ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

かっぱ寺(曹源寺・台東区松が谷)・隅田川堤のノウゼンカズラ

2017年07月15日 23時03分09秒 | 今日の写真から

不忍池の花を見て上野東照宮などを散策して、帰宅途中でかっぱ寺に出合いました。

本堂

★ランドマーク曹源寺:曹源寺は1588年(天正16年)5月現在の和田倉門付近に開創され、1591年(天正19年)11月江戸城拡張により湯島天神下に移転、1657年(明暦3年)1月いわゆる「振袖火事」により大半が焼失し、現在地に移転して続いています。

1814年(文化11年)雨合羽商の喜八が葬られました。喜八は私財を投じて水はけ工事を行い、これに感動した河童が手伝ったと伝わり、その後河童を見かけれと良い事があるといううわさが広まり、「かっぱ寺」とも呼ばれています。(お寺のHPより)

合羽川太郎の石碑?

★かっぱ大明神:文化11年(1814)、新堀川(現在の合羽橋道具街通り)の堀削工事に私財を投じて尽力した合羽屋喜八が没し、菩提寺である曹源寺に葬られました。

この辺の土地は低いうえ水捌けも悪かったため、住民たちの難渋は見るに堪えなかったようです。そこで喜八が工事をはじめたそうです。その工事のおり、かつて喜八に命を助けられた隅田川の河童が協力したといい、この河童を見たものは不思議と商売が繁昌したと伝えられています。

この河童大明神は、 商売繁昌・火水難除などに霊験著しいといわれ、今も厚い信仰が寄せられています。(お寺さんのHPより)

古地図では新堀川(今の合羽橋通り)が残っています。

左手の上野山下から曹源寺の前を通って浅草寺の裏手に出ました。

波乗福河童大明神

曹源寺の本尊は十一面 観世音菩薩のようです。

 

合羽橋通りを横断して桜橋に向かいました。

台東区側の隅田公園に着きました。台東体育館のある浅草側堤に咲いているノウゼンカズラです。南風墨田区側から吹いてくる風にあおられて小ぶりの花になっています。

東京スカイツリーの脇のビルはそらまちのビルです。30階31階に飲食街があり隅田川が見渡せます。

墨田区側堤のノウゼンカズラです。

高速道路もあり風にさらされることなく、大きなノウゼンカズラの花が咲いていました。

対岸が今ほどいた台東区山谷掘川が隅田川に合流する地点です。今は暗渠になっています。

白い建物が台東体育館です。

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