さすがに、単独で風呂に入るのとは訳が違う。
 湯船に入る、頭を洗う、石鹸を付けて身体をこする。また、腰かけも健常者用の腰かけ(見つけられなかっただけかも)となっており、後ろに倒れないように気を遣わなければならない場面が・・・。したがって、こちらがゆっくりと入ったような気分にはさすがにならなかった。
 帰り際、妻が父に「ピカピカになったねー」と話を向けた。父は、「そりゃそうさ」と少し照れ笑いを見せた。
 私なりに、一緒にお風呂に入ったメリットがあった。以前なら湯船につかっても身体が浮かなかった父も、体重が落ちたのか、湯船につかると足先から「フワッ」と浮いてくる。浮かないように少し押さえるようにした。

 父は、昨夜の出来事をどのように受け止めているのか分からないが、少なくともこれから1カ月に1度くらいは、父を連れて行きたいと思った夜だった。
 
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