四つ葉のクローバーを探して

毎日過ごす時の中で、ちっちゃなHappyや大切な何かを。四葉のクローバーを探すように見つけていけたらいいな。

『裸でも生きる~25歳女性起業家の号泣戦記』

2008-12-05 | My Library


山口絵理子さんという名前も知らず。
『MOTHER HOUSE』というブランドの存在も知らず。
『MOTHER HOUSE』の存在を教えてくれたのは、後輩Kチン。
そして、この本を貸してくれました。

すっごい人ですよ、山口さん。
“号泣戦記”ってサブタイトル書いてあるけど。
そんな生易しいものじゃない・・・壮絶な闘いの日々がこの本には書いてありました。
そして、闘いは今も続いてます。
でも負けずに向かってってる姿はほんとすっごい!の言葉しかでません。

経歴だけでも、ある意味、異色。
中学でグレてみたり。
その後、柔道一直線。
高校では男子柔道部しかない工業高校へ柔道をやるために進学。
部活が終わると同時に、受験勉強を始めて慶応大学へ進学。
そして・・・
最後はバングラディシュの大学院へ。
『MOTHER HOUSE』はジュート素材のバックを販売している。
そのジュートと彼女が出逢ったのがバングラディシュ。
それを思うと・・・
壮絶に見える彼女の人生が実は全て繋がっていて。
その場所でそのものに出逢うために、必要なこと、もの、人だったような気がします。

「努力すればなんでもできる」
「とにかく1番になること」

そういう思いで頑張ってきた山口さん。
それでも・・・
生きる時間が長くなると、なかなか努力だけじゃどうにもならない現実があることも・・・・
わかってきちゃったりするもので。
(あたしもこのへん、とってもわかるし、共感してしまいました)
それでも・・・
何度も何度もへこんでも、落ちても。
それでも歩きだして、歩き続けて・・・
やっぱりすっごい人です。

起業するのって半端な気持ちではできないし。
だけど・・・
自分にやりたいことがあって、その自分の夢をかなえたいって思ったとき。
そのときに叶えられる環境がなかったら。
夢のために環境を自分で作ることも必要なのかもしれない。
それが夢のためのスタートラインなのかもしれないなぁって。
この本を読んで改めて思いました。

大変だと思うけど。
それはきっと山口さんがパイオニアだから。
きっと背中を見て、後に続く女性がこの先、きっとでてくると思う。
女性だけじゃないかな。
ビジネスモデルとしてもすっごいことをしてるなぁって思うから。

Kちんにも『MOTHER HOUSE』のバックは太鼓判を押されてて。
「絶対にsacchimoniさんも欲しくなるハズ~
って言われてます。
できれば・・・
この思いが新鮮なうちに、お店にも行ってみたいなと思ってます。



ちょっと寄り道



これは後輩Kちんから借りた『裸でも生きる』の本。
ブックカバーが地図
本のイメージとKちんのイメージが重なってて。
あたしの中ではかなりヒットでした。
ブックカバーひとつで本の印象とかイメージをあらわすこともあるんだなぁって。
改めて実感しました。
ブックカバーも大事かも。