食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

美術館巡り

2014年11月21日 | お出かけ日記
親と上野駅で待ち合わせて美術館巡り。
国立博物館の日本国宝展へ。10時ちょっとに着いたので正門付近は空いていたが、会場の平成館前には入場制限による行列。さほど待たずに入れはしたが会場内でも漢委奴国王と刻まれた金印を近くで見る為の行列出来てたり、と流石に内容が内容なだけに混んでるわ。
第1章 仏を信じる
第2章 神を信じる
第3章 文学、記録にみる信仰
第4章 多様化する信仰と美
第5章 仏のすがた
の5部構成で、宗教関連の出品が多いわな。
見る価値ある物ばかりではあるが、高さ5m50cmで実際の塔の1/10という元興寺極楽坊五重小塔はなかなか。
会場出た後は本館1F11室の彫刻コーナーへ。重要文化財の仏像が並ぶから、どんなに時間が押しててもここだけは素通り出来ない。

六本木へ移動し昼飯食った後、サントリー美術館の高野山開創1200年記念 高野山の名宝へ。
>唐で密教を学んだ弘法大師空海は、密教修行の根本道場とすべく、弘仁7年(816)勅許(ちょっきょ)を得て高野山を開きました。以来今日まで、高野山は日本仏教の聖地の一つとして、さらには空海を慕う人々の憧れの地として、時代と宗派を超えた信仰を集めてきました。それを証明するように、山上には「山の正倉院」とも例えられるほどの文化財の宝庫となり、なかでも核となる仏教芸術はわが国最大規模を誇ります。
だそうで。
好みから言うと快慶作の重要文化財 執金剛神立像や重要文化財 四天王立像なんだが(格好ええのよ~)、運慶作の国宝 八大童子像だけでも見る価値あるわな。

日本橋へ移動し三井記念美術館の東山御物の美-足利将軍家の至宝へ。
東山御物とは、室町幕府8代将軍・足利義政によって収集された絵画・茶器・花器・文具などの称だそうで。
素敵な茶道具が多いが、特に国宝 油滴天目は素敵だ。


東京ミッドタウンの粥茶館 糖朝で昼飯。粥か麺に点心とドリンクの付くセットで、酸辣湯麺とハート型の糖朝特製エッグタルト、アイス烏龍茶。写真は撮り忘れた。
酸辣湯麺はまぁまぁ。
エッグタルトは中の生地の甘さはほんのりだが、パイ部分の油脂があるので割とこってり目。烏龍茶はそこそこ風味がいい。

場所柄価格帯が高めではあるが、糖朝のファストフード店。ガッツリ食う店ではないわな。

かっぱ橋道具祭

2014年10月12日 | お出かけ日記
親と浅草雷門で待ち合わせかっぱ橋道具祭へ。

イベント会場に行くと、まんねん堂の職人さんの金花糖作りの実演が始まる所だったので見に行く。
用意されていた木型は鯛、招猫、犬張りの3種類で、鯛と招猫は2部、犬張り子は3部からなるもの。
手順としては
水に漬けてあった木型を組み、動かない様に固定してアルミトレーに渡した角材の上に、注ぎ口を上にして置く。
銅の鍋で砂糖を溶かし煮詰めた後に撹拌し、白くなってきた所で木型に流し入れ、すぐに逆さにして余分な砂糖液を下のアルミトレーに排出。固まったら型を外して取り出す。
と言う感じだった。
肝心な砂糖液流し入れる所を撮り損なった~

職人さんは最初から菓子作りに携わった人でなく、東京にただ一人残っていた金花糖職人さんの引退時に木型を受け継いだ事が縁でこの道に入ったんだとか。
砂糖の煮詰めが足らなければ固まらず、僅かでも煮詰めすぎれば色が着き、また砂糖が薄い程色が白くなるので、まだ思った様に白くきれいな金花糖が作れる様にはなっていないとの事。
大きな犬張り子の型3つはかっぱ橋にあった菓子屋から借りた木型だそうで、まだ上手く作れないと言っていた。

