そうだ、「北へ。」行こう

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まりも

2006年04月28日 | 北海道雑記

プチ北海道満喫シリーズ(?)自宅にある北海道グッズ第1段は「まりもストラップ」です。まあ、このストラップ自体よりも、まりもについて少しフリーにトークしてみたいと思います。

そもそも、本当の「まりも」は特別天然記念物に指定されていますから、販売はもちろん採取も禁止されているわけで、本来これを飼う事は不可能なわけですが、北海道のおみやげ屋さんに行くと瓶詰めされたまりもが良く売られていますよね。
結果から言って、当然天然の本物であるはずが無く「人工の複製品」って感じになるのかもしれませんけど、本来の天然まりもは、阿寒湖の生み出す自然の上に奇跡的に誕生した生物であると聞いたことがあります。
あくまで、伝聞の事ですので、どこまでが本当だか分かりませんし、これから話す内容も真実であると断言は出来ません・・・が、まりもにとって温度や水質等必要な要素は沢山あるのですが(だからこそ、奇跡の上に存在する生き物と言われるのでしょう)、特に水流が大事なんだと聞いたことがあります。
水流により転がり続けないと、その形状を維持出来ないらしいんですね・・と、すれば、瓶詰めにされたまりもは、もはやその時点で枯れゆく運命なのは必然であって、結局お土産屋さんで買ってくるまりもは、一時的なモノなのかぁと思ってしまいます。
ひょっとすれば、人工ですので上手く形状を維持できるように作られているのかもしれませんが、やっぱり大概の場合、枯れてしまうっぽいですね。

なので、俺が思うに、まりものぬぐるみやら、今回紹介したストラップやら、まりもグッズは他にも色々あるわけで、こういうのはどうかなあ・・・という提案でした。

最初から枯れゆく運命・・・なんか、残酷な印象もありますが、俺は逆にこの事があったからこそ、本来の阿寒湖に住む真のまりもに関する「まりもの奇跡」に触れることも出来たし、また阿寒湖そのものや、北海道に対してますますの興味と関心と、そして有る意味「愛」(?)を深めることが出来たと思ってます。
そしてまりも自体にも、ただ単に「可愛い」とかそういう感情だけじゃなく、もっと深い自然に対する畏敬のような・・そんな感情を抱けるようになったなあと思ってます。

<本記事は、HN「すずめ」さんのブログ「すずめのこころ」内、タイトル「紹介します。」に触発されて書いた同記事へのトラックバック記事です。>


ふれあいイカ広場 (函館)

2006年04月28日 | 道南エリア・観光

はこだて朝市から徒歩すぐ、海岸方向へ歩いていくとここ「ふれあいイカ広場」に到着します。写真に写っているこの緑色のモニュメントがイカらしいのですが・・・言われないと分からないですよね?(笑)
青函連絡船の桟橋のあった場所と言うことで、青函連絡船桟橋跡と言った方が分かりやすいのかもしれません。そのため、すぐ隣に旧青函連絡船の「メモリアルシップ摩周丸」が当時の姿のまま、中に各種展示品を展示して公開されています。
本当はここからベイエリアや函館山も一望できてなかなかの景観のハズなんですけど・・・

ちょっと残念な天候でした。

最近になって(今年から)、「クイーンズポートはこだて」という新たなスポットもここに登場して、クラシックカーミュージアムなど見所も増えたため、目がそっちの方に行ってしまいがちですが、ここ「ふれあいイカ広場」自体も、隠れたスポットの一つだと思います。
その「クイーンズポートはこだて」については、次回に・・・


函館朝市 (函館)

2006年04月27日 | 道南エリア・観光
しばらく元町周辺のスポットを紹介してきましたが、ここからはまた駅方面へ移動です。

考えてみたら、函館と言ったら「まずはここでしょ?」という位、函館の顔ともなっている場所。いまさらの紹介になりますが、函館朝市です。
JR函館駅から徒歩すぐという特地に約400もの店が集合している、とても活気にあふれる市場です。鮮魚、農産物、乾物、食堂・・・バラエティに富んでおり、扱う商品も多種多様ですが、目玉はやっぱりなんと言ってもイカとカニでしょうね。
基本的に朝市なので早朝~午前中がもっとも活気があり、新鮮なものが揃ってます。足を運ぶなら是非とも早朝を狙ってほしいです。
なお、朝市の一部が今年から「どんぶり横町」としてリニューアルしてますので、こちらも要チェックですね。

