大分のさだまさしファンの独り言

大分に住んでいるさだまさしさんのファンです。所有のアルバムなどを紹介しながら不定期に思い出などを書いていこうと思います。

さだ-1 本戦 第四ブロック

2010-04-25 11:10:01 | さだ-1(サダワン)
こんばんは。いよいよ今日ベスト16決定します。
必ずしも皆さまの好みと同じでないかもしれませんがそこは個人的なブログですのでお許しください。
また、改めてお話しますが、さだ-1は順列を決めるものでなく、個人的な1位を決めるものです。同一アルバムでは1曲しか選ばれませんから、良い曲がたくさんあるアルバムには若干不利な面もあります。
尤も数年前BSでさださんの曲の順列をつける番組があったように順位は皆さま個人の中で付けていただければ良いだろうと思っています。そもそも音楽とはそういうものでしょうしね。

では、ベスト16の最後の4つの決定をする組み合わせは以下の通りです。
30―「せせらぎ」(交響楽)
31―「季節の栖」(佐世保)
30と31の勝がベスト16M
32―「古くさい恋の唄ばかり」(金糸雀、それから…)
33―「自分症候群」(沈吟)
34―訳あり不戦勝(親父の一番長い日)
32~33の勝が34と戦いベスト16N
35―「Mist」(かささぎ)
36―「夢の轍」(前夜)
37―「あの頃について」(あと1マイル)
35と36の勝が37と戦いベスト16P
38―「夢の吹く頃」(雨の夜と淋しい午後は)
39―「コミュ二ケーション」(フレディもしくは三教街)
40―「美しい朝」(一期一会)
38と39の勝が40と戦いベスト16Q

では、始めます。
一回戦第十三試合
30―「せせらぎ」(交響楽) VS 31―「季節の栖」(佐世保)

30―(交響楽):さださんの曲の中でも最も早い段階で出来ていた部類のこの曲は、その後何度か手を加えられ、さださんの曲の中でも抒情的な描写で多くのファンを得ているはずです。個人的には、独立後に発売された「帰郷」のアレンジが好きですし、ライブアルバム随想録でのアレンジは個人的な思いも投影されて涙なくしては語れない曲になっています(大げさ?)
31―「季節の栖」(佐世保):様々な巨匠と言える人たちとの共作、というありそうでない、出来そうでそんなに簡単には出来ないこのアルバムは、もうすでに鬼籍に入ったかたもおられる以上大変貴重なアルバムになっています。その中でシングルカットもされたこの曲は聴きやすく、また親子の微妙な空気を感じることが出来る曲だと思います。

結果:30―「せせらぎ」(交響楽)ベスト16決定!
寸評:歴史の勝利というべきでしょうか(汗)。

一回戦第十四試合
32―「古くさい恋の唄ばかり」(金糸雀、それから…) VS 33―「自分症候群」(沈吟)

32―(金糸雀、それから…):さださんの数あるオリジナルアルバムの中で、個人的にですが一番地味な類に入ると思います(汗)。で、その中でも印象的な曲は当然あるわけで、というかみつけるわけですが(苦笑)、一般的には絵画館であり、月の光であるのでしょうが私はこの曲が引っかかったわけです。この女性のつぶやきは今となっては、または当時から一般性を持っていたかどうかはわかりませんが、こういった逡巡にも似た思いは意外と今の時代に欠けている情緒なのでは、とも思います。
33―(沈吟):大学時代を語るときにこのアルバムは欠かせないわけで、そんな中でも比較的地味なこの曲は、今でも私が好んで聴く曲の1つです。それはまあ、恋に奥手である現状の私の投影ともいえるわけですが(汗)、それを仮に抜いて考えても、個人的なつぶやきを、そして昨今恋に前向きな曲が多い中で、むしろネガ的な曲なわけですが、そんな弱めの曲だからこそ引っかかる、というのは身びいきが過ぎるんでしょうか?

結果:33―「自分症候群」(沈吟)
寸評:正直思い入れの差でした。

一回戦第十五試合
35―「Mist」(かささぎ) VS 36―「夢の轍」(前夜)

35―(かささぎ):さださんのTVの露出が増えたのはどのくらいでしょうか。主にNHKとフジ系列ですが(汗)。そのNHKでこの年と翌年テレビドラマ関連で、正月のぶちぬき番組の司会をお笑い芸人のタカアンドトシとペアで務めたことがあります。この番組内でも歌われたこの曲がやはり一番心に残っています。勿論民放ではないのでアルバムの宣伝は出来なかったんでしょうが、もうちょっと話題になるかな、と思った私が甘かった(笑)。
36―(前夜):高校時代の思い出のアルバムであり、自分が初めて買ったアルバムです。よって何回も聴きましてその思い入れはかなり強いわけです。この曲はそんな中で現在の様々な曲の原点ともいえる曲かと。さださんはこの後、自分のくらしと世の流れを並行して見つめながら、傍観しつつ、かといってこの頸木から実は逃れられないことの苛立ちを、あらわした曲を何曲か発表します。そのつぶやきはTVの映像を見ながら私自身も感じることがあるのですが、一般性を持つかどうかは自信がありません。今の話題でいえば米軍基地問題もそうなのでしょうが。