宇田川商店で胡麻油買い、スパイスなどのセール品買うくらいで、今年も調理器具は買ってないわな。

名古屋買い出しツアー&瀬戸の招き猫まつり

2014年09月29日 | お出かけ日記
名古屋買い出しツアー&瀬戸の招き猫まつりから帰宅。
前回は旦那が尾張旭に出向してたので買い物は自粛(?)したが、今回も、明々後日から2週間程出張しとの事で買い物は自粛(笑)

招き猫まつりではおやつの差し入れやお土産ありがとうございました。

26日の12時半頃にぴんき~さんと名古屋で待ち合わせにしたので、10時前に東京駅に着く様に出て、東京駅内の京葉ストリートのマダム・ブロでモーニングのワッフルセット食い名古屋へ。
名古屋駅で待ち合わせた後、昼飯食おうとエスカに行くと、鳥開総本家 名駅エスカ店 9/26オープンとあったので行ってみる。
高島屋で色々買い、まとめて実家に送った後、JRで大曽根へ移動、名鉄瀬戸線に乗り換えて尾張瀬戸へ。
ホテルにチェックイン後、ロビーで待ち合わせて100人展の内覧会へ行き、今年からかわらばんやで開催の懇親会に出た後、くつろぎルームで2次会。

27日はかふぇれすと たうんでモーニング。
昼は瀬戸茶屋の五目飯。
夜は具志堅で宴会後、くつろぎルームで2次会。

28日も、かふぇれすと たうんでモーニング。
おやつに銀座商店街にあるお茶屋さんの抹茶ソフト食い、昼はもやい処のじゅーしー。
味を改良したと言う「ねこまんまクレープ」を差し入れで貰い、腹に余裕あったので食う。微妙ではあるけど、完食出来る程度に改良されていた(笑)
まつり終了後に栄町駅に移動し、ホテルにチェックイン後、近くにあった海女の酌 錦大津通店で飯。

30日はホテルで朝食。
三越と松坂屋の食品売り場物色、蓬莱軒の松坂屋店でひつまぶし食った後に雀躍り本店、三越、松坂屋でおやつ類と晩飯買い、名古屋駅に移動し、南口待合室のスタバでコーヒー買ってから名古屋を発ち終了。

美術館巡り

2014年09月12日 | お出かけ日記
親と渋谷で待ち合わせてbunnkamuraザミュージアムのだまし絵IIへ。

>本展では、多岐にわたり進化していく現代美術の展開に重きをおいています。視覚的に興味深く、芸術性に優れた作品を選び、その視覚的詐術を「トロンプルイユ」「シャドウ、シルエット & ミラー・イメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォーズ・メタモルフォーズ」 などのカテゴリーに分類して仕掛けを解き明かすとともに、先達者としての古典的巨匠の到達点とあわせて現代の新しい「だまし絵」への挑戦を紹介していきます。
とある様に
映像作品はちと目に痛い物もあったが、某キャラクターを著作権にギリギリ引っかからない様シルエットで表現しつつ著作権を皮肉ったもの、本物に見えるが表面だけ精巧に描いてあるもの、なんだかわからないオブジェが特定の方向から見るとピアノに見えるものなど結構面白い。

ヒカリエ昼食の後、有楽町に移動し出光美術館の宗像大社国宝展-神の島・沖ノ島と大社の神宝へ。
>古来、日本と海を隔てた大陸を結ぶ海上交通の要衝として重要視され、人やモノを運び、文化を伝え育んできた宗像。九州北部、沖合の大島、そして沖ノ島をあわせたこの宗像の地に三人の女神を祀る宗像大社があります。朝鮮・中国、さらには遠くペルシャの工芸品も含み、「海の正倉院」とも呼ばれる沖ノ島出土の国宝約8万点をはじめとする神宝や、中世の古文書類や福岡藩主により奉納された扁額などの貴重な資料を厳選し、宗像大社の悠久の歴史をご紹介します。
と言う物で、興味深くはあるけど、歴史ファンじゃないから面白みはないかな。