ちなみに、各お店の呼び込みは札幌ススキノにも勝るとも劣らない(?)ほどですので(笑)、自分の意思をしっかりと持って買い物に挑みましょう(笑)

函館朝市
函館市若松町9-19
営業時間 5:00~12:00(一部店舗除く)
無休
駐車場 90台
JR函館駅から徒歩すぐ

五島軒本店 (函館)

2006年04月25日 | 道南エリア・飲食
五島軒と言えば、函館で最も有名なカレー屋ですね。
考えてみれば、ここも「ご当地グルメ」かな?

創業は明治12年の老舗で、120年の歴史のあるカレーって思うと、なんだか凄く味わい深く贅沢な気分になりますね。
そもそも、カレーがそんな昔からあるのかと言うこと自体が、ちょっと意外な感じです。
ただ、最初からカレー屋だったのではなく当初はパンとロシア料理の店だったみたいですね・・それが一度火災によって店舗消失があって、その後の明治19年に西洋料理店として新たに開店したという歴史があるみたいです。

ここのオススメはなんと言っても合鴨を使った「リッチ鴨カレーセット」ですね。
若干値が張りますけど、たまにはそんな贅沢も良いですよね。

五島軒本店
函館市末広町4-5
無休
営業時間 11:30~21:00
駐車場 60台
市電十字街駅から徒歩5分

チャチャ登り (函館)

2006年04月23日 | 道南エリア・観光
「チャチャ」とはアイヌ語で「おじいさん」の意味だそうです。

ここ「チャチャ登り」は「おじいさんが多い坂・おじいさんも登る坂」等といった意味では無く「おじいさんのように背中を丸めないと登れないほど急な坂」という所から付いた名前だそうです。

ここから眺めるハリストス正教会はとても美しくて有名です。前に紹介したハリストス正教会の写真も、ここから撮影したものでした。
さらにここからは、他に聖ヨハネ教会や、函館港まで一望できて本当に景色のすばらしい場所ですので、せっかくここに来たのなら急な坂にめげずに、頑張って登ってることをオススメします。

八幡坂 (函館)

2006年04月21日 | 道南エリア・観光
八幡坂はテレビや映画のロケ地として使用され、全国的に有名な所ですね。
直接に「ここが八幡坂」だと知らなくても、実際にここに来てみると「あれ?どっかで見たような気がする」と思うかもしれません。

バックに函館港が綺麗に入るので、純粋にその眺めを楽しんだり、記念撮影するのも良いですね。
まあ、眺めが美しいからこそテレビや映画などでも使用されたのでしょう。
函館の坂を巡る際には、外せないポイントです。

ふるさと銀河線

2006年04月20日 | 北海道雑記
今昼のニュースでやってたのを見て、携帯からこれを書いてます。
考えてみたら、携帯から初投稿になります。

「北見~池田」という文字が目に入ったので、何かと思ったら、ふるさと銀河線と言う第3セクター経営の鉄道が、今日を最後に営業を終えるみたいですね。第3セクターの鉄道としては全国一長い区間を走ってたそうです。

俺、北海道は好きだけど、鉄道マニアというわけでは無いので、ふるさと銀河線という名前も今始めて知ったんですが…でも「今日で終わり」と言われれば、何となく寂しい気がしますね。
今までお疲れ様。

二十間坂 (函館)

2006年04月19日 | 道南エリア・観光

函館は別名「坂の街」とも呼ばれるくらいに、元町周辺にある坂が有名な所です。
元町には名前のある坂だけでも19の坂があり、そのすべてに解説文付きの観光サインが建っています。


