saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

ふと久しぶりに読みました。

2010-07-25 06:05:34 | 日記
昨日は久しぶりにこの古賀 守先生の「ドイツワインの真髄」という冊子を取り出して読みました。世界の中で如何にドイツがワイン生産国として特異であるか力説されておられます。


例えばフランスとの相違を記述されておられていてフランスのワインが全般的に強く重く壮大で、決定的な性格を有しているので食物との味のマリアージュで相手探しには多少の経験を要するのに対し、ドイツワインは全く反対に弱く軽く飲みやすい中に味の骨格をなす強力な果実酸が全ての味と愛らしく調和をとっていて食物の味のマリアージュにもそのまま包容力が大きく相性探しが容易であるという特性を指摘されておられます。


そういえば僕はワイン会などでは(勉強・経験をしたいというのもありますが)フランスを飲む機会が多いのに対して普段自分でワインを飲む時は圧倒的にドイツが多い事を思い出しました。
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4 コメント

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また古賀懐メロですか (pfaelzerwein)
2010-07-25 12:36:44
こんな書物を読んで感心しているようでは、一生涯なにも分かりませんよ。先ず情報が古臭くなっており、おじいちゃんが出版した頃には、欧州の実状から少なくとも五年は遅れていたでしょう。

最近の動きだけをみても、この五年間で独仏双方のワインの生産・市場の変化は激しいです。毎年のように両生産地を訪問されていても、こうした朴念仁な態度をとられているのは語学からくるコミュニュケーションの問題なのでしょう。

まあ、殆どの日本からのワイン関係の人はこうした役に立たない情報を頭に詰めて見ざる聞かざる状態で旅をされているような様子ですが。

例えば、リースリングそのものが必ずしも食事に万能な筈はない上に、嘗ては現在のようにボディー感のある良い辛口が少なく、そのグランクリュにしても市場はまだまだ熟していません。今でもシュペートレーゼ以上は重過ぎることが多く、モーゼルザールルーヴァーなどは、甘口生産量が多く、食事に合う訳がないでしょう!こんな誤りを書くの何処の馬鹿者だ。さっさと捨てて仕舞いなさい。
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その当時を知る資料としては (Saar Weine)
2010-07-25 14:40:39
pfaelzerwein様、貴兄がお怒りになるのも分からないではありませんがこの冊子が発行されたのが平成10年のことでしたので恐らく1993~1994年頃の情報でしょう。まぁその当時のドイツワインの状況を知るには一応参考にはなるかとは思います。


確かにフランス語は超初級レベルしかわかりませんが。

僕が何方に対して朴念仁な態度を取っているのでしょうか。
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ワインを吟味して下さいよ! (pfaelzerwein)
2010-07-25 16:28:58
「当時のドイツワインの状況を知って」、古酒でも買われるのでしょうか?それとも、「歴史研究」してそこに現在を映し出すのかしら。先ずは目の前のワインを吟味して下さいよ!
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とりあえず近年のものを (Saar Weine)
2010-07-25 17:21:01
pfaelzerwein様、ではそういった過去の事はさておき現実的に購入出来る最近のヴィンテージのものを引き続き色々試してみたいと思いますのでよろしくお願い致します。
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