親と別れてJR有楽町駅周辺で買い物&おやつ食って、猫町のまいけるからわたさんの個展へ。
どれも形状がかっこいいんだよなぁ。

旦那が出張で居ないので、晩飯1人分作るの面倒くさいしと上野で飯食って帰宅。

ちょいとドライブに

2014年08月03日 | お出かけ日記
買い物がてら、木内酒造内の蕎麦屋「な嘉屋」に酒蕎麦食いに行って見る。
蕎麦食った後に、そのまま帰らず何となくドライブ。
那珂市の西側かな、通りがかりにトウモロコシののぼり見つけて寄った直売所でトウモロコシと大玉スイカ購入。
またふらふら走ってたら常陸大宮に出ていて、奥久慈卵のひたち農園の直売店が見えたので寄ってみる。
店名は新鮮卵と手作りお菓子の店 たまご屋で、初卵とシュークリーム購入。
シュークリームは、気温高いから持ち帰らずに早く食った方がいいだろうと、コンビニ見つけてコーヒーを買い、車内でぱくつく。
皮は軽めでサクサク、クリームは黄身の色が濃いめの卵を使っているので色もよく、いい原料使った味、だわな。


そろそろ帰ろうと戻るが、テキトーに走ってるので、いつの間にか、また那珂市の西の方へ。
おおよその場所わかったので118号に出た所でひたちなか方面に向かおうとしたら、118号に出る直前に観光 上金ぶどう園と言うのぼりを見つける。
のぼり上がってるならぶどう販売してるよなと寄り、試食して巨峰購入。
今度は他に向かったりせずに帰宅。

初卵は1袋320円で、帰宅後に計ったら1kgあり、18個入ってた。
早速目玉焼きにして食ってみたら、黄身はもちろんだが、白身の味もいいし、濃厚卵白の高さがある。
スーパーで奥久慈卵買ってみた時は、黄身の味も白身の味もいいが、白身がだれていて濃厚卵白の盛り上がりが低かったので、次はいいやと思ったんだが、直売店で初卵買うならコストパフォーマンスもいいし、いいかも。

美術館巡り

2014年08月01日 | お出かけ日記
親と上野駅で待ち合わせて美術館巡り。

国立博物館の台北 國立故宮博物院-神品至宝-へ。
以前、混んでいると言うニュースを見たが、翠玉白菜の展示が終わっている為か、並ばずに入れた。
名品揃いなのは当たり前だよな。中国の歴代の皇帝のコレクションや愛用品で、第二次大戦時に戦火を逃れる為に北京から台湾に持ち出した物なんだから。
特に乾隆帝コレクションの紫檀多宝格は見応えがある。
>多宝格とは皇帝がいつも側に置いて楽しんだ、観賞用の宝箱です。箱の内部は小さな陳列棚になっており、中には古代の玉器や磁器のミニチュアが、隙間無く整然と収められています。
と言う物で、箱自体も凝っているのに、そこに納めた中身が小さいのに見応えある物ばかり。

本館では、親と子のギャラリー 仏像のみかた 鎌倉時代編をやっていて、国宝、重要文化財の仏像がずらりと並び、見応えがある。
東洋館に玉器の柘榴があると案内されていたが、後2館回る為にパス。

上野公園内のイタリアン、レ クアトロ スタジオーニで昼飯を食い、国立西洋美術館の橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで-時を超える輝きへ。
>約八百七十点の宝飾品からなる「橋本コレクション」が二〇一二年に同館へ寄贈されたことを記念し開催。古代から現代にいたる約三百点の指輪が収蔵後初めて公開される。
と言う物で、指輪と言う大きさに制約のある中での様々な細工が見られて面白いし、瑪瑙などを彫刻したインタリオ(沈み彫り)の細工の細かさに圧倒される。

日本橋へ移動し、三井記念美術館の能面と能装束-みる・しる・くらべる-へ。
会場に入る、最初の展示室には、通常の展示では表からしか見る事の出来ない能面を表裏共に見られる様に展示してあり、作者、誰が面に名を与えたか、誰から誰の手に渡ったかなど様々な情報を見る事が出来る。
顔から離れないという伝説がある肉付き面もあり、裏を漆で仕上げず木地のままで、ヤニの後が血に見えるなど、なぜそういう伝説が出来たかの解説も面白い。
能装束も美しい物が並んでいるし、特別展示の三越伊勢丹所蔵 歌舞伎衣裳は着用歌舞伎役者の舞台写真パネルと共に展示していてなかなか。

