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【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#34:ウィリアム・シェイクスピア

2017年05月02日 03時52分51秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/Apocripha』。
聖杯大戦において、魔術協会側が選出した赤の陣営のキャスターとして召喚された。
世界的に有名な劇作家であり、知名度補正という点では文句のつけようがないが、キャスターであるにも関わらず魔術の類は使えないため、戦闘能力は皆無。
性格は物語至上主義者で、話の展開を面白くするためなら敵味方を平気で巻き込んで騒動を起こさせようとするトラブルメーカーであり、実際、聖杯大戦序盤では赤のバーサーカーことスパルタクスに、黒の陣営の居城の場所を教えて解き放った(結果的に黒の陣営の捕虜になり逆に寝返るはめになった)。
また、宝具は本物そっくりの人物を作り出す能力があり、シロウを追撃するフランケンシュタインの前に彼女の生前の創造主であるヴィクター・フランケンシュタイン博士を作り出して足止めしたり、最終局面では大聖杯にたどりついたルーラーに、彼女があえて目を背けてきたある事実を突きつける劇を見せて一時的にではあるが精神的に陥落させることに成功した。もっとも本物のジル・ド・レェを呼び出したことにより、ルーラーの最終宝具を使う機会を作り出してしまったが。

能力面ではスキル「自己保存」によりマスターが無事な限り戦場で死ぬことはほとんどなく、実際に赤の陣営では最後まで生き残り、マスターの死亡により消滅した。
もう1つのスキル「エンチャント」は武器であれ路傍の石であれ、シェイクスピアがその対象物を、文章によって効果や威力を付与させ宝具レベルにまで昇華させるという便利なもの。シロウの持つ日本刀・三池典太をCランク宝具にした。
『FGO』でもこのスキルは対象の味方全体のBuserの威力をあげるもので、今のところ同じ効果をもつスキルはほかにない。
とはいえ、どうせキャスターを呼ぶならもっとマシな英霊を呼べなかったのだろうかという疑問はある……。


【クラススキル】
陣地作成:C
道具作成:- ※当然ながら『FGO』では未実装

【保有スキル】
エンチャント:A ※『FGO』では1T、パーティ全員のBuster性能アップ。
自己保存  :B ※『FGO』では1T、自身に無敵状態とHP回復
国王一座  :C ※『FGO』オリジナル。味方一人のNPを20%チャージし、スター発生率をアップさせる。

【宝具】
◆開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を(ファースト・フォリオ)
 ランク:B
 種別 :対軍宝具
対象者を劇の世界の中に閉じ込め、与えられた役割を強制的に演じさせる。物理的な危害を加えることも加えられることもないが、相手の過去のトラウマなどをえぐる効果がある。ルーラーことジャンヌ・ダルクに対して、生前の彼女に関わった様々な人物に彼女を弾劾させ(効き目はなかったが)、とどめに彼女の死後に殺人鬼となったジル・ド・レェを登場させて心を折った。ちなみにファースト・フォリオとはシェイクスピアの死後に最初に出版された作品集のタイトル。
『FGO』では多数の劇団員による全体攻撃と確率でスタン付与となっている……正直もう少し原作準拠にしたものにならなかったのだろうかと思う。


【ゲーム内での性能】
1ターン無敵効果をもつスキル「自己保存」により敵の宝具をしのぐことが可能。またキャスターの例にもれずアーツを3枚もっているので宝具の回転率もよい。ただそれ以外に突出した能力があるわけではないので、ほかに使いたいキャスターがいなければ育てるぐらいの優先度だろう。強化クエストによりサポートスキルがひとつ増えたため、今後評価がかわる可能性はある。

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