結果:35―「Mist」(かささぎ)
寸評:これは迷いました。後の影響を考えた場合、前夜かな、とも思ったのですが…

一回戦第十六試合
38―「夢の吹く頃」(雨の夜と淋しい午後は) VS 39―「コミュニケーション」(フレディもしくは三教街)

38―(雨の夜と淋しい午後は):平成のイメージか昭和のイメージかで迷うこのアルバムですが、この曲は過去の自分の恋愛を振り返る、また雨を媒介にして思い出す、というシンプルでありながら共感を得やすいものだと思います。たださだファン以外への訴求力(大げさにいえば)についてはおそらくないに等しく、ファンがしみじみと聴く曲になっている感じがします。そういう意味では同じアルバムの夢の吹く頃と対極にあるのですが、私は、しみじみ系の曲が好きなので仕方がありません(汗)。
39―(フレディもしくは三教街):さださんはいくつかの戦争の曲を作っています。もちろんそうであるがゆえに様々なイメージをもたれるのですが、ただ、だからと言ってそこを避けていては、さださんの魅力は半減すると勝手に思っているので、問題はないはずです(自己解決)。そんな曲の中でも指折りの完成度を持っていると思っているのがこの曲です。今に至るまで歌い継がれていることがその証明だろうと思います。ちなみにこれも「帰郷」のアレンジが好きです。

結果:39―「コミュニケーション」(フレディもしくは三教街)
寸評:少し大物すぎましたかね…

二回戦第六試合
33―「自分症候群」(沈吟) VS 34―訳あり不戦勝(親父の一番長い日)

34―訳あり不戦勝(親父の一番長い日):ちなみにシングルですので上記のジャケットはさだまさしベストを使用しました。こちらの手違いで急きょ不戦勝になった曲ですが、さださん全盛期(79年前後)の曲であり、世間的に与えた影響も大きかったと思います。その曲の長さゆえよほどのことがないと披露されない宿命をもった曲でもあり、また通常の曲のように1番だけ歌っても意味をなさない曲でもあります。家族の共有像がまだしっかりとあったころの曲なのでこれから後の時代では伝わりにくくなることが予想される曲で、非常に残念です。

結果:34―訳あり不戦勝(親父の一番長い日)ベスト16決定!
寸評:今回はおまけはなしです(笑)。

二回戦第七試合
35―「Mist」(かささぎ) VS 37―「あの頃について」(あと1マイル)

37―(あと1マイル):これもまた戦争の曲ですが、日本のものではありません。アルバム自体がグレープの延長上にある中で、ハイファイセットのボーカルだった山本潤子さんとのデュエットが印象的な曲です。さださんが最初に所属した事務所が赤い鳥と同じバードコーポレーションだったこともあってか縁のようなものを感じます。また、何度聴いても山本潤子さんの声はきれいですね(って曲の感想じゃないし…汗)。

結果:35―「Mist」(かささぎ)ベスト16決定!
寸評:これは悩みました。わずかの差です。

二回戦第八試合
39―「コミュニケーション」(フレディもしくは三教街) VS 40―「美しい朝」(一期一会)

40―(一期一会):このさだ-1を最初から見ていただいた方にはわかると思いますが、私は好みが若干本流とずれています。で、しみじみとした曲がつぼにはまると本当に好きになるのです。沁みるような曲は一度ハマると何度聴いても飽きることがありません。それはいわゆるヒット曲にはないものです。この一期一会も主題歌となったTV番組を後に見る前でも(大分はネットしていない)好きな曲の一つでした。ただし、アルバム自体は最も新しいこともあって聴く回数が少なく、全体の味わいを比較すると若干の不利になると思いますが、まあこれは仕方ないのでしょう。

結果:39―「コミュニケーション」(フレディもしくは三教街)ベスト16決定!
寸評:強い相手でしたが、少し迷いました。それくらい好きな曲同士です。

ということで、ベスト16最後の4つが決まりました。(M、N、P、Q)
A②―「帰去来」(胡桃の日)
B⑤―「心の時代」(都府楼)
C⑧―「夢回帰線」(風に立つライオン)
D⑩―「その他、シングルなど」(防人の詩)
E⑭―「ADVANTAGE」(おむすびクリスマス)
F⑯―「夢唄」(流星雨)
G⑰―「うつろひ」(黄昏迄)
H⑳―「夢回帰線Ⅱ」(水底の町)
I:22―「印象派」(距離(ディスタンス))
J:25―「夢ばかりみていた」(初恋)
K:27―「私花集」(加速度)
L:29―「風見鶏」(晩鐘)
M:30―「せせらぎ」(交響楽)
N:34―訳あり不戦勝(親父の一番長い日)
P:35―「Mist」(かささぎ)
Q:39―「コミュ二ケーション」(フレディもしくは三教街)
いよいよ次回最終回!さだ-1決定です!でも良く考えたら16曲を対決させるってことは…結構試合が多いので…二回に分けるかもしれません(汗)。
どっちにしろ、しばらくお待ちください。

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