奥久慈茶買いに

2014年07月12日 | お出かけ日記
奥久慈茶買いに行ってみようと大子町へ行くついでに袋田の滝へ。
奥久慈茶は日本茶産地としては北限なんだそうで、どんな味か飲んでみるなら産地に行ってみよう、と。
袋田の滝へは、滝が好きなのもあるが、日本三大瀑布のひとつだし、車止められる所から滝まで近くて行き易いのだから、近くに行くなら行かないと損だし。

途中常陸大宮のショッピングセンター ピアーゴのそば通ったので、帰りにまわすと忘れそうだから、と金久保さん家の卵購入。
その後、ひたち農園の卵&菓子の直売所見掛けたが、20個買った後なので今回はパス。機会あったら行ってみよう。

山方宿の辺で、以前水戸で買い美味かった地粉うどんの製麺所見つけたので寄って、うどんやそうめん購入。

腹減ったので良さそうな店探しながら袋田の滝目指してたら、R118沿いにJAの奥久慈直売所がありお土産・お食事の看板上がっていたので寄って蕎麦を食い、奥久慈茶も色々並んでたので3種類ほど購入。

袋田の滝の手前、袋田温泉の有料駐車場に車を止め滝の方に向かうと、奥久慈シャモの串焼きや団子など売る売店が並び、裏山が茶園になっていて茶の看板あげた売店もある。


観瀑台とそこへ行くトンネルの料金を払いトンネル前まで行くと、手前迄は暑かったのに、ひんやりした風が吹き、いきなり涼しくなる。


トンネルは途中、滝の下の吊り橋と観瀑台へ行く道と別れているが、まずは観瀑台へ。
観瀑台は滝壺前の第1観瀑台と、エレベータで行く滝上部の第2観瀑台の2つで、第2観瀑台は更に3段になっている。

写真左から、トンネルから観瀑台に出る手前、第1観瀑台から、右2枚が第2観瀑台から。

ちなみに、この付近は茨城県北ジオパークなので地質マニアも楽しめる。

帰りは滝の下の吊り橋側に行ってみる。
吊り橋を渡った所にあった道案内に袋田の滝の上流にある生瀬滝迄20分とあったので、急階段だが、まぁ大丈夫だろうと行ってみた。が、休み休み急な階段を10分ほど登って袋田の滝を上から見下ろす所迄行って運動不足と暑さでバテて断念。無理に先進んでも帰る体力残らんし、水の残量僅かだったので、無理してこれ以上行ったら途中で脱水起こすのがオチだし。気温としてはそう高くはないんだろうが、空気がきれいな分、日差しが強くて暑いんだ。

写真左上から、吊り橋側から見た滝、下流側から見た吊り橋、吊り橋を渡った所から生瀬滝へ行く階段(ここに20分と書いてなけりゃ、行ってみようと思わんかった)、袋田の滝の上部まで上り、滝が見えた所。

売店が並ぶ辺りまで戻り、行きに見掛けた裏山が茶園の店に寄る。店に入るとお茶を入れてくれたが、濃いめに入れてたので渋かったが香りはいい。この辺りの名物らしい凍みコンニャクとお茶購入。このお茶、温めの湯で入れたらかなり美味そうだし。

帰りは行きとは別の道を通り、途中、竜神ダムの看板あったので寄る。堤体上部も悪くないんだが下から眺めたい。
あ、ダムの写真は撮ってなかった。
近くに人はいなかったのに急に騒がしくなったと思ったら、ダム湖の上にかかる歩行者専用の橋、竜神大吊橋でバンジージャンプやっていて、そこにいた人達の歓声?が轟いていた所為だった。


購入物。

写真左から山方うどん、JA奥久慈で買ったお茶、袋田の滝トンネルの前の売店で買ったお茶と凍みコンニャク。

美術館巡り

2014年06月19日 | お出かけ日記
親と上野で待ち合わせて美術館巡り。

芸大美術館の法隆寺-祈りとかたち展へ。
国宝や重要文化財の仏像も数多く並び、後ろから見る事が出来る物も多いので仏像好きにはたまらない。

別品の祈り-法隆寺金堂壁画-も開催してたので見る。
>1949年に焼損した法隆寺旧金堂壁画を全面原寸大で焼損前の姿に復元するとともに、最先端技術のスーパーハイビジョン(8K)プロジェクターを用いて、法隆寺金堂をテーマとした超高精細映像表現作品を展示します
と言う物で、なかなか面白い。


