今日21日は彼岸の中日ですが、今月の初めに親戚で年忌法要が営まれました。その席で住職から「お彼岸の心」についての法話をいただきました。
先祖供養には「お彼岸」「お盆」「年忌法要」などがあり、お盆は年1回、先祖が里帰りする日です、それに対し彼岸は、先祖が眠るお墓に出かけて供養するのがならわしとなっています。「私達が今、ここに生きているのは先祖のおかげ、お彼岸はそれらのことを教えてくれる、日本独特の仏教行事です。」
お彼岸は年二回、「春分の日」と「秋分の日」をはさんだ七日間、仏教の修養を集中的に実践する1週間で、お彼岸の初めを「彼岸の入り」、真ん中を「中日」、終りを「結願(けちがん)」と呼びます。中日は、昼と夜の長さが同じことから、仏教の説く中道の教えにたとえられています。中道とは「偏らない心」のことででもあり、そう考えるとこの日はお墓参りには最もふさわしい日であるそうです。
先祖がいなければ現在の自分はいない、遡れば無数ともいえる我が先祖の血が流れている、現在の自分のおおもとは父母であるが、そのまた親、その親と数えていくと、十代前に遡ると1,024人、二十代前では遡ると何と百万人を超す。過去無量のいのちのバトンを享け付いて来ていることとなります。だから、彼岸には先祖を尊い、その恩に感謝する絶好の機会だとお説教を頂きました。『合掌!』
普段は雑事に追われなかなか墓参りも儘ならないですが、お彼岸には、万障繰り合わせてお墓参りに行かなければと考えておりましたが、幸い東京へ嫁いだ姉達、そして柏から弟が墓参りにきてくれました。春彼岸は「ぼたもち」と言われていますが、「ぼたもち」とヨモギの「くさもち」を作り、皆で先祖の眠るお墓へお参りをしました。
そして住職が言われるよう「偏らない心」で先祖を敬い、その恩に感謝する心穏やかな日でした。「南無阿弥陀仏・・・」
最後に。王ジャパン、WBC優勝やったね。初代王者にご先祖さまと祝杯です・・・。
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