磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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考えるキノコ-摩訶不思議ワールド-

2009年03月18日 | 読書日記など
『考えるキノコ-摩訶不思議ワールド-』
   佐久間大輔・監修/INAX出版2008年

欧文タイトル:THE MANY FACES OF THE MYSTERIOUS MUSHROOM

「菌糸の集合体であり、ほかの生きものとともに生きることによって生活しているキノコ。色も形も文様もさまざまな世界のキノコを紹介するほか、生態、ディテール、キノコ研究などテーマに沿って、キノコのイメージの系譜を辿る。」



■目 次■
はじめに 大舘一夫  1
世界のビジュアルキノコ狩り  4
生態を見つめる
 科学映画『きのこの世界』より  17
ディテールを知る
 近・現代博物誌に描かれたキノコ  25
キノコ研究の古今東西 吹春俊光  49
研究者人物伝 その一 樋口源一郎  52
       その二 青木実  54
キノコに向き合う 佐久間大輔  57
イメージの系譜学
 この奇なきのこ 飯沢耕太郎  61
 執筆者紹介  72

「キノコ」=花 下「」引用。

「実際に私たちが目にしているのは、キノコの一部にすぎない。普段「キノコ」と呼んでいるのは、子実体(しじつたい)という胞子を作るための生殖器官であり、植物でいうところの「花」にあたる。実はそこから下に張り巡らされている菌糸が、キノコの生命活動のほとんどを担っている。」

菌糸の森 下「」引用。

「人は、花のキノコが現れない限り、キノコの存在にすら気づくことはない。けれども地下には、菌糸の森が広がっいるのだ。そしてひとたび花が咲き始めるや、キノコは刻々とその姿を変化させていく。やがて胞子を飛ばし役目を終えると、跡形もなく消えていく。目に映る姿は変幻自在で多様でありながら目に見えない場所では何千万年もの昔より、キノコは変わることのない活動を続けてきた。-略-」

「妖精とフェアリー・リング」 下「」引用。

「欧米諸国では、この菌輪は妖精たちが夜に輪になって踊った跡にできるとされ、フェアリー・リングと呼ばれてきた。-略-」










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