今回はその坂の中でも有名な『二十間坂』
ここは明治時代に作られた坂で、かなり歴史のある坂です。
道幅が二十間、約36メートルもあるので、そう名付けられたみたいですが、さすがに広いです。
風の強い函館は昔から火災が起きやすかったため、当時防火帯も兼ねていたとのことで、そう考えると札幌の「大通り公園」と作られた目的は一緒なんですね。


レイモンハウス (函館)

2006年04月17日 | 道南エリア・飲食

観光地スポットが多かったですから、ここらでちょっと「食」スポットを。
今回はここ『レイモンハウス』をご紹介。
函館ではかなり有名なソーセージ及びハムのブランドに『カール・レイモン』というブランドがあるのですが、考えてみたらここも『ハセスト』『ラッピ』と同じく地元グルメですね。

ここレイモンハウスは、函館元町の旧工場跡地に誕生したレイモン記念館が現在は「レイモンハウス元町店」として新しく生まれ変わったものだそうです。
店内では、レイモンの伝統的なハム・ソーセージをはじめ、ギフトセット、惣菜類も販売致しております・・・とのこと。お店の中では、その場で焼いたソーセージなどを食べることも出来ます。
俺が頼んだのは、折角のなで色々と試してみたいと、ソーセージ4種盛り合わせとビール。
ソーセージと言えばやっぱりビールですよね(笑)


折角なのでレイモンさんについて少し。

地元函館の人々はもとより、全国のファンから『胃袋の宣教師』と呼ばれたハム・ソーセージづくりのマイスター。 函館の地でおよそ70年、頑固なまでのドイツ式の製法でハム・ソーセージを作り続けたカール・レイモンは、昭和62年12月1日午後7時31分、 市立函館病院で93歳の生涯を閉じた。

かつて函館の地でレイモンがハム・ソーセージを作り始めた頃には、それまで肉を食べる習慣のなかった街の人々は、 レイモンがいくら勧めても「馬のシッポみたい」などと言い、手にとろうとさえしなかった。そんななかにあっても挫けることなくひたすら、 ドイツ仕込みの伝統的な製法でハム・ソーセージを作り続けたマイスター・レイモン。

「人はおいしい食べ物が豊富にあり、住み心地の良い家を持っておりさえすれば、のんきに暮らすことができます。これは国家だって同じことですよ」(レイモン談) すべての人が食を通じて幸福を享受すべきだという。これこそがレイモンの、生涯変わることのなかった思想であり、信念であった。

こういう信念の元に生まれたソーセージだったとは・・・・。

レイモンハウス元町店
函館市元町30-3
営業時間 9:00~18:00
無休
駐車場 5台
市電十字街駅から徒歩5分
http://www.raymon.co.jp/index.html



ハリストス正教会 (函館)

2006年04月16日 | 道南エリア・観光
数ある函館の教会の中でも1,2を争うほど有名な教会がここ『ハリストス正教会』です。
典型的なビザンチン様式の建物で、ガラス窓の曲線や天を目指す尖塔がその特徴をよく表しています。

そして、やはりここを見る際には良く晴れた日に訪れてみたいですね。
緑の屋根と白い壁が青い空に映えるように計算されて作られたんじゃ無いかと思うほどに、その色彩のコントラストが見事です(って、何となくニュアンスで使っちゃったけど、言葉の使い方これで合ってるかな?)
雨の日の教会というのも風情があって良いのかもしれませんが、是非青空の下でここを一度見て欲しいなあと思います。
それから、ここは別名『ガンガン寺』とも呼ばれています。
由来は・・・その鐘の音を聞くと納得できると思います(笑)
毎週日曜日の10:00からは、ここだけでなく近所の教会も競うように金を鳴らして、ともうるさ・・・もとい賑やかになります。ちょうどその時間帯に重なる方は是非チャレンジしてみてください。

ちなみに『ハリストス』とはロシア語で『キリスト』の意味だそうです。

ハリストス正教会
北海道函館市元町3-13
拝観時間 10時〜17時(土曜〜16時、日曜13時〜16時)
休業日 1月〜2月不定、他無休
駐車場 無し
館内見学200円(献金として)
市電十字街駅から徒歩8分