チェリーさんの保育日誌

病院内の保育園で働いている保育士チェリーさんのつぶやき保育日誌です。
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夕凪の街 桜の国 に行ってきました

2007-08-18 19:43:01 | 子育て
娘たちを連れて、「夕凪の街 桜の国」を観てきました。

これは こうの史代さんという 広島出身の漫画家さんが 描かれたマンガが原作です。
原作はまだ 読んでいないのですが、映画をみて 機会があったら 読んでみたいと思いました。

あんまり詳しく書くと、 観てない人に申し訳ないけど・・・

原爆が落とされて13年後の 夕凪の街。
そこは まだ復興しかけの バラック小屋が建ち並ぶ川沿いの長屋。
そこで原爆によって 父と妹を亡くした 母と娘が ひっそりと暮らしています。
水戸の親戚に疎開していた小さな弟 旭 は、難を逃れ、そのまま親戚の養子となります。

13年たっても 心と体には原爆の大きな傷跡を 引きずって、自分が幸せになることに 罪悪感を感じている 娘 皆実。

淡い恋心を抱きながら、結局は 原爆による病気で…

それから 舞台は弟 旭 のその後の人生を 桜の国で描きます。
被爆した奥さんと母を それぞれ 原爆から 何年もたってから 亡くしてしまう。

そして現代、旭 の娘 七波が ふりかえります。

この作品を見て 思わず 涙があふれてきました。
時代が 行ったり来たりするなかで、 今現在と このようにつながっているのかと。

はだしのゲン のような 悲惨さを訴えるものではなく、原爆によって その後も心にいろいろな想いを抱えている 残された人々。それを忘れちゃいけないよ っていう メッセージのように感じました。

娘は「はだしのゲンの方が泣けた」と言っていましたけど、ゲンを見て 原爆の知識を得、 この「夕凪の街 桜の国」を見て、より深く感じることができたみたいです。

私も 広島県民として 原爆の悲惨さを知り、後世になにが出来るのかを考え、子どもたちに伝えていくことが 必要なんじゃないかな… と思いました。

実際 同じ県民とはいえ 実際に被爆した家族がいたわけではないので、 軽軽しく口にすることも 本当はおこがましいのですが、 「知る」ということは とても大切だと 思うのです。

たまたま 広島県に住んでいる それも 何かの縁です。

そこに想いをはせる そんな日でした。

よかったら、観てください。


夕凪の街 桜の国 に行ってきます

2007-08-18 10:02:16 | 子育て
遅くなったけど、これから 娘たちを連れて 『 夕凪の街 桜の国 』 を見に行ってきます。

T-ジョイ お盆中は 夜1回のみの 上映で行きにくかったんですが、今日からは 昼前の上映になりました。

もうすぐ終映間近 となっています。

見に行こうと思ってらっしゃる方 お急ぎを!

それでは 行ってまいります。