昨年に続き、岐阜に出張でした。仕事の前、午前中に海津市にある千代保稲荷神社に行ってみました。田園地帯にいきなり大鳥居が現れます。海津市観光協会のHPでは、「伏見稲荷や豊川稲荷と並び、日本三大稲荷に数えられる千代保稲荷神社。
今から約500年前の室町時代、森八海が須脇の里を開き、八幡太郎義家の霊璽を祀ったのが始まりと伝えられています。“おちょぼさん"の愛称で親しまれ、各地から年間200万人の参拝者が訪れます。商売繁盛や家内安全の神様として知られており、社殿の入り口で販売されている油揚げとロウソクをお供えするのが習わしで、月末の夜から1日にかけては参道に長蛇の列ができるほどです。」 と書かれていました。入り口ののころに岐阜県新八景の碑があります。
真ん中に見えるのが、お燈明場です。参拝客の願いが小さな炎となって揺らめいています。。
門前町
ここの最大の魅力は、賑やかな縁日にも似た門前町のたたずまいで、大鳥居をくぐると懐かしいお祭りの匂いがいっぱいです。月末の夜から1日にかけてはたくさんの参拝者が訪れ、拝殿の前には身動きがとれないほどの混雑が未明から早朝まで続くとのことです。
参道は平日の午前中というこのもあり、静かでしたが、月末には名物がずらりと並ぶ参道も賑わいを見せ、川魚料理や漬物、草もち、串かつなどが勢いよく売れているようです。
寅さんの帝釈天の参道とよく似た風景、品ぞろいでしたが、海津市観光協会HPには「海津市は岐阜県でも有数の水郷地帯。木曽三川流域で育った川魚料理が有名で、特になまずの蒲焼きは、そのグロテスクな姿からは想像もできない淡白な味わいです。
また、大根や白菜、きゅうりなど地元の野菜を使った漬物は、塩分控えめのサラダ感覚が好評。参道をぶらぶら歩いてお腹がすいたら、みたらしや串かつでも食べ、お帰りにはよもぎがたっぷり入った手作りの草もちをお忘れなく。」と書かれてあり、江戸川の帝釈天と立地が似ているためのようです。帝釈天ではナマズはあまり見ませんが。
南鳥居から入ったすぐのとことに荷席稲荷神社がありました。
拝殿のところに黒いものがどうも狐さんとネコさんは仲良しのようです。参道のあちこちにネコさんがいましたが、捨て猫をしないでという看板がたくさん出ていました。
ところで、岐阜から海津市に行くには名鉄電車で笠松で乗り換え、新羽島駅に出てそこから、10kmバスで20分弱です。笠松はオグリキャップの出身競馬場があります。
新羽島駅は新幹線の岐阜羽島駅につながっています。駅前に像がありましたが、大野伴睦代議士の像と想像できました。代議士は新幹線の駅を無理やり羽島につくらせたことで有名ですが、地元ではありがたい代議士だった?のでしょうか。バスで向かいますが、途中で長良川を渡ります。雪のちらつく寒い一日でした。
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