上野のラ ココリコで昼飯食って六本木に移動、サントリー美術館の徒然草 美術で楽しむ古典文学へ。

>鎌倉時代末期、兼好(けんこう)法師(生没年未詳)によって書かれた『徒然草』は、名文の誉れ高く、『枕草子』・『方丈記』とともに日本三大随筆に数えられます。「つれづれなるままに」の序段で始まる『徒然草』は、今や古典文学のなかでも最も親しまれた作品の一つといえるでしょう。
しかし『徒然草』は、成立後100年あまりもその鑑賞の歴史をたどることができません。『徒然草』の本格的な享受は慶長年間(1596~1615)に始まると考えられ、江戸時代になると、『徒然草』は研究、鑑賞、そして創作への応用など、さまざまな分野で多様な展開を示すようになりました。

だそうで。こんなに面白い物が、一時消えていたとは...再発見した人は見つけた時に興奮しただろうなぁ。
書写された物や江戸時代に出版された物、様々な場面を描いた絵画などが並び、様々な人物による解説本もあって面白い。

徒然草は学校の古典の授業で出会い、教師や試験問題作家の独自解釈を強要される試験問題受けさせられたり、授業で音読させられたのはかったるかったが、内容は飄々として面白くて現代語訳付きの本に手を出したんだよな。
過去にNHKでやっていた「まんがで読む古典」シリーズの、司会を清水ミチコ、兼好役を立川志の輔、キャラクターデザインを内田春菊という、ある意味ぶっ飛んだ物もすごく面白かったし。

ねこ・猫・ネコ展

2014年05月14日 | お出かけ日記
渋谷区立松濤美術館のねこ・猫・ネコ展が終了間際なのに気づいて行く。
猫をモチーフとした様々な時代・国や文化の彫塑・彫刻や絵画ばかりで、猫好きなら「あー、こういうポーズするよね」とか「うちの子も、これやるんだ」と思う様なものなどもあり面白い。
飼い猫の写真を持って行くと入場料を割り引く猫割りと言う、ねこ・猫・ネコ展ならではという割引もやっていて、会場の一角に猫の写真が沢山貼られてた。

美術館巡り

2014年04月24日 | お出かけ日記
親と上野駅で待ち合わせ美術館巡り。
開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」へ。
栄西はえいさいと読むと思ってたら
>本展では、なぜ「ようさい」と読んでいるのでしょうか。
江戸時代の建仁寺を代表する学僧で、栄西の著述を研究した建仁寺335世高峰東(こうほうとうしゅん)が著した『興禅護国論和解(こうぜんごこくろんわげ)』の写本(両足院蔵)には、「イヤウサイ」と読みがふられています。これによって建仁寺では「ようさい」と読んできました。
ただし、「えいさい」の読みが間違っているというわけではなく、両方の読みがあるようです。建仁寺の「ようさい」という長年の読み方も、建仁寺の文化の一つと考え、本展では「ようさい」と読んでいます。
だそうで。

重文の油滴天目や鸞天目など使われて来た道具も名品が数多く並び、仏像や絵画も素敵な物ばかり。海北友松の雲龍図、いいわー
あと、俵屋宗達の最高傑作、国宝「風神雷神図屏風」を、本館で尾形光琳の重文「風神雷神図屏風」を見られるというのもなかなか。

日本橋へ移動し、日本橋だし場 はなれで飯を食い、三井記念美術館の超絶技巧!明治工芸の粋-村田コレクション一挙公開-へ。
以前は明治期の工芸品は欧米へ輸出する為に媚びていて品が悪いなどと評価低かったが、見直されてきたようで、展示される機会が増えてうれしい。
精巧であっても大きな壷などはそんな好きじゃないんだが、自在置物や細工の細かい小さな工芸品は好きなんだ。

機会あったら、幕末、明治の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼を常設展示する日本で初めての美術館だという清水三年坂美術館も行きたいんだよなぁ。